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プロデューサーズコラム

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2007年04月25日

GWどこへ行く?

今日テレビ局の方が来られ、街中で50人に聞くと47人がGWにどこに行くかまだ決めていなかったとの話を聞きました。そこで今からでも行ける県内のスポットを私から提案させて頂きました。

①すでに4月21日から始まっている志布志のお釈迦祭りです。今年は観光ボランティアの皆さんの協力で麓地区のウオーキングも29日午後1時、2時、3時に出発します。また特産品市場での抽選会(¥2,000購入で抽選券1枚)は総額180万円の豪華景品も並びます。あの夏目雅子主演の『瀬戸内少年野球団』も上映されますよ。4月28日、29日夕方6時からの竹灯篭も見ものです。

②第20回吹上浜砂の祭典(5/1-5)も今年二十歳を迎えます。人気の音と光のショーに加え5月3日からのフリーマーケットで掘り出し物が見つかるかも。5日にはARTSのライブも予定されていますよ。

③4月29日はJR九州の篤姫ウオーキングが今和泉駅スタートで開催。素敵な記念になるものが用意されてるって話です。10km、3kmの2コースで200人限定!地元のボランティアガイドの皆様も頑張ります。

④知林ヶ島はご存知ですよね。実はGW期間中毎日砂州が出現するんです。29日は11:10から1時間15分ですが以降9日まで2時間から3時間出現します。渡って戻ったら今度は魚見岳から砂州が消えるのも見てみましょう。いい時間に砂州出現!これは見逃せないスポットかも。

⑤牧園町和気公園の藤が今見ごろです。温暖化のせいか通年より散るのが早いとか。今週までが見頃でしょう。温泉とセットでお楽しみ下さい。

⑥サイクリストに限らずご家族で自転車で長島を巡る旅もいいですね。袋に収納した状態の折りたたみ自転車は一人一台なら肥薩おれんじ鉄道に持ち込みOKですよ。

長島

借りたい方は肥薩おれんじ鉄道に℡!無人の折口駅で下車、そこから長島に入って、今じゃがいもの収穫期を迎える島を廻ってみては如何ですか?行人岳と針尾公園は行きましょうね。

⑦垂水の大自然猿ヶ城渓谷散策と高峠の山いっぱいのツツジも見頃を迎えています。今週で7分咲きだそうですよ。

⑧阿久根のウニ丼祭りも5月末まで開催中です。¥2,000~。お腹すかしてご参加を!

皆様のご予定は決っていますか?これ以外にも幾つかテレビ局には申しあげましたが、とても全部は紹介されないと思います。放送前ですが一応ご案内まで。

 

2007年04月22日

第一回薩摩酒ずし祭り

土曜日の18:00からアイムビル4階にて第一回薩摩酒ずし祭り(東酒造株式会社主宰)が開催されました。行ってみると会場いっぱいに人が溢れています。何と170名もの参加者なんです。驚きました。

酒ずし(東社長出品) 黒豚を中心にこれまで語られてきた鹿児島の食ですが、私が鹿児島に来て以来一度も酒ずしをテーマにした今回のような会が開催されたことはありません。市内の店で食べる機会はあるものの一般観光客の嗜好から考えると酒が強すぎて少し合わないんじゃないかと私が勝手に考えてきたのも事実です。でも開会のご挨拶でお話したように以前大浦町の古民家に泊まったとき、土地のおばあちゃんに作って貰った酒ずしのあの美味しさも忘れていません。この時の味は間違いなく観光でこられる方々の口に合うものでした。

 

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2007年04月21日

鹿児島市犬迫町のうどん屋

皆さん、鹿児島市の都市農業センターに行かれたことはありますか?

土曜日は晴天ということもあり久々に行ってみました。周囲の山の緑も美しく、桜島もくっきり見えてすばらしい眺めでした。

さて今日の話は都市農業センターではなく、センターの手前1.5m、同じ犬迫町にある石蔵を生かしたうどん屋さん、その名は泉石蔵。3年前に出来たこのうどん屋さん、元々はJAの倉庫だったそうですが内装もシンプルに今や立派な物産館兼うどん屋さんに変身。うどんは¥380、蕎麦は¥480、大盛りは各プラス¥200。前回うどんを食べたんですがなかなか旨かったんです。でもその日はすごく寒くて、暖かいものなら何でも旨いと感じたのか、それとも本当に旨かったのか確認の為再度挑戦しました。今回は大盛りに挑戦です。だいたい大盛りをプラス¥200とはなかなか勇気のいる値段でしょう? でも納得!どんぶりはでかいし、のってるつけ揚げのボリュームも多いし、市内の店ではケチるスープもどんぶりを1mm傾けるとこぼれる程たっぷり入っています。出汁もしっかりしています。やっぱり旨いんですね。これに前回同様、二個¥100でおにぎりも食べます。このおにぎり、先ず米がいい。しかも表にゴマ塩少々、中には何も入ってない自信マンマンの作。実に美味しいんです。

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2007年04月20日

秘境温泉を訪ねて

果たして今の時代に秘境と言える場所があるのかと問われる御仁もいらっしゃるかもしれませんが、見慣れている平地の温泉からすればやはり鹿児島にも秘境とでも言っていい温泉があります。

最近出水市に近い湯川内温泉と白木川内温泉の2つをチェックして来ました。両方とも観光かごしま大キャンペーンで作成したパンフレット『湯治ブァカンス』で探検の会の東川氏により『山里の和湯(なごみゆ)』として選定されています。
湯川内温泉は2つの中では出水の街中により近いのですが、これがなかなか探せないんです。目印は出水市青年の家です。この道沿いに進んで、間違ったかなと思う頃に宿が見えてきます。湯川内温泉は240年ほど前に発見されたようで長らく島津御用達の温泉だった関係で我々庶民が利用できるようになったのは明治以降だと、たった1軒の宿『かじか荘』のパンフレットに書いてあります。ここの入浴料は¥300です。お湯は39度だそうですからちょっと物足りなさを感じられる方もいらっしゃるかも知れません。熊本にその昔参勤交代の時に奴さん達が入ったと伝えられる奴留湯(ぬるゆ)温泉というところがあります。確かにぬるいのですがが、じっと座っていれば徐々に温まります。でも湯川内温泉はまだ奴留湯温泉より温度が高いでしょう。 
                                                           

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長島針尾公園のトイレは世間遺産?

最近新聞を見てもトイレの話が結構多い。有名メーカーのトイレが部品不備で出火の危険性があるという話や肥薩おれんじ鉄道の駅舎やトイレの一部が壊されたり、火で燃やされたりしたとか、ちょっと前の報道では洋式トイレ全盛時代に女性達の中で和式トイレが見直されているとか、いろいろだ。出火の話などはまさに尻に火がつく話なのでメーカー側も部品交換に1年位要するなんてことは言わず早急に対応をお願いしたいところだ。

さて県内をいろいろ動く中で公園のトイレを利用することが多いが最近行った長島町の針尾公園のトイレは素晴らしい。何がいいかと言うとトイレからの眺望だ。 長島針尾公園トイレ 特に男性用の大の方の設計は素晴らしい。何と透明ガラス張りの大きな窓枠。だから座って左側を向けばその絶景に酔いしれてしまう。まるで個室展望台だ。天気がいいとブリ養殖の丸や四角の筏や竹島と諸浦島、更に島を結ぶ大橋も見える。あれは設計者が単に公園のトイレとして設計したのではなく、ちゃんと現場に足を運んで展望台の1階という地の利を考慮して設計したものに違いない。但し女性用の設計がどうなっているかまでは確認できていないのが心残りだ。

この前同じ長島町の行人岳のことを書いたが確かにそこにもトイレがあった。でも利用していないので眺望の程は定かではない。だが行人岳のトイレは展望の方向と90度ずれている。だから窓ガラスであってもさほどの眺望は期待できないと思う。

また風通しが良すぎるトイレもあった。龍門司滝にあるトイレだ。構造上仕方の無いことかも知れないが冬は相当冷たいだろうな、辛いだろうなと考えてしまった。

2007年04月18日

1日30食限定のランチ

今年1月に発行されたフリーペーパーに目を通していると歩いて5,6分の所にあるレストランが掲載されていた。ここの売りは1日限定30食のランチという。さっそく電話で予約して行ってみた。屋号は膳蔵と言う。10種あるメインを選ぶと小鉢などはお膳に乗って出てくる。具体的にはサラダ、茄子の味噌炒め、漬物、茶碗蒸し(敢えて冷たくして出すそうだ)、味噌汁、ご飯。今日のメインは鹿児島黒毛和牛のステーキ(切ってあるので箸で食べる。)これに最後の冷たいソルベ(アイスクリームの類)が付いて税込み¥980。まあちょっと贅沢な昼食かもしれないがお薦めだろう。

しかしちょっと暗い。美味しい食事は目でも食べるもの。文庫本持って行ったがとても読める明るさではない。夜はまだしも昼はもう少し明るくして欲しいと思った。せっかく味が合格なのに配膳までの間に何かに目を通したくてもできないのは辛い。

2007年04月16日

私的休日の過ごし方

先週土曜日は官舎の庭掃除の日にあたり08:00から総出で枯葉の片付け、蔓延った草取りなどをやって昼から長島に行きました。本日より当連盟でも販売を開始した『かごしまよかとこ100選』の中の長島の写真に今ひとつ満足が出来ず、現地の図書館の方にどの場所で、どの方向の景色が一番長島らしいかを直接確認したかったというのが理由です。長島に住んでいらっしゃる図書館の担当者はやはり一家言をお持ちでした。

残念ながら訪問した時間に利用者は見当たりませんでしたが小ぶりな図書館ではありますがちゃんと最新の本も並んでいます。合併後も本の購入予算は以前と変わりなく安心しましたとの館員の方のお話でした。この図書館は小高い岡の上にあることから県内の図書館の中でも眺めの良さは抜群で、つい先週までは窓の外に見える桜の花がとても綺麗だったとか。生憎ちょっと曇っていた関係で牛深までは見通せなかったことが残念でした。でも次に立寄った行人岳は遠く雲仙岳まで見渡せて素敵なスポットですね。

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2007年04月13日

吹上浜温泉

3月のコラムに先輩の山男のことを書きました。その先輩が先日小国の湧蓋山(わいたさん)の山小屋から車で降りてきて吹上浜温泉にやって来ました。私も夕方からジョイントして『一人の予約でも3部屋利用』のあのお宿にまたまた宿泊をしました。

吹上浜温泉 決して豪華ではありませんが心の籠った今夜の夕食のメインは今日採ったばかりの竹の子。ミソ味も素晴らしく堪能。普通の温泉旅館ではお布団の用意となると座椅子や机を部屋の端っこに移動するものですが、ここは食事の間でビールのお酌も無ければ余計なサービスも一切無く、飲んで食って話せばあっという間に午前様。2つ隣のお休みの間に行けば寝る用意ができています。くつろぐとはこんなことだったのかと思います。勿論温泉の湯質は最高。1年で4回色が変わるという温泉は今回は深い緑色をしていました。

翌日の案内は私流儀で近くの図書館を2箇所ご案内、吹上浜の運動公園の桜を見て江口蓬莱館で買い物して先輩とお別れしました。彼は長島から牛深に移動して再び湧蓋山に戻ったようです。

今年は昨年のような豪華な桜三昧の旅が出来ませんでしたがこのコースで見た桜も綺麗でした。

 

サンフラワー利用促進ミッションに同行

サンフラワー利用促進 昨年10月の時点で志布志から宮崎港への移転を発表したブルーハイウエイライン西日本のサンフラワーが今年3月、先の決定を一旦白紙撤回し、継続して志布志を母港とすることはすでにご承知の通りです。

これに伴い11日から知事を団長とする総勢48名のサンフラワー利用促進ミッションに同行し関西に行って参りました。港での結団式の後、志布志『ちりめん太鼓』の日ごろの成果を披露していただく中、サンフラワーに乗船し、18;10出航。海の凪ぎも幸いし、約13時間の船旅は疲れもなく、快適そのものです。おまけに大きなお風呂も付いています。嬉しいことに食事は期待以上の美味しさ。旅の印象が一層良くなります。

12日朝大阪南港到着後、関西郷土会の皆様との懇談朝食会、その後ブルハイ本社での竹本社長への表敬訪問、意見交換会を開催。この中で竹本社長曰く『県に支援をお願いする前に自社で最大の努力をする』という言葉がありましたが女性乗務員達の一人で数役をこなす動きを見ればなるほどと思いました。さらに日本旅行業協会関西支部長であるJTB西日本鈴木社長へサンフラワー利用商品造成及び『俺・君』、篤姫、ねんりんピックなどへの協力依頼をして参りました。久しぶりの大阪でしたが桜も綺麗で、高層建築も増えています。特にNHK大阪の超近代的な建物には驚きましたね。あれがあの『芋たこなんきん』の発信基地だったんですね。 

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2007年04月10日

『サーベイ鹿児島・屋久・奄美』好評販売中!

  サーベイ鹿児島・屋久・奄美  

笑顔 すでに4月初旬から店頭に並んでいますが株式会社昭文社から新たに『サーベイ鹿児島・屋久・奄美』が発 刊されました。先にこのコラムでも取り上げ、新聞でも紹介された『かごしまよかとこ100選』が県民を主として対象にしているのに対し、この『サーベイ鹿児島・屋久・奄美』は主に県外の方への情報発信がメインです。この本の特徴はあらかじめ県の主要な箇所、例えば中央駅、天文館、空港などで一般の利用者からアンケートの形で店、観光施設、お宿など約26,000件のデータを集め、それを基に昭文社の方で長い時間を掛けて1店、1店チェックして最終1,000件に絞り込んで掲載したものです。広告料を戴いた箇所だけ紹介する類の本とは異なります。各ページに利用者の声と店主の声、更にいい所、悪い所もホンネで掲載されています。

笑う このサーベイシリーズは青森に続く第2弾企画ですが、島を含めた掲載箇所のチェックに時間が掛かり、出版順位としては茨城に先行され3番目となりました。青森は初版2万冊はすでに売り切れの状況で増刷中。この手の本としては異例だそうです。鹿児島県民もこれを片手に旅すれば各地の美味しいものが発見できるかもしれません。是非お手許に置いてお役立て下さい。

2007年04月09日

下竹原弘志著『泉あふれて』を読んで

泉あふれて 平成12年に出版されたこの本を先日観光交流局長からいただき先週読んでみました。スピード感のある語り口で述べられるご本人の生い立ち、海軍士官時代、一人の医者との出会い、壊れかけの飛行機を操縦して危機一髪高鍋に降り立ち復員した話、行商から下宿屋開業までの話、結婚の裏話、鹿児島白水館から指宿白水館に至る歴史が良く分かりました。いい話だけではなく失敗した話も盛られているところがいいですね。
日本の観光がともすれば観光事業経営論として語られる風潮があることに警鐘を鳴らす部分はこの本の真髄の一端と考えます。理念無き観光論は長続きしないということでしょう。以前岩切章太郎氏の本を読んだ後に感じたものに近い充足感のある本です。
今年観光立国推進基本法が施行されましたが、この著書は7年も前にその必要性まで言及しています。海外からの誘客の必要性もVJCを待つまでも無く、早くから手を打たれていることも大いに参考になります。知識、智恵、アイデアを駆使した時代の読み方を説かれているのだと思います。
まだお読みで無い方は是非お目通し下さい。

仙巌園曲水の宴

第15回目となる仙巌園曲水の宴が昨日開催され、私も初めて見学して参りました。 曲水の宴

その源を中国に発する曲水の宴は元々水辺での厄払いの行事だったそうで、3~5世紀の晋の時代に水が流れる庭園を舞台とする詩歌の酒宴に変化したようです。正直庶民の感覚からすれば優雅な遊びにも見えるのですが江戸時代中期に造成されたそのままの地溝を活かした仙巌園の曲水の宴は一帯の風景と見事にマッチしています。

さて歌題『月』で詠まれた8首の歌の中で私に一番分かりやすかったものは津軽承芳氏の『大磯の五葉の松は月影に やや傾きて歴史伝へる』でした。

来年の曲水の宴では是非天璋院篤姫にちなんだ関係者のご登壇を期待したいものです。

 

2007年04月05日

かごしまよかとこ100選

昨日県庁にて記者発表を行いテレビ、新聞で報道されました『かごしまよかとこ100選』をすでに手にとってご覧頂いた方もいらっしゃるかと思います。

約3,000件もの公募により地域のお宝を1件づつ新しいツーリズムの目線で篩いにかけ、これまで通り過ぎていた地域資源を発掘、紹介したこの企画はお堅い官公庁の作品としてはなかなか良く出来ていると思います。こう言うと関係者の1人として自画自賛だと非難を浴びるかもしれませんが正直そう思っています。

この100選は3年計画で進める初年度の作品で、全6巻の中の2巻ですから今後も作業は続きます。私も後書にしたためた様に編集委員の皆様もコーディネーターとして参加した私も子供時代の宝探しの面白さを思い出しながら時間を忘れて検討を加えた結果出来上がったものです。

最終段階での写真の入れ替えもあり、一旦は年度末に間に合わないことも危惧したのですが観光課長、担当主査及び企画・制作・印刷を担当されたトライ社の熱意で先月末に見事に完成しました。

地域ブランドは観光、物産、人の織り成すパッチワーク、これに地域伝統を加えたものが今回の100選が目指すものです。今後の続編にも是非ご期待下さい。

葬儀屋さんとツーリズム&クラムチャウダ-

先日義父を亡くし滋賀の栗東市に行って参りました。
30年前は田んぼの中に工場がある程度だった田舎町に競馬のトレイニングセンターが出来、京都の2つの大学も隣の草津市に誘致され、学園都市と関西のベッドタウンに生まれ変わろうとする栗東市はタクシーの運転手さん曰く、今や日本で二番目に住みやすい街になったそうです。

冠婚葬祭に並々ならぬ力を入れる名古屋同様、滋賀も結構お金を掛ける風潮がまだ残っています。葬儀屋さんは草津駅前という最高の立地。喪主は義弟で大方の打合せは完了していました。誰しも一生のうちで数回しか経験しない訳ですから発注側にノーハウが乏しいことは否めません。粛々と執り行われる通夜と告別式を経て、私は案内係の靴がとても気になりました。汚いんです。また女性の制服も皺が多く、相当着古した感じがしました。また言葉遣いも友達言葉を使うスタッフがいて、どう考えても経験豊かな業者さんとは思えません。
告別式の後でこのことをはっきり申し上げました。同時に自分が死んだらこんな業者さんには頼みたくないとも思いました。

葬儀屋業にも外資系が進出しているとの報道を目にしました。分かり易い料金体系と個人の希望に沿った内容が受けているという。多くが生前予約だとも聞きました。確かに私がこれまで見てきた葬儀も業者任せのものが多かったような気がします。要はこれまでのお仕着せ型の葬儀から個人に合った個性豊かな葬儀を求める層が増えてきたということでしょう。これって葬儀産業のツーリズム化なんだと思いました。これは結婚式にも当てはまる話だと思います。

少子高齢化で今後亡くなる方は増えていくのでしょうが、だからと言って葬儀屋さんが繁盛するとは限りません。むしろ特徴を出せない葬儀屋さんは敬遠され、淘汰される時代なんでしょう。旅行業と異なりこれまでの葬儀屋さんは地場型産業、徹底的に地域にこだわり商圏を維持してきましたが近所付き合いや宗教への拘りが薄れる昨今、これからは東京の業者がネットで葬儀を生前受注するような時代がやってくる日も近いかもしれません。

尚蛇足ですがこの葬儀屋さんのすぐ近くには立派なホテルが2軒も並んでいます。その1軒は赤煉瓦風の建物でアメリカ東部の雰囲気なんです。客室120~130のこのホテルの1階にレストランがあり3月いっぱいのキャンペーンでボストンクラムチャウダーが¥480と出ています。通夜は3月31日、つまり今夜までしか食べられないということです。さっそく中に入り担当の方に『美味しいか?』と聞くとオーナーが以前ボストンに留学した際に本場のクラムチャウダーに惚れ、帰国後ボストンをイメージしたこのホテルを建て、クラムチャウダーも研究に研究を重ねた逸品だから美味くないはずは無いと自信を持って答えてくれました。ラストオーダー21:30を確認した後、通夜の席を一旦離れ、この一品だけ食べて参りました。本場ボストンのものと遜色無い出来上がりに舌鼓を打ち、満足して再度通夜の席に戻った次第です。

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