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僕的かごしま泉歩 温泉まちなみ散歩

温泉を訪ねて出掛けた町。 湯を楽しむのはもちろんだが、せっかくだかぶらりぶらりと散歩するのもなかなかいい。
温泉のある町は、味わいのある建物や不思議な魅力を持つ路地など、通り過ぎても思わず振り返ってしまうような心に残る風景があちこちに隠れている。そんなまちなみ散歩を楽しむのにぴったりの魅力溢れる温泉を紹介しよう。

川内高城温泉

私たち現代人が温泉を好むように、昔の人々も温泉に親しんできた。その名残りは、地域の神社の記録や記念碑、古文書などに残された記述に求めることができる。それらには、温泉発見の由来や歴史上の有名人が入浴したことなどが記されており、温泉を違う角度からも見ることができる。歴史に触れながら湯を巡るー。そんな楽しみがここではできるかもしれない。

温泉街のメインストリート

▲温泉街のメインストリート。
曲がり具合が微妙

西郷伝説をリアルなマネキンで表現

▲西郷伝説をリアルなマネキンで表現

温泉街のメインストリート
西郷伝説をリアルなマネキンで表現

▲懐かしい心地がするのは間違いない。

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市比野温泉

発見は宝永年間よりも古いとされ、また「三国名勝図会」にも名湯として紹介されている。そうした泉質の良さもあって、特に明治初期には鹿児島の奥座敷と称され、数多くの湯治客で賑わった。どこか色気も感じさせる懐かしいまちなみは、その繁栄ぶりを今に伝えている。市比野川沿いの坂道や家々が並ぶ路地は、独特の風景を楽しませ、最近では映画のロケ地にもなった。

この街の路地に迷ってみるのは、温泉に入る前?入った後?

▲この街の路地に迷ってみるのは、温泉に入る前?入った後?

温泉街の横には城後川が流れる。

▲温泉街の横には城後川が流れる。街中からは、滝も見える。

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湯之元温泉

温泉の始まりは、戦国時代といわれている。
しかし、浴場施設が整備されはじめたのは、江戸初期のことで、藩が直接湯治場の管理に携わっていた。例えば、身分によって使用する浴場が分けられていて、「御前湯」「地頭湯」「坊主湯」「打込湯」と名付けられていた。明治以降は鉄道(現鹿児島本線)の敷設に伴い、他地域からも多くの湯治客が訪れようになり、味わいのある街並が形成されてきた。テーマパークなどで人気の高い「昭和レトロ」は、頑張って作らなくてもここにある、そんな心にくい街だ。

▲街中を用水路が流れる。かつてここは田んぼだったことがうかがえる。

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