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世界に誇れる奄美の魅力

奄美群島とは、鹿児島の南方380~580キロメートルの海上に点在する島々(奄美大島、加計呂麻島、請島、与路島、喜界島、徳之島、沖永良部島、与論島)のことで、奄美群島諸島ともよばれている。世界的にも稀な亜熱帯性降雨林をはじめ、温帯林の特徴を残す山地林から河口域のマングローブ林、熱帯性植物からなる海岸植生、砂浜からサンゴ礁までバラエティーに富んだ景観美を示している。 奄美大島では集落のことを「シマ」とよぶ。それぞれのシマには先祖から伝えられる唄、踊り、シマヌジュウリ(料理)があり、それらは今でも生活に欠かせないものになっている。また、長寿に良いとされる島の伝統野菜や、花粉症がない島としても注目されている。 歴史に翻弄されながらも、常に自然をリスペクトし、風土に沿った暮らしを営み、縦ではなく横の絆を大切にしてきた。「子は宝」というその言葉の通り、ここには、まるで故郷に帰ってきたかのような、癒しのホスピタリティがある。

世界自然遺産 奄美トレイル

奄美の島々を歩く / Amami World Heritage Trail
亜熱帯の森や白い砂浜、サンゴの石垣のある集落など、奄美ならではの自然や文化にふれ合うことのできるコースを地域の方々と一緒に選びました。
世界自然遺産奄美トレイルは、島の人たちや訪れる人たちにとって、次のような道となることを目指しています。
 ・自然や人とのつながりを感じる心を育む道
 ・地域住民が地域の誇りを再認識し、地域を元気にするきっかけとなる道
 ・奄美群島の島々のつながりを深める道

※トレイルのルール、全体マップ・エリア紹介、MAP入手方法など、公式サイトをご覧ください


[お問合せ先]環境林務部自然保護課奄美世界自然遺産登録推進室
 TEL:099-286-2759

伝統・文化

1300余年の歴史を持つ高級絹織物「本場奄美大島紬」
奄美での養蚕の歴史は古く、奈良時代からすでに手紡ぎの糸で褐色の紬が作られていた。世界に類を見ない精巧な織りと染めはまさにアート。幾重もの工程を経て出来上がる逸品には、自然と人々の想いが息づいている。天智天皇の頃から梅染め、桃染め技法をもとにしたテーチ木(車輪梅)染めが行われるようになり、年代とともに技法は研ぎ澄まされ、江戸時代、薩摩藩への上納品としてさらに精緻をきわめた。

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