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プロデューサーズコラム

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2007年06月26日

第6回 『観光・まちづくりネットワーク九州』に参加して

24日から九州観光推進機構主催の首記企画に参加しました。研修は2泊3日ですが私は1泊2日の参加とし、1日早めに戻りました。今回の参加者は福岡、熊本、鹿児島で総勢といっても13名。これに機構側から4人が参加。鹿児島側からは初めて県職員も参加していました。

西米良 さて24日の初日は宮崎駅前からバスが出ましたが私は酒泉の杜にて合流、約1時間40分かけて緑濃い西米良に到着、推進機構及びみやざき観光コンベンション協会のご挨拶の後、さっそく西米良村長で観光カリスマ黒木定蔵氏の講話が始まりました。村長は昭和23年生まれのまさに団塊の世代。ですが顔も若々しく自称49歳だそうです。西米良も昭和30年前半は人口5,600人程の規模を誇ったもののその後減少に入り、今や1,400人程度となっています。これを何とか食い止めようと日本初のワーキングホリデイをスタート、訪ねる側と受ける側の対等な関係に基づく交流人口の拡大は今定着期に入っています。平成6年の国の予測で平成22年には村の人口が748人にまで減少すると言われたそうですがワーキングホリデイの嬉しい誤算として村の若者とのカップルも誕生、今や出産適齢期人口も一時の15人から54人にまで拡大したとか。村をあげての生き残り作戦は地道ながら着実に成果を生み出しているように思います。西米良は今『奥宮崎広域観光協議会』のメンバーとして綾、西都と一緒になって人吉からの山越えルートを『森の仲道』と称し、広域連携を図っています。村のアイドルは『カリコボーズ』。カリコボーズは村に伝わる神様みたいな存在で河童伝承の一つと言われます。でも季節により川に住んだり、山に住んだりするそうで、この地の環境の守り神なんです。

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2007年06月24日

こんな本、ご存知ですか?

数ヶ月前だったと思うが終戦直前の鹿屋を舞台にした本『鹿屋ファイルの秘密』が出版され、インドの人が書いたという興味もあって、読んでみたいとは思いながら、いずれ図書館で借りようと考えていた本をやっと読んだ。歴史を踏まえたフィクションだがストーリーそのものは私的には少々荒っぽい感じがした。 

鹿屋ファイル 小説としての完成度評価は皆様にお任せするとして、私が興味を持ったことはこの中に出て来る食事の話だ。なかんずく何度も登場するのが今の垂水フェリー月見うどんだ。出汁がいいし、とにかく美味しいとの高い評価となっている。しかもこのうどんが小説のラストを飾る謎解きの手掛かりにもなっている。こんな小説にはめったにお目にかかれない。それにしてもそんなに美味しかったかなと思わず考えてしまった。少なくとも著者が惚れ込んでいる事は事実のようだ。 関係者には嬉しい話だ。

また朝、大分の佐賀関で獲れた所謂関サバをその日の夜に鹿屋でサシミで食するという部分があるが、これは正直行き過ぎだろう。大戦中、しかも空襲の厳しい時に日豊線を関サバが列車で下ってきたとは思えない。また空輸する余裕なんかもなかったはずだ。鹿屋の高須川沿いにある料亭での食事メニューもこの時代にそんな、、、と思わせる位立派で首を捻る。 

先日香港大学の学生がやってきたというニュースを掲載したが、その学生が寝泊りするアジア・太平洋農村研修センターも登場する。施設など含め小説の中ではなかなか高い評価になっている。鹿大の教授も出てくる。バラ園も何故か5.5haの表記(本当は8.0ha)で日本一になっている。一方空港から鹿屋までの高速バスにトイレが付いていないとの厳しい評価もあった。この小説結構鹿児島の評価本の役割も担っているらしい。難を言えばきりがない本だがご興味のある方はどうぞ!

2007年06月22日

エコウオーク100選

日本エコウオーク観光貢献推進機構』、通称JECOという組織をご存知でしょうか。実は私は正直なところ知らなかった一人です。ここが主催で今月18日に『エコウオーク100選』の公募説明会が東京で開催されました。丁度今国会でもすでに衆議院を通過して一昨日か昨日『エコツーリズム推進法』が参議院でも審議される段取りだったはずです。

今でもウオーキング人口が年間延べ4,000万人に達すると言われる健康志向国日本です。自然に育まれた環境で地域の人々と触れ合いながら、歩くというシンプルな試みを通して、交流人口を増やそうという動きは地域活性の一つの手法として注目されています。

エコウオーク100選に認定されますと具体的な開催日に合わせて機構のホームページ上で告知、募集が可能です。更に参加者からの評価に基づき、日本エコウオーク観光貢献推進機構の総収入の5%が分配、寄付される仕組みとなっています。

どうかわが街こそ、というところがありましたらご応募下さい。 認定料が¥5,250と機構のウエブ使用料が¥40,000かかりますが、評価が高い場合は寄付での相殺も可能かもしれません。認定期間は3年です。

募集要項など詳しくは http://www.ecowalking.jp/をご覧下さい

2007年06月19日

香港大学の学生達がやってきた!

最近情報を求めて外国人旅行者が連盟に足を運ぶことが多くなったというニュース 香港大学 を先日当連盟海外誘致部から流していますが、今日は香港大学の学生達5人(別途アジア・農村研修センターから川崎さんが引率で同行)がやって来ました。彼らはいずれも日本研究学系専攻の2年生、皆びっくりする位日本語が堪能でした。大学2年生でこんなに上手くなるものかと驚きました。センスの違いなんでしょうか。

香港大学学生 予め質問を紙にまとめていたんですがこれ自体美しい日本語で書かれていました。17日に香港を発ちソウル経由で鹿児島に着いたとか。彼等曰く香港では九州といえば福岡より鹿児島の方が有名だとか。リップサービスでも嬉しいお話。当方より県の地勢、特徴について説明させて頂き、鹿児島に住んでいる人が鹿児島の良さを知って初めて域外のお客様をお迎えできるとの思いで、よかとこ100選も作ったことなどもご説明させて頂きました。

とにかく男女とも初々しい、極真面目な、いい感じの学生達でした。彼らは高隈町アジア・太平洋農村研修センターに寝泊りしながら日本語、日本文化に触れて10日間ほど研修する予定で、学習の合間に鹿大学生との交流や、天文館、霧島などを視察する予定だそうです。どこかで出会ったら大いに歓待してあげて下さい。

2007年06月17日

私的休日の過ごし方 ②

以前確か鹿屋に行った際に聞いたと記憶するが、日南にあるという『首都圏では伝説と言われているチーズケーキ』屋さんを探しに行った。このケーキ屋さん、数年前までは横浜で営業していたらしいが日南産の日向夏に感動して一昨年秋に初めて今の地を訪ね、フルーツ生産者の人柄や自然の豊かさに惚れ込んで、ついにこの地で開業となったらしい。

行ってみれば飫肥の近くでもある。だから店を探す前に飫肥の街も改めて探訪してみた。何度か来ている  飫肥 がここ飫肥の魅力は表通りじゃなく裏通りだ。裏通りにこそすごい発見がある。個々の家並みの中に今でも藩士が出てきそうな藩校があったり、ドキッとするような小じゃれた店があったり、どんな構造かと頭を悩ます大きな2階建てと思える藤間流の稽古場もある。つい先日まで人が住んでた匂いのする洋館があるかと思えば大きな蔵の建つ今でも人が住んでいる大きな2階建て洋館も姿を現す。 飫肥 この飫肥は伊東氏の城下町でNHKの朝のドラマ『わかば』でも飫肥城大手門をはじめ10箇所以上でロケが行われた。厚焼きたまご飫肥天でも有名。勿論小村寿太郎の生家も残っている。生家の住所の記載を見ればこの地は何と鹿児島県となっている。歴史を紐解けば明治4年の廃藩置県で一旦飫肥県とされ、その後都城県、宮崎県、鹿児島県、またまた宮崎県と幾多の変遷を経ていることが分かる。

今回訪ねたケーキ屋さんは間違いなくこの街に新たな魅力を付加することになる。案の定私が店を訪ねるとすぐもう一人客が入ってきたが鹿児島からの人だった。ほとんどがレアチーズ ケーキだが山郷のこの場所で、何でこんなに旨いのかと思う。丁度ご主人が主婦の皆様を対象とした家庭で作るケーキ講座から帰ってきたところでしばしお話させて頂いた。チーズケーキになかなか熱き想いを語る人だった。また飫肥城大手門から右に入った横馬場にある服部亭は元々伊東家の御用商人の家だそうで15年位前に開放して食事を提供しているそうだ。店構え、お庭も立派なことから地元の結納の儀もここで執り行なわれるとか、昼のお膳も郷土色豊かでなかなかの人 飫肥 気の店になっている。 うれしい事にここの飫肥図書館(正式名称は日南市立図書館は街の中央に位置する。夕方6時までの開館でもあり、郷土コーナーはかなりの充実振り。歩く音が少し気になるが明るいのがいい。きっと域外からの方が訪ねても満足してくれると思う充実振りだった。

さてここから20分~25分のところにある坂元の棚田は昨年10月『第12回全国棚田サミット』が開催されたところで有名だ。日曜日は田植え祭りもあるとのことだが当日は車が混むことも想定されるので敢えて土曜日に行くと田植えの準備中でなかなかの眺め。初めて行く人はあまりのスケールの大きさに驚くだろう。 棚田 今は展望台まで設えてあって、何と木組みの櫓まで建っていた。これは行き過ぎかも知れないが昨年のサミット効果なんだろう。でも展望台からの眺望は綺麗だが何となく味気無い。多分誰でも見れるからなんだろう。やはり自分だけのスポット探しが大切だ。尚国道からこの棚田に通じる分岐点にある茅葺屋根の道の駅酒谷で売ってる草餅は5個¥420だが、なかなかすごい一品だ。聞けば土日は1日2,000個も作る人気商品だとか。即2個も食ってしまった。県境に囚われない広域だからこそ充足感のある旅ができると思った。

2007年06月13日

吹上町のホテイアオイが見頃!

正円池 かごしま よかとこ100選でも取上げられている吹上町正円池ホテイアオイ(別名ウオーターヒアシンス)が見頃を迎えています。可憐な薄紫の花が池いっぱいに咲く姿は特にこの雨季の季節に相応しいように思います。風の流れに身を任せるこの水草は漢字では布袋葵と書くようですが、元々は南アメリカ原産の植物。  これがなぜこの正円池に繁茂するようになったのかという経緯は定かではありませんが98,800㎡の池いっぱいに咲き乱れる姿は息を呑む美しさです。この時期、この方面に車を走らせるなら必見の地と言えましょう。池の周りには遊歩道も整備されています。

ついでと言うと失礼ではありますがここからそんなに遠くない川辺町にある清水の湧水も綺麗です。 昭和60年当時の環境庁が名水100選にも選んだこの湧水は1日6,000t。この内3,000tが町の上水道に使われています。またこの近くにある道の駅 清水の湧水川辺やすらぎの郷』では地元の野菜はもとより、川辺牛も販売されています。レストランでの川辺牛を使ったステーキ丼¥1,100はお薦めの一品。お肉の焼き加減もお好みです。米もいいし、肉も旨くて合格です。嬉しいことにこのステーキ丼には小鉢の他に冷奴、味噌汁も付いています。この豆腐がまた美味しいんです。私は別注で更に冷奴¥158をオーダーしてしまいました。敢えて言うならこのステーキ丼は写真写りがよくありません。もう少し色合い良く出せるともっといいのではないかと思います。

他にもメニューはたくさんあります。蕎麦は¥525なんですがここの麺は太くてちょっと食べ難そう。でもサバで出汁が取ってあり、カツオの魚肉まで入ったちょっと他には無い蕎麦のようです。この他このレストランの向かいにはお手軽なウドン、蕎麦の店が別にあり¥300で提供しています。今度はそちらでも食べてみたいと思います。

市内への復路県道35号線沿いにある山神の郷公園に行って見ました。ここは今年10月7日の夜約1万本もの松明が燈され、和太鼓やライブ音楽で賑わう『山神の響炎』が開催される所です。残念ながら普通の日に行くと変哲の無い山間地なんですが年に1回の夜のイベントに向けそろそろ準備が始まるのではないかと思います。でももう少し普通の日でも楽しめる仕掛けがあってもいいのかなと思います。

(正円池のホテイアオイは6月21日付けの南日本新聞でも掲載されました。)

 

2007年06月12日

夕刊に見たブータンの話

先日の夕刊に主婦の方がブータンについて書かれていました。もっと詳しく紹介して欲しかった思いもあって少しだけ私の経験を書いてみます。

 

ブータンは九州ほどの面積を持つ国で人口は約93万人と言われます。でも誰も正しい人口は把握できません。それはチベットなどからの越境者、難民がこの豊かな国に流れ込み、定住人口の把握が困難な事情によります。だから資料によっては人口210万人なんていう数字も出るほどです。以前聞いたところでは国連加盟にあたって条件の一つに概ね人口100万程度とあり、この条件に沿って人口を想定したらしいのですがあながち嘘ではないようです。空港のある街、パロに足を踏み入れる前、つまり飛行機が下降を始める際の機長のアナウンス『この国を初めて訪問されるお客様は驚かないで下さい。これがデュルックエアー(ブータン国営航空会社)の通常のアプローチです。』に慌て、同時に機体の急降下に驚き、窓の外に思わず救いを求めたい心境にかられるのですが、見える景色は山ばかり、その山肌をまだ急降下するんです。だから山の中腹以上に住んでる人間が何人いるのか誰も分からないんです。やっと川べりの小さな小さな滑走路に降り立つと正直『助かった!』と思います。この空港は後日JALの国際線パイロットの方にも確認したのですが世界の空港としては登録が無く、ブータン国営航空だけが有視界で降りる空港です。だから往路は天候回復まで最寄のカルカッタかダッカで待つことになります。

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2007年06月07日

ナッシュビルサウンド ”The Players" 公演

アメリカ、ナッシュビルの9人のスタジオミュージッシャンで構成するThe Playersが何と鹿児島にやって来た。あの有名なウイリーネルソンエリッククラプトン達のステージやレコーディングにも彼らは関っている。本日の公演に先立ち昨夜歓迎の夕食会が開催されたので参加した。私が中学の終わりごろだったかナッシュビルサウンドが日本でも旋風を巻き起こし、CCRなんていうグループが毎週のヒットチャート上位にランクされていた。その名残を残し、更に個々人が独自の活動をしながらもソウルっぽく、ジャズっぽいフュージョンのジャンルで今注目の連中だ。

The Players 2 彼らは昨日航空機で到着後、加治木港からヨットで錦江湾クルーズを楽しみ、鹿児島港に到着、ホテルにチェックインしてすぐに夕食会に参加した。夕食会の会場は私のお気に入りのレストランで、オーナーが長年カントリー音楽で活躍されていることもあり、playersを入れて限定30名ほどでの歓迎会。前座を務めたのは鹿児島国際大の学生で自作2曲を弾いてくれたが何と押尾コータロー張りのカッコいい演奏だった。聞くとギター暦まだ5,6年と言う。やはり才能の差だと思う。playersも真っ青だったかどうかは分からないが、かなりお気に入りだったように思う。今思い出すと何となく顔、姿まで若い頃の押尾に似てた。

これが弾みになったと思うがplayersもさっそく2曲ほど披露してくれた。彼らと一緒に来た女性歌手も The Players 2 1曲歌い、何と彼らをバックに鹿児島の女性も歌ってしまった。これはすごいことだ。近所の皆さんも表から見ている中でのライブ、しかも借り物の楽器でのあの演奏はやはりプロだ。お開きは11時過ぎ。今日の彼らの本番が大成功に終わること、そしてすでに売り切れの8日の大阪、10日の京都でのコンサートを成功させ、再度鹿児島に来てくれることを期待します。

 

2007年06月05日

みやざきグリーンツーリズムネットワーク交流会

今日は篤姫御膳の発表会。出品作品はいずれもまさに垂涎の膳。昼前でもあるし試食コーナーがあったらと思ったのは私一人じゃないと思う。残念な思いを胸に途中で失礼して11時45分、都城市の笛水小学校へと急いだ。都城とは言っても小林市との境の山の中。何度か行ったり 笛水小学校 来たりを繰り返したがそれでも午後1時半の開始には間に合った。すでに3年目に入ったこの交流会は民間、行政、NPOから成る組織で年間3回の交流会を実施している。行政は県レベルでは観光・リゾート課と地域農業推進課が連動して参加し、地域では都城市、小林市、西都市、五ヶ瀬町などが活発に動いている。前回は今年の3月のえびのだったそうだ。会を重ねるごとに参加者数も増えてきたとの事。今日は約60名強の参加か。

今回は平成19年での第一回目の交流会。会長は古谷氏でツー大の2期か3期の卒業生だ。本人曰くこの会は自分の準備期間を入れると4年目に入っているんだそうだ。今回のゲストは2名で最初は秋田県たざわこ芸術村の営業企画室長大和田女史。すでに教育旅行の受け入れ実績30年、年間15,000人の生徒達がやってくるという。ここの特徴は農 みやざきGT交流会 業体験だけではなく、敷地内にある劇団わらび座の稽古舞台を使ったダンスやミュージカル。これが受けてると言う。大和田室長も元を質せばわらび座の社員。自身俳優を目指し劇団養成所にも居た。生徒の指導に力が入るのは当然だろう。教育旅行についてのジョイントベンチャーを田沢湖周辺のホテル、旅館にも訴えているがなかなか腰が重いとか。1泊2食¥7,300、体験料¥2,500程度がマーケットでの価格らしい。

次のゲストは都城保健所衛生環境課長。自身過去3年間高千穂町で勤務された方で、五ヶ瀬町の夕日の里づくりの9軒の農泊ライセンス取得に行政・法制の面での指導、アドバイスをされ、バックアップされた方だそうだ。結論から言えば『今は現役だから立場上細々としたことを指摘せざるを得ないが自分がフリーな立場だったら大いにやるべし』、『規制緩和もあるがあくまでも一部の緩和。誰からも文句言わせない為にも旅館業法に則って認可を受けることが最善』、『なるべく金を掛けたくない。その為のアドバイス、支援は行政として当然のこと』 だそうだ。当たり前とはいえ有難い。

先ごろ鶏インフルエンザの延焼を食い止め、逆に知事のPRもあって今や絶好調に売れている鶏肉については業界のタガが緩まぬようチェックが厳しい。南九州の場合遠来の客のもてなしの一つとして自家の鶏を潰して、または店から購入して新鮮な鶏サシをご馳走する習慣があるが、これが県外の未経験者には結構危険らしい。カンピロバクターという細菌が下痢、腹痛、発熱を惹き起すらしい。また小さな子供を牛舎に入れて細菌に感染し、幼い2人が亡くなるという事故が平成15年に宮崎で発生したとか。だから農業体験と言ってもそう簡単なことじゃないらしい。保健所の指導には理由があるということだ。

『庵 ふえみず』 会場の近くの農家民宿『庵 ふえみず』にも立ち寄り見せて頂いた。古い大きな農家で和室3部屋位でマックス15名程度泊まれるらしい。各部屋の欄間にびっしりと焼酎が並んでいる。しかも全部中身が入ってる。食事は囲炉裏スタイルで3つ用意されている。夕食の煮しめの匂いが漂っている。風呂も五右衛門で外風呂。

復路何の気なしに鹿児島方面に向かっていると標識があった。『江平小学校500m』と書いてある。この名前、どこかで聞いた。1度通り過ぎたがすぐ思い出して戻った。この小学校、NHKの九州スペシャルだったか、小学校のマーチングバンドで確か 江平小学校吹奏楽 全国大会にまで残ったすごい生徒達のいる学校だったはずだ。学校の歴史は古く昭和48年に創立100周年だから今年で124年にもなる古い小学校。見せて貰ったがこの学校は緑が濃い。グラウンドも芝生だし、球場も芝で別にあるし、とにかく広い。丁度体育館で今年の九州大会を目指して練習中。驚いたことに指導の先生は見当たらず生徒達だけで自主練習。すごいですね。しばらくすると先生がやってきて音合わせ20分、個々の楽器の音について先生の指導があり、また個人練習30分。こんな練習が強くするんでしょうね。挨拶もきっちりできる驚きのしっかり生徒達でした。日本に希望あり!

 

 

 

2007年06月04日

鹿児島と宮崎

先日の新聞で両県の知事の初対談が報じられていました。南九州ブランドの共同構築、昭和40年代初めの両県を新婚旅行先とした団塊世代の再呼び込の共同戦線など今後の具体化が待たれるところです。

私も時々ではありますが宮崎を訪ねています。最近の県庁にはいつも観光客の姿が見られ、知事効果が全国的に及んでいるのも事実です。しかし団塊世代の再呼び込み作戦で県庁は訪ねても青島を訪ねる人はいるんでしょうか。廃墟の砦が鎮座する青島を訪ねた団塊世代は全員がっかりするはずです。家庭を持ち、責任ある社会人としてのスタート地点であった昔の青島はもはや存在しないと言ってもいいのではないでしょうか。ホテルが閉鎖され、所有する不動産屋も潰れ、管財人の方でいくつかの関心を持つ企業に売買について打診しているようですがあの遺物がある限り青島の再生は難しいのではないでしょうか。

更に気になるのは観光スタイルが団体から個人、小グループになった今、青島の参道入口の店の衰退と¥500の駐車料金です。青島にちょっと立寄りたいと思うマイカーのドライバーにとってあの¥500は高過ぎます。店に客が入らない分駐車料金で補おうとしているようです。呼び込みの方には申しわけないのですが私には青島に来るな、来るなと聞こえてきます。参道入口のボランティアガイドさんのブースも寂しそうではありませんか。

ジャカランダ でも敢えて今の青島に価値を見出すとすればそれは県立亜熱帯植物園ではないでしょうか。広さは大したことはありませんが入場無料(但し温室のみ¥200別)でこの季節なら青紫の花が綺麗なジャカランダが無料で見れます。このジャカランダの木は元々南アメリカ原産ですが9月~10月位になると南アフリカのプレトリアという都市に咲く5万本のジャカランダの花を見に行くツアーもある位です。 尚小振りではありますがこの木はフェニックスドライブインでも見れます。

東国原知事も先週の土曜日は青島でサーファーと語らいサーフィンを通した観光活性化を進めようと動いておられるようです。これは確かに一つの新しい宮崎の方向性ではありますが私はもっと足場をきっちり固める為にも宮崎らしい満足度とは何かを徹底的に議論することから始まるのではないかと思っています。今日の旅行マーケットから見れば今の青島に行く理由、泊まる理由が探せない状況です。昔の活況を取り戻すのか、諦めるのか、現状より改善を図るのか、放置か, 関係者の皆様の総意に懸かっています。

 

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