この前JRに乗り社内誌プリーズに目を通せば何とも綺麗な寿司が目に入った。その名は”きびなご寿司”。女房が以前空港で買って食べたら美味しかったと言っていたものと同じかどうかは分からないがアミュプラザ地下にも販売店があるとのことでさっそく足を運んだところすでに売り切れ!売り切れと言われれば是非とも食してみたい衝動に駆られ、加治木にある本店に足を運んだ。
外は雨模様で寒い中、同じ屋号で仕出屋もあり迷うこと10分、ついに店を発見。屋号は”とらや寿司”と言う。大きな店で予想とは全く違ったが午後1時過ぎということもあって誰もいない。寿司は2階と書いてあるので階段を登って2階に行くと生け簀が置いてあり、寿司カウンターはその奥だ。誰もいない店に足を踏み入れるのは結構勇気が要る。掃除のお姉さんがいたので寿司食べられますか?と聞くと大丈夫と答え、カウンターを勧める。ちょっとおっかない感じだ。しかし値札を見て安心した。全て良心価格。しかし今日は”きびなご寿司”が目当て。よそ見はしない。出てきた板前さんにさっそくお願いした。待つこと5分。アミュプラザで見た写真よりもっと綺麗だ。聞けば種子島と甑島で採れるきびなごを使っているそうだが一種の押し寿司で目にも綺麗で新鮮なきびなごの上下に薄めのコンブが敷いてあり、更にこの上に山椒の葉が乗っている。しかも並べ方がまたいい。皿の上に放射状に展開している。観光客はだいたい手を付ける前に写真撮影するそうだ。この”きびなご寿司”はこの店のオリジナル商品で数十年の歴史があるとのこと。一口目は黙って食い、二口目に思わず”旨い!”と言ってしまった。この寿司何とお値段は¥900。しかも不思議なことだがミニウドンまで付いて来る。何でウドン?と思うんだがこのウドンがなかなかの美味。次回はウドンだけでも食べたくなる品物。何十年も作ってるから県内の人はだいたい知ってると板前は言うが誰も私に教えてくれなかった事からすればまだまだ知られていないんじゃないだろうか。食した感想からすればこれは鹿児島の逸品であることは間違いない。真空パックもいいだろうがやはりカウンター越しにその場で作ってくれるものに勝るものは無い。
新たな発見で加治木の魅力がまた増した土曜日でした。
新たな発見で加治木の魅力がまた増した土曜日でした。


「かごしま旅情報」にて、好評連載中のプロデューサズコラム「