獅子島

県最北端の紺碧の海にいやされる
鹿児島県最北端の海がこれほどまでに青かったとは…。長島本島への入り口、日本三大潮流の黒之瀬戸に架かる大橋(全長502メートル)を渡るとき、限りなく広がる大海を目にして感動を覚えずにはいられない。長島町には伊唐島や諸浦島など大小23の島々が点在する。高台からだけでなく、メインストリートを走りながら、空と海の青、島々の緑の美しいコントラストを眺められるのも、ドライブの楽しみのひとつだ。
本島から乳之瀬橋を渡り、諸浦島の港からフェリーで約20分、八代海に浮かぶ一番北の離島が獅子島。小さな入り江が多く、ブリやタイなどの養殖業が盛んで、特にブリは脂がのり身もしまっていておいしい。農業は甘夏みかんやユニークな形で人気のデコポン栽培が行なわれている。毎年2月上旬には、島内外から多くの人が参加する「獅子島ウォーク」を開催。あるがままの豊かな自然に触れながら、ゆっくりと心のあかを落としたい。

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■問い合わせ先
長島町水産商工課 商工観光係 TEL:0996-86-1137
  • 七郎山より望む
七郎山より望む雲仙天草国立公園の絶景に息をのむ
獅子島中央にそびえ立つ標高393メートルの山。山頂からは360度の大パノラマが楽しめ、沖合を漁船がゆっくり渡る風景はのどかで情緒たっぷり。登山感覚で人気のウォークラリーも毎年実施されている。
獅子島最大のイベント「獅子島一周ウォーク」
雲仙天草国立公園内の絶景をはじめ、自然とのふれあいを堪能しながら獅子島を満喫できる「獅子島ウォーク」。毎年2月の開催日には、島の人口と同じくらいの参加者が訪れる盛況ぶりだ。小学生以上、13km(所要時間3時間)で誰でも参加できる。ブリ、タイ、ひおうぎ貝、じやがいも、デコポン、アオサなど、おいしい地元の特産品が当たるお楽しみ抽選会もうれしい。
  • 赤巻き
伝統の和菓子は小豆のあんこがたっぷり。
豊かな大地と海の恵みを堪能できる長島の特産はいろいろ。この地で古くから親しまれてきたお菓子が「赤巻き」。丹念に練り上げた小豆のあんこをカステラで包み、赤色の餅で巻いたもの。ほんのり甘い、昔ながらの素朴な昧わいがこの町の自然とどこか似ている。白色の餅で巻いたものもあって、紅白でお祝い事などに需要がある。

島に親しむ「島ある記」

島に親しむ「島ある記」

恐竜の歯の化石発見!冒険心をかきたてる夢の島

約2億年前に海底から隆起してできたといわれる獅子島は、化石の島または恐竜の島ともいわれている。地層や海岸の石から化石の王様アンモナイトや珍しい貝の化石が数々発見されているからだ。鹿児島県内で最も古い大型草食恐竜の歯の化石が見つかったのも獅子島東部の海岸。化石は町指定の天然記念物で無断採取は禁止されているが、この地に息づいた何億年も前の出来事に想いを馳せるだけでワクワクしてくる。