トップページプロデューサーズコラム観光 ≫ 南のふるさとづくり推進協議会 大隅ブロック研修会

プロデューサーズコラム

« 香港のメディア系旅行社について | メイン | 日本の原風景『薩摩・坊津』の岬まつりに参加して »

南のふるさとづくり推進協議会 大隅ブロック研修会

昨日から鹿屋で開催の『南のふるさとづくり推進協議会 大隅ブロック研修会』に参加して参りました。初めての参加で期待も大きかったんですが会議そのものは何となく物足りない感じなんです。とても12年も継続している協議会とは思えないと言うのが率直な印象でした。この理由は何でしょうか?


まず地域代表に自分たちの住んでる街や村の近未来のビジョンについて共有化がなされていないこと、だから自信を持って発言できないし地元に戻って実行できない。人が中心であるにもかかわらず行政側の人間が入れ替わり立ち代り変わること、従って一貫性、継続性が得られにくいこと。世の中の人の動きとその動機付けがどう変化しているのか十分理解しないまま話が進むことから足が地についていない議論になりがち。また地域間競争(鹿児島県の中でも)の中にいるという意識が足りない、皆で論ずれば誰かが我が町も引っ張ってくれると言う安易さも感じます。


会長からも改めて厳しい現状認識に加えリーダー、アドバイザー、ブロックマスターなどの果たすべき役割についての説明もありました。正直その熱意に頭が下がります。

この協議会は観光客誘致が主たる目的ではありませんが私の専門とする観光という切り口からすれば私は鹿児島、霧島、指宿などは主要な観光地、それ以外の地方を交流地と位置づけます。観光地と交流地では対象とするマーケットも、規模も、仕掛けも異なります。この頭の整理が先ず必要です。次に交流地であればツーリズムの発想で物事を解決しなくてはいけません。小さな町が大きな都市と同じ事を描いても無理です。これまでの街づくりでもたくさんの失敗例を見てきました。このような整理は観光以外の切り口でも共通する部分が多いのではないでしょうか。
 
そしてこのツーリズムを理解することがこれからの各地域のブロックマスターの皆さんには求められるんだと思います。そのためには先ずもって熊本小国の九州ツーリズム大学に参加することです。10年前日本で最初に設けられ九州農政局、九州運輸局の強力なバックアップで運営されています。9月からの講座では街づくり学科とツーリズム学科が併設されました。月に1回3日間(9月~3月迄、計7ヶ月)だけの集中講座だからこそ面白い。8月24日が出願締め切りです。鹿児島からもたくさんの方が参加されることを希望しています。大分、熊本の地域おこしの仕掛け人はここを卒業された方々が多いことは良く知られています。興味のある方は直接ツーリズム大学(℡0967-46-5560)か私の方で大学案内、入学願書を数部持っていますのでご連絡下さい。

« 香港のメディア系旅行社について | メイン | 日本の原風景『薩摩・坊津』の岬まつりに参加して »