昨日は福岡からの大切なお客様達が知覧にお見えとのことで、自宅を8時に出発、一路知覧に向かった。約45分で到着、役場に車を駐めさせて頂き、浮辺医院前の観光紹介所にて村永観光課長とボランティアガイドの瀬戸口さんと到着を待った。しかし定刻の9時40分を過ぎても来ない。電話するとさっき池田湖を出発したらしい。待つこと30分、やっと到着した。私も何度も知覧は訪ねてはいるがこの紹介所から小1時間かけてのフルコースを歩くのは初めてだった。しかし暑い、まだまだ真夏の日差しだ。
富屋食堂では明久氏の語りを聞きながら写真や展示物を見て、2階に上がってトメさんのビデオも見て平和会館にも立ち寄った。私は外で¥100ソフトクリームを階段に腰掛けながら食べて待っていたが若い女性3人も同じように腰掛けて食べ始めた。どこから来たのか、と聞くと高知からと答えた。種子・屋久も回ってというので1週間くらいかけて?と聞くと2泊3日だと言う。いったいどんな周り方で2泊3日になるのか更に聞いた。先ずは高知を朝6時に出発、フェリーで愛媛佐多岬の三崎から佐賀関まで渡り、ここから10号線を延々と下って夜7時に指宿市に到着して1泊、2日目は船で種子島、屋久島を観光して屋久島に泊まり、3日目は朝船で鹿児島に入り、バスで知覧を観光して、また北上、フェリーに乗って四国に渡り、深夜に高知に到着、今日は通常出勤だとか。2泊3日じゃなく2泊4日に近い何ともすごい行程だった。職場旅行みたいで若い方が多いからこんな行程でも大丈夫だろうが凄まじい日程を楽しそうにこなしている姿は逆に新鮮に見えた。旅行業者が介在するとこんな行程はまず作らない。それにしても頼もしい若人達だった。
さて昼食は武家屋敷内の高城庵にて取ったが昔の茅葺きの家での食事はどれも美味で好評だった。一の膳、二の膳とも季節感溢れ、蕎麦にしてもつけあげにしても客の箸の進み具合を見計りながら出す。客さばきなんて言葉は良くないが、手慣れていて、そつがない。最後の両棒餅と抹茶も女性陣には極めて好評だった。県内に武家屋敷は多々あるがこの雰囲気をそのまま残しながら食事ができるところを私は知らない。知覧の武家屋敷はこの高城庵があって更に価値が増すと思った。
聞くと28日はマリンポートに入港のサファイヤプリンセスの欧米人を中心としたお客様方約480名が知覧にも立ち寄られ、活況を呈したとの事。今後船がたくさん入港することを考えれば知覧は国際観光拠点としての認知が高まることは間違いない。知覧の国道を2台の大型トラックが黒牛を積んで川辺方面に向かって行ったが、この知覧に美味しい黒毛和牛を食べさせる店があってもいい。通過観光の拠点知覧ではなく滞在拠点としての知覧の姿も見えてきそうだ。お茶は勿論、紅茶でも最近国際的な評価を得た知覧だ。これからますます期待できると思った。
復路水族館の近くの埠頭でにっぽん丸を見た。サファイヤプリンセスに比べれば小振りで、少々歳も食ってはいるがこの大きさが丁度いいと熱烈なファンも多い。斡旋事務所の面々も頑張って薩摩揚げや焼酎を振る舞っていた。見ていると乗船しているミュージッシャンも8月の秋田・青森クリーズと同じ連中だし、レストランで働いていた顔なじみのスタッフもいた。きっとフィリピンから来ているシンディー嬢も乗ってるはずだ。しばらくすると作家の五木寛之氏がやって来て乗船した。神戸までBON VOYAGE!


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