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プロデューサーズコラム

九州新幹線全線開業に向けた観光振興方策についての提言

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大隅地域に光あれ

2008年5月26日

  「大隅地域振興局」の地域づくりのセミナーに参加する機会を得ました。
  プロデユーサーになって初めての講演でもあり、しかも小生が育った地域であり大変緊張をしました。

 大隅地域は20数年前までは、団体旅行としては欠かせないルートでした。観光客は、大型バスで宮崎から日南海岸をめぐり、都井岬、志布志、鹿屋、佐多岬、山川、指宿と途中のドライブインで食事や買物を楽しみ、大隅半島の沿線の魅力を堪能しました。

 その後バブルが崩壊し、団体旅行が減少し個人旅行に変わってきたことや、宮崎から鹿児島までの高速道路網が整備され、大隅半島はだんだんと観光ルートから取り残されてきました。
 地域の努力不足というより、環境の変化やアクセスの整備によりもたらされた要因が大きいと考えています。
 しかしここにきて、地域のニューツーリズムが注目をあびてきました。
 グリンツーリズム、ブルーツーリズム、エコツーリズム、長期滞在、二地域居住などがその代表です。今田舎のくらしに関心を持つ人々が増えています。
 従来の物見遊山的な観光、温泉での豪遊など金の消費から、個人の趣味や価値観を大切にする時間消費型の観光スタイルに変化してきています。
 グリーンツーリズムは、団塊の世代を中心に関心が高まっており、特に教育旅行にはこれから欠かせない素材です。担い手の育成を図り、地域をまとめる人の存在が大事になってきました。

 大隅地域は食材の宝庫であり、美しい砂浜、渓谷など自然にも恵まれています。
また、「お釈迦祭り」、「弥五郎どん祭り」、「流鏑馬」など鹿児島を代表する祭りがあります。
 最近では「ねじめドラゴンボートフェスティバル」「エアーメモリアルin鹿屋」「鹿屋バラ園」もかなり知られるようになりました。ないものねだりはやめて、現在あるものに磨きをかけて、どの地域から、いつごろ、どの層をターゲットに誘客するか分析し、販促していくことが重要です。インターネットの急激な普及により、情報のよりスピーディさも必要です。

 九州新幹線の全線開業まで3年足らずとなりました。 
地域の魅力に惹かれて旅行者は訪れます。大隅地区のブランド力(地域力)が構築できれば、アクセスの不便を忘れて人は集まると考えています。
 これからも、「大隅地域に光あれ」とエールを送っていきたいと思います。

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