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世界一大きな(みかん)『文旦』を
浮かべて 美男・美女に変身
 
▼阿久根温泉 ぼんたん湯
(塩化物泉、阿久根市波留及び大丸町)

阿久根温泉は、市街地を二分する高松川左岸に並び、比較的浅い80余年の歴史をもつ港町情緒も豊かな温泉である。
約250年前に中国から伝来した文旦(ぼんたん)は生産量日本一を誇っており、収穫シーズンである冬には、温泉浴槽に「文旦」を浮かべた「ぼんたん湯」が風物詩となっている。
慢性皮膚病や慢性婦人病に適応した温泉と文旦により、ツルツルの美肌効果があると言われ訪れる人も多い。
●問合せ先
阿久根市水産商工観光課、Tel.(0996)73-1211
 
240年前から今日まで
滾々(こんこん)と湧き出る温泉
 
▼湯川内温泉 かじか荘
(単純硫黄泉、出水市武本2060)

湯川内温泉は北薩地方の最高峰の紫尾山(標高1,067m)の西側中腹にあり、約240年前に発見され、その後120年間は島津家御用達の温泉として利用され、明治以降は一般市民も利用できるようになった。
源泉は岩盤をくりぬいた浴槽の下の岩のすき間から自噴し、滾々と浴槽から溢れ紺碧の色を湛えている。
ゆるめでゆっくりと楽しめ、「かじか」の声に心和むひとときを過ごせるのんびりとした山深い秘湯。建物も100年以上の歴史があり、まわりの静けさに溶け込んでいる。
●問合せ先
「かじか荘」、Tel.(0996)62-1535
 
渋柿を甘い柿に変える
不思議な力を持つ「神秘の湯」
 
▼紫尾温泉
(単純硫黄泉、薩摩郡さつま町紫尾)

北薩地方最高峰の紫尾山(1067m)の東側麓にある400年の歴史をもつ温泉。紫尾神社の拝殿下から湧き出るお湯で「神の湯」とも呼ばれている。すぐそばを流れる「夜星川」では、毎年5月にはホタルの乱舞も見ることができる。
紫尾温泉の秋の風物詩「あおし柿」は、毎年10月頃から始まり、しぶ柿を専用温泉浴槽に一晩浸しておくと、翌朝には渋みがとれて独特の甘さと色つやを持った柿に変身する。お土産用の「あおし柿」も販売されている。
●問合せ先
さつま町商工観光課、Tel.(0996)53-1111
 
鹿児島市内の銭湯は天然温泉
 
▼県都の真ん中で気軽に温泉が楽しめる 
まさに”温泉天国!”
(単純温泉・塩化物泉・炭酸水素塩泉など、鹿児島市内一円)

錦江湾に悠然と構える桜島。この桜島の眼前にある県都・鹿児島市は、至る所に天然温泉が湧き出ており、泉源数は全国の県庁所在地で最多。
旅館・ホテルはもとより、一般公衆浴場(銭湯)の54件中51件が天然温泉を使用している。泉質は良く、肌がツルツルになる温泉、飲んで健康づくりができる温泉、と多彩。
●問合せ先
鹿児島中央駅総合観光案内所、Tel.(099)253-2500
 
湖畔にたたずむ、
文人墨客に愛された温泉
 
▼吹上温泉 みどり荘
(単純硫黄泉、日置郡吹上町吹上温泉)

吹上温泉は、天正2年(1574年)には、薩摩藩第16代藩主島津義久が入浴されたと伝えられ、西郷隆盛も1か月余り滞在した歴史ある温泉。
吹上温泉のやや山あいの閑静な森にたたずむ「みどり荘」は、昭和7年から続く温泉宿で、古くから文人墨客に愛され、歌人斎藤茂吉らも宿泊したことで知られる。木々の緑に囲まれた「みどり池」の湖畔にある露天風呂では、桜、新緑、紅葉、雪と四季折々の自然に触れながらゆっくりとした時を過ごすことができる。
●問合せ先
「みどり荘」、Tel.(099)296-2020
 
調理にも利用され、
生活に溶け込んでいる温泉
 
▼鰻温泉
(単純硫黄泉、揖宿郡山川町成川)

噴火によってできた周囲約4kmの火口湖鰻池のほとりにあり、約250年の歴史を持つ鰻温泉は、湯量が豊富で湯煙が至るところから立ち上がり、情緒にあふれている。
地面をわずか1〜2m掘ると噴き出る高温の蒸気を利用して、集落内の各家庭には「スメ」と呼ばれる天然のかまどが設置されている。芋や野菜を蒸かしたり炊飯などに重宝されており、温泉卵はおよそ5分で出来上がる。
その昔、西郷隆盛も狩猟や湯治で逗留した温泉で、映画「寅さん」のロケ地としても知られている。
●問合せ先
山川町商工観光課、Tel.(0993)34-1111
 
殿様が入った歴史ある温泉
 
▼二月田温泉 殿様湯
(塩化物泉、指宿市西方1408)

薩摩藩主代々の別荘が置かれた場所にあり、文政11年(1828年)、第27代薩摩藩主島津斉興が湯殿を設けたのがはじまりという歴史のある温泉。
現在公衆浴場として使用されている石造りの湯船には島津家の家紋が刻まれている。屋外に設けてある石樋の飲用温泉は胃腸や貧血等に効能があるといわれる。身体を温めた後は、指宿市文化財に指定されている「殿様湯跡」や温泉の神様「湯権現」を見学できる。
●問合せ先
「殿様湯」、Tel.(0993)22-2827
 

山川天然砂むし温泉

指宿天然砂むし温泉

日本で有数の本格的な
天然砂むし温泉
 
▼指宿・山川天然砂むし温泉
(塩化物泉、指宿市湯の浜・揖宿郡山川町福元伏目)

天然温泉が湧出する海岸の砂を掘って横たわり、上から砂をかけ、わき出す温泉熱を全身に浴びる砂むし温泉はいわば天然のサウナで普通の温泉の3〜4倍の効能が得られるとも言われる。
5〜15分もすると砂の温度と圧力により体内から汗が噴き出し、砂から上がりさっと入浴した後は身体が軽くなったような爽やかさを覚える。何と言っても自然の海岸で波の音を聴きながら、砂からあがった後の爽快感を独り占めできるところが醍醐味。指宿にはペット用の砂むし温泉を備えた動物病院もある。
●問合せ先
指宿市観光協会、Tel.(0993)22-3252
山川町天然砂むし保養施設、Tel.(0993)35-2669
 
九州の温泉で
一番大きな温泉地獄をもつ温泉
 
▼栗野岳温泉 南洲館
(単純硫黄泉ほか、姶良郡湧水町木場)

霧島連山の北西、栗野岳の中腹には、樹々の緑の中からもうもうと白煙を上げている九州最大の温泉地獄がある。栗野岳温泉は、この「八幡温泉大地獄」を有する、約280年の歴史をもつ温泉である。
この温泉の一軒宿である南洲館には、それぞれに泉質が異なり、適応症も多岐にわたる3箇所の源泉がある。明治9年(1876年)に明治維新の立役者、西郷隆盛が約1か月ほど温泉と狩猟を楽しんだと言われている。
●問合せ先
南洲館、Tel.(0995)74-3511
 
天下の名泉「関平鉱泉」は
飲んで良し、浸かって良しの、
温泉水の先駆け
 
▼関平温泉
(単純温泉、姶良郡牧園町三体堂関平)

関平温泉は、霧島温泉郷の南西に位置し、170年来地域近郊の人々に愛され親しまれている。医学の発達していない時代には、胃潰瘍や農作業による切り傷は、関平温泉を飲み傷を浸せば、ほとんどが完治したと言い伝えられている名泉である。
温泉場の下で地元牧園町が販売している飲用温泉「関平鉱泉」には、ガン細胞の増殖を防ぐ「NK(ナチュラルキラー)細胞」の働きを高める効能があるという鹿児島大学と同町の共同研究成果が報道され、全国各地から大きな反響を呼んでいる。
●問合せ先
関平温泉、Tel.(0995)78-4012
関平鉱泉所、Tel.(0995)78-2355
 
1,500人が同時に入浴OK!
一日の湯量8万石の大スケール
 
▼硫黄谷温泉 霧島ホテル
(硫黄泉ほか、姶良郡牧園町高千穂硫黄谷)

70年前(昭和9年)に日本で最初の国立公園に指定された霧島連山の麓に広がる霧島温泉郷には、大小約20軒の温泉宿があり、それぞれに特色のある泉質を有している。
中でも「硫黄谷温泉・霧島ホテル」は敷地内に20数か所の湯源地を持ち、硫黄泉や明礬泉をはじめ、塩類泉、鉄泉、炭酸泉、アルカリ泉、ラジウム泉と7種類の泉質に恵まれている温泉で、一度に1,500人が入浴できる広大な庭園大浴場を備える。一日の湧出量が8万石(約14,400t)を誇る。
●問合せ先
霧島ホテル、Tel.(0995)78-2121
 
若い女性に人気の
「泥パック美容」温泉で一段と美しく
 
▼さくらさくら温泉
(単純硫黄泉、姶良郡霧島町田口霧島神宮温泉)

天孫降臨の神話の里「霧島神宮」近くの山あいにある「さくらさくら温泉」は、週末や休日はもちろん、ウィークデーでも若い女性が押し寄せる人気抜群の温泉。
人気の的は、なにより「泥湯」。泥パックをして肌つやが一段と美しくなると言う温泉で、露天風呂、内湯の何れでも楽しめる。鹿児島県内はもとより、県外遠方からも、わざわざ入浴に訪れる女性も多い。
●問合せ先
さくらさくら温泉、Tel.(0995)57-1227
 
龍神が棲む、海辺の露天風呂は
満足度100%
 
▼古里温泉 龍神露天風呂
(塩化物泉、鹿児島市古里町ふるさと温泉)

桜島・古里温泉には4軒の旅館・ホテルが並び、西端にある「ふるさと観光ホテル」の目玉が海辺の「龍神露天風呂」。錦江湾の海面が露天風呂の緑まで迫り、龍神が棲むという神木「あこうの木」の根っこの奥から温泉がこんこんと湧く。
男女混浴で専用の浴衣を着用して入浴する。天候が良ければ錦江湾の彼方に、開聞岳(別名さつま富士)や鹿児島市街も望める。満足度100%の露天風呂。
●問合せ先
ふるさと観光ホテル、Tel.(099)221-3111
 
絶景のなかに歴史とロマンあふれる南海の秘湯
 
▼東温泉
(硫黄泉、鹿児島郡三島村硫黄島)

鹿児島港から南へおよそ100kmの洋上に浮かぶ硫黄島では、噴煙を上げる硫黄岳(標高704m)山麓の至る所から温泉が湧き出し、周辺の海の色を変化させている。
島の南側の海沿いにある東温泉は、背後に硫黄岳、正面には白波が打ち寄せ、晴れた日には遠く屋久島まで見渡せるなど、ダイナミックな大自然を満喫できる露天風呂。
歌舞伎で知られる俊寛僧都や安徳天皇が流れ着いたとの言い伝えをはじめ、平家の落人伝説にまつわる史跡名勝も残るなど歴史とロマンあふれる南の島の秘湯。
●問合せ先
三島村総務課、Tel.(099)222-3141
 
波が押し寄せるダイナミックな温泉
 
▼平内海中温泉
(単純硫黄泉、熊毛郡屋久町平内)

日本で初めて世界遺産に登録された屋久島の南部、目の前に太平洋を望む海岸に湧く平内海中温泉は、その名のとおり満潮時には海中に沈んでしまい、干潮の前後2時間しか入れないという、ユニークさで人気のある露天風呂。
大海原の打ち寄せる波の音を聴き、夜は満天の星空を眺めながら、開放的な気分で屋久島の大自然との一体感を肌で感じさせてくれる。野趣あふれる混浴の天然露天風呂として、人気が高く、地元の人や観光客で賑わっている。
●問合せ先
屋久町観光商工課、Tel.(0997)46-3221
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