今朝の朝日新聞に11年目を迎えた九州ツーリズム大学が紹介されていた。ツーリズムという視点で地域素材を見直し、地域振興に繋げていこうとする取り組みはこの11年間で数々の成功事例を生み、現在九州各県及び日本各地で活躍する方々の中の多くがここの出身者と言っても決して言い過ぎではない。
新聞にもあるように鹿児島からも参加者が増え、南さつま市では主催する新産業創造委員会のメンバーを含め市内のこれからの担い手を毎月ここに送り込んでいる。私がおよそ2年前の『10の提言』で紹介したこの大学への受講者が徐々に増え始めたことは先日も書いた。今後県内の各地域がこの大学の本科生または聴講生として参加されることで、これまで見えなかった地域資源や今後の方向性も同じ学び舎の友との議論を通して見えてくるはずだ。そしてこの経験は必ず近い将来活きて来る。鹿児島市に住む私が幾ら声高らかにこの大学の意義や県としてのあり方を訴えても地域で動く”人”がいなければ地域は変わらない。この”人”は毎日地域の空気を吸い、土地の匂いを嗅ぎ、地域の人々との横の繋がりを持ってる人材だ。こんな”人”が地に足の付いた地道な活動の担い手だ。しかも”持続性のある”本物の活動でもある。
県は新しいPRポスターを作成した。『鹿児島県 本物。』のキャッチフレーズはなかなかいい。『本物』とは今あるものを、あるがままにという姿勢だからツーリズムの発想と同じだ。ただこれを”持続性”をもった動きにするには県内各地で活動を担う”ツーリズム人”の養成が伴なわなければ意味が無い。これがツー大に是非参加して頂きたいと考える所以だ。12月も講座が開催される。1日だけのつまみ食いでもいい。先ずは自ら体験することから始まる。


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