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蔵元探訪
蔵元探訪
匠の技に酔う
焼酎の作り手たち
観光焼酎蔵
見学できる焼酎蔵

薩摩の伝統を受け継ぐ熱き蔵人、入魂の焼酎造りの現場へ、いざ。

旨い焼酎が生まれる瞬間にときめき、蔵子や杜氏のこだわりに舌を巻く。焼酎造りの現場でしか味わえない感動と驚きが待つ、焼酎蔵へ行こう。

仕込みや蒸留の方法、杜氏の仕事ぶりを見る

現在、鹿児島で焼酎を造っているのは芋92、黒糖27の計119の酒造場。その中には、一般の見学を受け付けている蔵もあり、、どこも焼酎について知ってもらおうと、さまざまな工夫を凝らしている。例えば、仕込みについては現在、麹と芋を別に入れる二段仕込みが主流だ。これに対して明治以前のドンブリ仕込み、つまり芋と麹を一緒に入れる一段仕込みを再現し、違いや発展の歴史を解説した蔵がある。蒸留器についても、効率的な最新型ではなく、江戸時代のカブト釜式蒸留器で1日に一升瓶で4〜5本しか造れない焼酎を再現した蔵がある。いずれも、先人の知恵に学ぼうとする蔵人の熱意と、日々の努力によって実現したものだ。

葉の恋日記
錦灘酒造の「葉の恋日記」は、女性杜氏のこだわりと感性が形になった新しいタイプの焼酎。

オリジナル焼酎
金山蔵ではラベルに手書きしてオリジナル焼酎が造れる。地下の坑道内で貯蔵熟成され、いつ飲むかで味わいもオリジナルに。

歴史から酵母まで

焼酎工場を見学していると、地域と蔵元の深いつながりに気付く。それは、交易の要所だった地の利を活かして焼酎が生まれていく歴史や、地元の人々が作るサツマイモを自ら選別して原料造りから携わった結びつきという形で表れる。

特異な例では、耕作に向かない集落の人々が"焼酎の技術者集団"として九州や四国にまで赴いたという黒瀬杜氏、白麹菌の発見で焼酎に革命をもたらす河内源一郎氏など、そこでしか生まれ得なかった人々の物語に、その地元で触れられるのだ。そういう地域とのつながりから生まれた焼酎のロマンやドラマも、ぜひ学んでほしい。

蔵元おすすめの焼酎試飲でおいしい飲み方を知る

焼酎工場見学で一番の楽しみは、今見てきた工場で造られる焼酎の試飲、という人も多いだろう。もちろん、ここでは存分に蔵元おすすめの焼酎に酔いしれていただきたい。が、忘れてはいけないのが、試飲した焼酎の美味しい飲み方や食べ物との相性を聞いておくこと。お湯割りがいいか、水割りがいいか、はたまたロックか。好みは別として、杜氏や蔵子がどう飲んでほしいと思って造っているのか聞く機会はここしかないのだから。

杜氏の里
時期によっては、杜氏と一緒に焼酎作りが体験できる杜氏の里。年2回実施、要予約。

焼酎づくり伝承展示館 杜氏の里 笠沙
黒瀬杜氏の歴史と伝統技術を伝える「焼酎づくり伝承展示館 杜氏の里 笠沙」。大正から現在までの焼酎造りが学べる。

杜氏や蔵子のこだわりを肴に焼酎をおいしく飲む

焼酎工場見学で一番の楽しみは、今見てきた工場で造られる焼酎の試飲、という人も多いだろう。もちろん、ここでは存分に蔵元おすすめの焼酎に酔いしれていただきたい。が、忘れてはいけないのが、試飲した焼酎の美味しい飲み方や食べ物との相性を聞いておくこと。お湯割りがいいか、水割りがいいか、はたまたロックか。好みは別として、杜氏や蔵子がどう飲んでほしいと思って造っているのか聞く機会はここしかないのだから。