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喜界島は世界島! その①

喜界島空港 今までなかなか訪問のチャンスが無かった喜界島を先週訪ねた。鹿児島空港を定刻に出発したJAC機は定刻5分前に喜界島に到着した。小さな空港は昔住んでいたミクロネシアのロタテニアンの空港を思い出させる。

朝の1便が到着すると各社の新聞が降ろされ、ここからバイクで島内に配達されている。ここで今日の案内をお願いした役場の吉行さんに会った。喜界島は年間隆起速度が2mmという世界最高速を誇り、世界遺産候補に平成15年指定されている島だ。 喜界島百之台 最初に空港周辺を回ったがすぐ滑走路の傍に小ぶりだがゴルフ場もあった。この空港には昭和19年に海軍航空基地が置かれ、米軍の沖縄上陸後は沖縄に向かう特攻機の最後の整備、点検が主たる役割だったと碑に刻まれている。ここには黄色と赤の花弁が特徴の菊に似た通称特攻花大金鶏菊という南米原産の外来種で戦後持ち込まれたとする説もあるが)と呼ばれる花が5,6月には見事に咲き乱れる空港としても知られている。空港の傍にもすぐにでも泳げそうな綺麗な海岸が多い。

喜界島俊寛 俊寛と言えば三島の硫黄島と思うが、実はこの喜界島には昔から『坊主の前』と呼ぶ場所があり、その墓石の下から発見された人骨を昭和50年、国立博物館に持ち込み、鑑定して貰うと、その形相は現代人と大きく異なり、高貴な人物であったらしいとの判定を受け、同時に見つかった隅金具の付いた立派な木箱もあって、これが俊寛の骨ではないかと話題にもなった。

喜界町農産物加工センターも新しく出来ていて特産品、なかんずく柑橘類 喜界島すふーみかん は31種類もあるそうで私は緑色した花良治(ケラジ)ミカンすふと呼ばれる黄色いミカンが印象的だった。ケラジみかんは平成17年の学会で初めて報告され、含まれるガン抑制成分の効能が期待されている。またすふーみかんはなぜかそのお尻に可愛い丸い輪っかがあって、生まれつきのマークが面白い。少し試食してみればその柑橘特有の強烈な甘酸っぱさが印象的だった。

しかしこの喜界島、正直リッチな島だ。米とガソリンは外から持って来るようだがあとは何でも自給できる島ではないだろうか。黒糖、焼酎、白ゴマ、マンゴー、メロン、パパイヤ、パッションフルーツ。パパイヤなどは道沿いにも見られ、誰のものとも分からない自生もあってまさにミクロネシアの豊かさに通じるものがある。 

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