6月8日~9日、ポスト「篤姫」、新幹線全線開業を見据えた南九州の新たな新コースとして「鹿児島・人吉」を造成しようとする検討研修会(人吉市)に参加した。
鹿児島中央駅から「はやとの風」に乗車。日曜日ということでほと
んど満杯の乗車率である。嘉例川駅はさすが人気の駅である。すでに駅には観光 バスが1台停車し、はやとの風と駅舎見学に訪れている。名物の福元駅長さんもお客さんとの写真撮影をてきぱきとこなし、サービス満点。
今回嬉しい驚きだったのが、「霧島温泉駅」・・可愛い2歳の駅長さん 山下淋太郎君が(お父さんにだっこされ
ながらも)
乗客を出迎えてくれる。そして手打ちのそば200円や煮しめ300円が売ら
れている。
国立公園霧島国立公園霧島観光協会 中堀事務局長はこの駅で草払いの作業中。この一杯のかけそばが人気なんだとか。 無料の冷たいお茶もふるまわれた。4分の停車にかかわらず乗客は地元の人との交流にとても楽しそうであった。そばも煮しめも完売。
はやとの風を吉松駅で下車し、40分後発の「しんぺい号」を待つ。雨天もあり、乗客は駅舎内の休憩所で思い思い時間を過ごしている。「歓迎」?や町の売込みがあっても面白いのでは?他の
駅に比べて吉松駅は少し寂しい気がした。
「真幸(まさき)駅で乗客は急いで「幸せの鐘」目指し雨の中を走る・・・ここでは列車の外まで苺や手作りお菓子を販売しにくる。乗客は地元の売り子さんとの会話を楽しみながら1個100円程度のおやつを買っていく。 しんぺい号も満員状態で出発。 スイッチバッグやループ橋など見せ場も盛り沢山であっという間に人吉到着。
さっそく人吉まちあるきボランティアガイドさんの案内で、人吉城歴史館→武家蔵
(西郷さんが西南戦争時滞在したところ) 永国寺(西南戦争で亡くなった多くの御霊が祭られている)→鍛冶屋まちどおり (みそ・しょうゆ蔵)→ 青井阿蘇神社(国宝指定) 4時間散策した。 人吉まちあるきガイドさんは約80名ほど。今のところはコースは1コースだけであるが、時間によって3コース設定している。
しょうゆ・おみその醸造所で無料のお茶と試食ができた。一服休憩するのに欲しい場所もちゃんとある。コンパクトな城下町散策を楽しめる。青井阿蘇神社は正式に国宝に指定された。藁ぶき様式の神社は見事である。 「人吉のまちあるき」は、まちあるき受け入れ先の方々も率先して勉強しガイド役となっているとのこと。市民ひとりひとりがガイド!!という認識の高さに感心させられた。
人吉側から9名の出席があり、下記のような意見交換がなされた。 ○肥薩線開業100年を記念して、熊本ー人吉間にSLを復活させる。
人吉の人にとって空港は鹿児島空港であり、韓国からのお客様も鹿児島空港発着を利用し人吉でゴルフ・温泉を楽しんでいる。 ○鹿児島~人吉と連携し首都圏から誘客できないか、今後相互交流しながら検討していきたい。 ○今後のキーワードは 「まち歩き」「文化・歴史」「食(馬刺VS黒豚など)」「焼酎」「温泉」などがあげられるが、魅力の違いを洗い出していきたい。 ○両市内に「焼酎横丁」をつくれないか?
今後検討を重ねユニークな取り組みを模索していきたい。
鹿児島県観光連盟
国内誘致部 渡辺さつき
