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ブルーツーリズムモニター (延岡市北浦町) その2(終り)

横島展望台 さて2日目は朝8時半に出発、車を連ねて約25分の横島展望台に行く。ここからは四国西端が見えるそうだが生憎雲がかかっているようで目を凝らすが見えなかった。やがて今から行く定置網を持つ船長さん(宇戸田さん)がやって来て定置網のイラストコピーを配って網の構造と特徴を面白く語ってくれた。やはり素人に興味を持たせる語りが絶対必要だ。船長はこの役回りが適役だと思った。この展望台から船長の定置網が3つ見えた。親から聞いてきた魚の回遊ルートに沿って張ってある。

この定置網に金庫網というゾーンがある。何でこんな名前なんだと船長に聞くと、魚の知能指数により簡単に取れるものと、なかなか取れないものとがあるようで、金庫網に入る魚はもう逃げられない構造だそうでIQの低い魚がここに入るんだそうだ。魚の話なんだが何となく人間世界の話にも聞こえて来るから不思議だ。俺も金庫網に入る類なんだろうなって、、、、

北浦町定置網体験 さて船長の持つ第十八繁栄丸に乗って10分で定置網に到着。さっそく船長と長男の2人で網を巻き上げた。だんだん網が狭まってくると網の中の魚が見えてくる。50~60cmの大型魚もいれば太刀魚、サバ、鯵などの大衆魚もいる。タイもいるし活きのいい水烏賊も結構入っていた。金目の魚は船長が先に生簀に移し、残りを家 北浦町定置網2 族一人一人が網で掬って生簀に移した。人間の手で触ると死ぬんだそうだ。だから手で触らずできるだけ手早く生簀に入れるのがコツだ。何でも活魚とそうでないものとは倍の価格の開きだそうだ。また烏賊は佐賀呼子まで出荷するんだそうだ。お茶かなんかでも似たような話を聞いた事を思い出した。港に戻りさっそく活きのいい鯵、サバを刺身にしてくれたが甘くて旨い。

北浦町定置網3 この2日とも天気も素晴らしく、全家族とも和気藹々の仲間となって楽しく過ごした。この北浦町をドライブすると道には猿が出てくる。まだまだ自然が豊かに残っている地域だ。最後に今回のモニターのアンケートを書いて、昨日作業した一夜干しをお土産に解散した。今回のモニターのよかった点は子供中心でスケジュールがゆっくり組まれていたこと、塩作りが体験できたこと、魚の捌き学習と干物つくり、定置網体験だと思う。逆に反省点は1日目の夕食に冷たい料理が多かったことだ。ここが改善されれば素晴らしいモニターツアーだと思った。

世の中グリーンツーリズムが盛んだが鹿児島は日本で第4位の水揚げを誇る県だ。このブルーツーリズムも今回を参考にすれば鹿児島でももっと地域性を組み入れた面白いプログラムが組めると確信して、再度あの時間のかかる国道10号線を南に下った。 錦江湾沿いの道路で何気なく目を海に移すと何とイルカ7,8頭が泳いでいた。話には聞いていたが運が悪いのかこれまで櫻島フェリーに乗っても遭遇したことが無かった。ラッキーな1日だった。

 

 

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