「古里庵 昔ばなしの宿」 ②愉快な仲間&財部を楽しむ編
次の日は、ご主人さんの双子の弟さんの案内で、財部町全体を楽しむための案内をしていただく。この日は三人の愉快な方々にお会いできた。お一人目は、古里庵から歩いて5
分のところにお住まいの面打・版画家の松薗守男さん。松薗さんは版画家として板院展に入選される程の方だが、霧島神宮、照国神社、鹿児島神宮の神殿の額や霧島神宮の九面の複製なども手がけてらっしゃる。アトリエを訪ね作品を見せていただくと、木口(こぐち)版画などその細やかな作風や大作の作品についていきいきと語る様子に思わずこちらも気分が明るくなる。おもしろいのは、松薗さんが趣味でされている自家焙煎珈琲。美味しいものがなければ自分でやってしまえ、と本格的に始められ販売価格は100g400円とかなりお買い得。その上、香り高くて味わい深くとても美味しい。その美味しさから古里庵でも食後に出されている。早速、私も200gいただきその日の夜に挽きたてを楽しんだ。
次にお会いしたのは、南地区に住むジョン&ヨーコ夫妻(どこかで聞いたような?フレーズ)。
陶芸家のジョンさんがヨーコ夫人、お子さん達と財部町に移住したのは17年前。家主の94歳のおばあちゃんにわが子のように慕われる様子などその生活の様子が新聞でも紹介されたのでご存知の方も多いと思う。そのジョン&ヨーコ夫妻がこの8月に「jaypots gallery&café」をオープンさせる。(問合せ先:0986-75-1071)
店内の内装からテーブルまですべて手作りの素敵なcaféもまた、緑に囲まれ癒しの空間である。落ち着けば陶芸教室も開く予定だ。ここのご夫婦も、愉快で話が豊かでいつまでもいつまでも話し続けてしまった。新しい財部のスポットが増えることも楽しみであるが、こうした方々がより財部の町を魅力的にしてくれるつくづく思った。今回お会いした古里庵のご夫婦に始まりそのご家族、上に紹介した方々、皆さん特別なことでなく自分で出来ることを実行されており、それぞれの思う財部の原風景を楽しんでもらおうという素朴な気持ちが地域の輪になり、さらに楽しい町あるきができるようになってもらいたい。
財部にある観光スポットは水と緑に恵まれたところばかり。
白鹿岳峠からは桜島、霧島、都城、志布志など360°のパノラマが広がり、気軽な散策が楽しめる遊歩道が整備されている。北地区にある「大川原峡」「桐原の滝」はキャンプ場が整備されているので多くの親子連れで賑わっており、まるでプールのように川辺の水遊びを楽しんでいるのが印象的だった。
「悠久の森」ではガイドの案内を聞きながら散策を楽しむ一行と出会い、古里庵ご主人お薦め“地元の方もあまり知らない”「三連トロ
ロ」も迫力の水量でマイナスイオンたっぷり浴びた。改めて鹿児島の緑と水、その自然はなんて美しいのだろうとつくづく思った。
古里庵の周辺で見ると、財部の町が一望できる城山公園へは約10分で程よい散歩コース。また線路を越えた向こう側には田畑の広がる田園風景があり、畦道を歩く楽しみもある。裏を流れる川では蛍の乱舞もみられる。財部駅は今年建替え予定で、この8月に着工し来年3月出来上がる予定だと伺っているが、この原風景に似合う駅舎が出来あがることを願う。(総務部 鹿籠六貴子)
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問合先:曽於市財部町北俣10874 TEL0986-72-3136
【アクセス】 財部駅周辺に案内看板がでている。
①鹿児島方面から
・JR日豊本線財部駅下車 線路沿いに徒歩3分
・南九州自動車道末吉・財部IC下車 国道10号線を財部方面へ
②福岡・熊本方面から
・九州自動車道溝辺IC下車 国分方面へでて県道2号線を財部方面へ
③宮崎方面から
・九州自動車道都城IC下車 国道10号線を財部方面へ
