先週の新聞で溝辺町の山奥に巨石があると知り、今日になったが行って見た。新聞では記者の方もこれを探すのに2日を要したとあるから、あらかじめ霧島市の観光課に同行をお願いした。市役所から車で約30
分で溝辺カントリーのコースを縁取るような山道に入るとまもなく、つい最近立てたと思われる小さな木の標識『据石ヶ丘の巨石』があった。ここから数分の山道なんだがコンクリートの簡易舗装とは思えないほどの大揺れの中進んで行くと山の頂上付近に出た。ここは車止めになっている。軽車両ならUターンも可能だ。ここから歩いて1分で目指す巨石があった。巨石と言うからにはそれだけ期待も大きかったんだがちょっと小ぶりな巨石というレベルだ。周囲を小さなといっても多分30~40kgくらいはありそうな石が何個か取り囲んでいる様子からして人の手が入っていると感じた。またこの(小ぶりな)巨石には基礎の部分が見て取れる。この上に大きな石が乗っかってることからすればやはり人的パワーが加えられた結果今の形に落ち着いたと思われるがどうだろうか。
丁度霧島の山々と約90度の角度で櫻島が見える位置にあたり、これも何となく神懸り的な匂いがする。そう言えば来る途中、近くに高屋山陵を通って来たことを思えば、新聞にもあるように何となくこれとの関係も想像したくなるのは人情だろうか。市に聞くと昭和15年に国の調査も入ったとのことだがその結果は明らかではなさそうだ。
以前阿蘇の大草原の中にびっくりするような巨石群を見たことがある。近くまで道があるから誰でも行けるんだが土地に何度か通わないと土地の人はここに連れて行ってはくれない。でも確かに不思議な巨石群だった。阿蘇と比べることはできない規模ではあるが溝辺の小ぶりな巨石もその生い立ちへの想像に於いては互角と見た。
さて帰りに裏道から嘉例川駅を訪ねた。表札を見れば何と今日は嘉例川駅の105回目の誕生日だった。でも周囲も普通と何ら変わらない雰囲気で寂しそうだった。目出度い日に来合わせたものだ。我等少数ながら、せいいっぱいその長寿を祝した次第。


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