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頴娃町図書館と大野岳

お盆のピークでもあり特にお客様も来られないし、参加する会議の予定も無い今日、天気がいいので以前より登りたかった頴娃町大野岳に行ってみた。

久しぶりに指宿スカイラインを走ったが時々垣間見える風景もあるがやはり指宿ブッシュラインと言った方が似合う。料金所で通行料を払った後の一般道路の方が広くて快適だから極めて不思議な道路だ。

さて先月オープンした頴娃町の図書館に行ってみた。役場の先の松林に近いところになかなか素敵な平屋 頴娃町図書館 建ての建物があったが、これが目指す頴娃町図書館だ。1996年8月に設立準備委員会が発足し、11年弱の時間と4億8千万をかけて造り上げたこの図書館は入ってみただけで使い勝手の良さが分かる。私はハコ・モノは嫌いだが図書館は生活施設だけに地域に1館無くてはいけないと思っている。先ずは書架の高さが極めていい。 頴娃町図書館 高くもなく低くもなく、大人も子供も抵抗無い高さが保たれている。入り口左が雑誌、  新聞コーナーで明るくて気持ちがいい。その左にトイレを挟んで子供専用コーナーがある。広さも明るさも十分だ。その前方がAVコーナーで子供達が快適な椅子に座りながら使いこなしていた。入り口入って右がカウンターで若い職員さん達が3人ほど働いている。貸し出しはコンピューター化されていて利用者各人が自分で簡単に操作できる最新式が取り入れられている。

和式(畳)の閲覧コーナーも十畳の広さ。十分な椅子、机が備えられ、個人別に仕切られた学習コーナーもあってなかなかいい。第一窓から見える風景が最高だ。開聞岳だって見えるはずだが、たまたま私が座った席からは一面の茶畑と大野岳だった。 頴娃町図書館

失礼ながら子供用のトイレも見せて貰ったというか勝手に見た。可愛いトイレだ。また赤ちゃんのベッドまで用意されていた。ここまでの若いお母さん達への気配りはなかなか他の図書館には無い。こんなに使い勝手が良ければ利用者も多いはずだ。係員に大野岳に登るルートを聞いたらさっそく詳しい地図をコピーしてくれ、これに赤いルートを書き入れて詳しく教えて貰った。ツーリズム時代にふさわしい、最近見た中ではダントツに素敵な図書館だ。

大野岳 さて今日は天気も良く大野岳展望台からの眺めは格別だ。錦江湾、知林ヶ島、池田湖は勿論、雄大な開聞岳のすぐ後ろには三島が手に取るように鎮座し、硫黄島の火口からの煙ももう少し雲が晴れれば見えるはずだ。更に後ろの屋久島までも良く見えた。こんな景色は私は初めてだ。 大野嶽神社仁王像 空にはすぐ近くから飛び立つパラグライダー2機が気持ちよさそうに飛んでいる。 暑いがそれを忘れさせるほどの絶景だ。 復路すぐ傍の大野嶽神社で眼光するどく睨みをきかせる元禄年間建立と言われる石の仁王像(生憎1体は廃仏毀釈で上半身壊されているが)を見たがこれは相当立派なものだ。でも京都あたりの仁王様のお顔に比べると可愛いくて親しみが持てる顔だ。道祖神様か、大きな田のかんさあと言うと失礼だろうか。

大野岳から見て北の方向に風力発電機と瀟洒なコッテージが見える。これは『アグリランドえい』だ。茶畑を掻き分けるように進んでいけばいい匂いがする。鹿児島黒毛和牛の焼肉だ。昼は¥1,000のサービスランチもある。私は¥1,680のミックス(牛カルビとロース)を食ったが薩摩川内の『かんだ』には大きく及ばないがそれなりに美味しかった。ただワカメスープは即席モノ、もっと研究した方がいい。ここには『アグリ温泉えい』もあって¥300で入浴可能だ。開聞岳と海に向かっているので湯船からの眺めもなかなかいい。

復路喜入の図書室も見学した。少々古い建物の3階にあるが階段が急だ。とてもお年寄りには上れないと思う。大きな建物だけに何とかして1階にスペースが確保できないもんだろうか。それと少しトイレの匂いが強い。これも改善を要すると思った。利用者も夏休みということもあって学生中心に結構いたが本は新しいものが少ないようだ。図書室本来の利用向上に向けてもう少し行政の意識向上が必要だ。

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