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南九州への修学旅行最近事情-「3県対策会議」から

11回の南九州修学旅行誘致受入対策会議が64日、宮崎市であり、鹿児島と宮崎、熊本各県の担当者ら計約30人が出席した。各県から平成19年度の事業計画の報告を受け、3県で共同実施する首都圏と関西へのセールスをこれまでより前倒しし、それぞれ7月中旬と9月中旬に行うことを決めた。今後、具体の日程を調整する。

同会議の大きな目的のひとつは、主要旅行エージェント4社の担当者を招き、最近の南九州への各社の取り扱い状況などを聞くこと。鹿児島向けでは屋久島への関心の高まりなどでやや増えてはいるものの、全体としては引続き厳しい状況であることが指摘された。

 

各エージェントの報告の骨子は以下の通り(発言順)。

 

□トップツアー中学校については、大阪、兵庫が九州に戻っているが、高校が沖縄、北海道に逃げている。誘致先としての九州の順位が、以前の3位から、今は8位に落ちている。平成20年度は、九州への入札数が落ちている。民泊より、農業体験というスタイルでいきたい。まず九州を知ることが大事で、南九州3県への社員の研修旅行を計画している。

 

日本旅行18年度は、九州全体への入り込みのうち、南九州は29.1%だった。天草にスポットをあてていきたい。民泊+体験。ただ、民泊だけでなく、民泊1泊、ホテル1泊と考えている。中学校については明るい材料もあるが、高校は見積もりそのものが減っているが、沖縄も飽和状態で、21年度、22年度に向けて頑張りたい。

 

□KNT!18年度は、南九州は九州シェアのうちの約27%。19年度は(前年度より少ない)69校程度と厳しい状況。18年度に南九州を訪れた学校数のうち、熊本が60%、鹿児島が36%(屋久島が10校)、宮崎が4%。発地は、関西、首都圏、中部地方の順で、首都圏からが減っており、公立高校の減が大きい。周遊型が多く、連泊は少ない。長崎+民泊(熊本)が増えている。鹿児島は離島への声+民泊の要望も多い。

 

JTB18年度の九州全体の取扱人員のうち、熊本のシェアは約15%、鹿児島が7.7%、宮崎が0.8%。鹿児島については前年比131%と伸びた。要因としては、屋久島などの離島が増えているほか、南九州としては民泊を絡めたものが増えている。熊本は関西からが伸びている。ラフティングなどの体験型がまとまっている。20年度の入札状況は前年比82%で、危機感がある。首都圏からは高校が減、関西は中学が増の傾向にある。埼玉の高校が九州にアプローチしている。沖縄に次ぐ2番手争い(関西、北海道、九州)の誘致合戦が盛ん。行き先を、学校の先生が主体でなく、生徒のアンケートで決める形が特に公立で増えている。(国内誘致部/知覧、平石)

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