元禄3年(1690年)に竹本義太夫のために書き下ろされた近松左衛門若き日の傑作、是非この機会にご覧ください。
平成20年3月2日(日) 14;00~
薩摩川内市東郷公民館 0996-42-0053
鹿児島県薩摩川内市東郷斧渕に伝わる文弥節人形浄瑠璃は、17世紀後半に大坂で活動した語り手、岡本文弥の系統と考えられています。文弥節は、18世紀半ばになると新進の竹本義太夫らにおされて大坂では姿を消し、現在は新潟県佐渡市、石川県白山市、宮崎県都城市山之口、そしてこの薩摩川内市東郷だけに伝えられています。
東郷では薩摩ならではの力強い人形の首の造型、女方人形の二人遣いという操法、哀調とリズム感を兼ね備えた浄瑠璃など、他には無い特色が見られます。 かつては、「人形踊り」と呼ばれることが多かったように、腰幕の裏側で、人形遣いがダイナミックな足拍子を踏み、躍動感あふれる舞台をうみだすところが東郷でしかあじわえない楽しみです。

