次の平島でのお勧めは大浦展望台。平島が他の島に比べ西に位置することからこの展望台からは残り6島全てが見通せる絶好のスポットとなっています。更にここには樹齢1,000年とも言われるガジュマルがあると聞き歩いて行ってみました。
なかなかの枝ぶりが見事です。ここで村長に差し入れていただいた新鮮な『とろ鰹』の味は今まで食べた刺身の中でも最上級。鰹も身がしまっていてもう肉は食べなくてもいいとさえ思う次第。
約50分の船旅で到着の諏訪瀬島はなかなか綺麗なところですね。綺麗な形の山と広く広がる裾野の美しさは十島全島でもなかなか見られません。今は使われないヤマハの滑走路もありますが三島の硫黄島で見た同じヤマハが設けた滑走路に比べてとても保存状態が良く、今にでも使えそうな感じなんです。近くにある今やもう廃墟と化したホテルもすでに手を入れて再建できるレベルを通り越して廃屋に近い存在になっているのは実に寂しいことです。何とか
この滑走路の再利用を考えられないでしょうか。トカラの中間に位置する島だけに意味があるような気がします。ここの東海岸に位置する作地温泉は秘境中の秘境温泉ですが通常は行けません。次回の楽しみに取っておきます。
ここで明日の天候を考えて当初の予定が変更になり1時間40分掛けて悪石島を超えて小宝島に先に向かいます。島は小ぶりで40分もあれば歩いて見れます。船客も我先に降り始め、皆温泉に向かいます。もう植
生も奄美に近く海岸端にはアダンの木々も多く繁茂しています。ここの温泉は港から歩いても10分程度。泥がブクブクする、まるで別府の地獄めぐりのような感じの情景を見て海岸に向かえば白く濁った温泉が右手に見えてきます。しかし熱すぎます。とても入れません。もっとも資料の写
真を見れば人が入っていますから入れる時もあるんでしょう。この温泉の反対側のちょっと小高いところに湯船が2つあり、ここは入浴大丈夫です。あのいつも下船の早い男性3人組は今は最後の1枚を脱ぎ捨て入浴直前の状態でした。確かに彼らはやること、なすこと早いんです。しかし今回の寄港地でこの小宝島の港は波が入ってくるのか、船が停泊中も上下に大きく揺れ少し怖い感じがしました。明日は天候が悪化する可能性が高いだけに先回りしたものだと思います。


「かごしま旅情報」にて、好評連載中のプロデューサズコラム「