トップページ > スタッフレポート

旨味!枕崎!~出汁(だし)文化~

遠洋カツオの水揚げとかつお節生産量日本一を誇る、かつおのまち、枕崎。

鰹干し風景(よかとこ100選).jpg

その枕崎市で、かつお節をはじめとする出汁文化を広めようと取り組んでいらっしゃる、中原水産株式会社の中原常務を訪ねました。

中原さんは、「薩摩海鮮かつ市」ブランドの「かつおせんべい」などの加工品の開発を行うほか、一昨年の3月から「出汁の王国・鹿児島」プロジェクトの実行委員としてさまざまな活動を行っているそうです。また、おだしツアーという新しい取組を行っているとのこと。

中原水産にて1.jpg

日本一のかつお節生産量を誇る枕崎において、たった3%しか作られない「本枯れ節」を目の前で削っていただきました。

中原水産にて2.jpg

慣れた手つきで鰹を削る中原さん。このあと、美味しい出汁の取り方を、詳しく教えていただきました!

鰹節1.jpg

写真は、削りたての'荒節'です。鮮やかな色にハッとします。濃厚で、香ばしいかおりが漂います。荒節と、本枯れ節を2種類入れることで、香りと上品な風味が生まれるそうです。

カツオ節の削り体験.jpg

中原さんは、各地で「出汁のとり方教室」を開催され、食育の観点からも関心が高まっているようです。また、おだしツアーはかつお節の工場見学からはじまり、削り体験と出汁の取り方教室、そして最後には「枕崎鰹船人(かつおふなど)めし」を作って試食する、という食の体験ツアーです(要問合せ)。

枕崎鰹船人めし1.jpg

写真は、「枕崎鰹船人(かつおふなど)めし」です。鹿児島県内の商店街が競い合う商店街ぐるめNo.1決定戦のS-1グルメグランプリで2連覇を達成した人気メニューです。「枕崎鰹船人めし」について詳しくはこちら

また、今年4月には、枕崎駅近くに「おだしSHOP」もオープン予定とのことで、もっと気軽にかつお出汁を愉しむことができるようになります♪

枕崎駅舎1.jpg

2013年4月に完成した枕崎駅舎はグッドデザイン賞受賞。全国唯一、建設資金のほとんどを市民をはじめとする民間寄付金で建てられたという点が高く評価されたそうです。
駅舎内の山幸彦やハートの敷石など、遊び心のある素敵な駅舎になっています。また、駅舎の看板「枕崎駅」の字は、昨年までの大相撲立行司「第36代木村庄之助」さんが書かれたものだそうです。

南溟館(風の芸術展).jpg

駅舎を見学したあとは、南溟(なんめい)館で芸術鑑賞♪
こちらでは、枕崎神社の丘に建つ木造の美術館で、山口長男、海老原喜之助、吉井淳二画伯などの作品を展示しています。また、「風の芸術展」という現代美術の全国公募展を3年に一度開催しており、枕崎市役所周辺や駅通り、中央通りは「青空美術館」と名付けられ、各受賞作品等を見ることができます。

CAFETHEOLDMAN外観.jpg

そうこうしているうちにランチの時間です。本日は、CAFE THE OLD MANにてかつおバーガーをいただきました。先日、観光列車「いぶたま」が枕崎駅へ走った時に「まくらざき満喫ビュッフェ」で鰹バーガーが出たことで、最近注目が高まっているそう。

まくらざき鰹バーガー1.jpg

鰹で作ったハンバーグに、マヨネーズとたっぷりのかつお節でトッピングしています。かつお節の風味が効いていてとっても美味!
CAFE THE OLD MANの店舗情報については「まく旅」をご覧ください。

その後一行は、花渡川ビアハウスに「鰹ステーキ」なるメニューがあると聞き、枕崎駅から車で約5分、薩摩明治蔵へ向かいました。

明治蔵外観 2.jpg

薩摩明治蔵は「さくら白波」で有名な薩摩酒造株式会社が運営しており、100年以上使い続けたかめ壷で今でも焼酎を造っています。試飲が充実していて、ここだけのオリジナル焼酎の飲み比べができます。

鰹ステーキ(アップ).jpg

明治蔵に隣接する「花渡川ビアハウス」で鰹ステーキを頂きました。まさにお肉のような新食感の鰹に大感動!にんじんのソースも上品に絡みます。

鰹のカルパッチョとおさつBEER.jpg

鰹のカルパッチョは、こりこりした歯ごたえが絶妙です!また、黒ビールタイプのブラック、琥珀色が美しいピルスナータイプのゴールド、きれいな紫色のパープルと、3つの個性的な味わいのサツマイモビールも味わえます。

枕崎の景色1.jpg

お腹が膨れたのでちょっと運動がてら、薩摩明治蔵の展望台へ登ります。この日はあいにくの曇り空だったのですが、鰹節工場から煙が立ちのぼり、風情があります。朝はもっとたくさんの工場の煙が見られて、ダイナミックな風景が広がるそう。

枕崎土産1.jpg

さてさて、最後に、枕崎駅前観光案内所に戻ってきました。
観光案内所内には、ちょっとしたお土産コーナーもあります。本場英国の食のオスカー「グレート・テイスト・アワード」で二年連続金賞を受賞された枕崎紅茶も並んでいます。

瀬戸公園1.jpg

その枕崎紅茶の産地には、すぐ近くに瀬戸公園という市民の憩いの場があり、春には170本のソメイヨシノ桜が満開となります。多彩な魅力ひろがる「枕崎」へ、ぜひお出かけください♪

2013年12月、ユネスコの世界無形文化遺産に登録され、注目が集まっている「和食」。
その土台とも言える'旨味'は、「出汁」なくしては語れません。鹿児島は、かつお節をはじめ、奄美の鶏飯などの鶏や豚など、多彩な出汁文化が根づいています。
世界へ羽ばたけ!日本食!そして鹿児島の食!

「出汁の王国・鹿児島」プロジェクトについて、公式サイトはこちら
中原水産「薩摩海鮮かつ市」はこちらをご覧ください。
また、枕崎へお出かけの際は、枕崎市観光協会サイト「まく旅」をぜひご覧ください♪

(2014年2月17日 総務部 北園)

第2回ピンクリボンのお宿シンポジウムin指宿 レポート

ピンクリボンのお宿2014年版.jpg

平成25年12月16日に、ピンクリボンのお宿ネットワーク主催「ピンクリボンのお宿シンポジウムin指宿」が開催され、県内外の旅館関係者など約60人が参加し、乳がん治療を受けた方々の宿泊施設や観光地での受入態勢について意見交換等が行われました。

現在、日本人女性が一生のうちに乳がんになるのは16人に1人という統計があり、毎年約5万人の女性が胸の切除や温存手術を受けながら、8割以上の方が回復されるといいます。しかし、その後、大きな楽しみである旅をあきらめてしまう人も多く、患者さんとその家族を含めると約200万人に上るといわれています。

「ピンクリボンのお宿ネットワーク」は、平成24年7月10日に設立。全国の病院・看護団体とホテル・旅館が連携し、乳がん治療を受けた方々の旅をサポートするために設立されました。

ピンクリボンシンポジウム_1.jpg

冒頭でピンクリボンのお宿ネットワーク」会長の畠ひで子さんが挨拶されました。現在、会員数は設立当初に比べ倍以上の111になっており、関心と期待の大きさを感じている、とのこと。乳がんを経験した方への生活ニーズアンケートでも、8割の方が、温泉に行きたくても行けない、と答えているそうです。

シンポジウム_指宿市長挨拶.jpg

次に、来賓の指宿市の豊留市長が挨拶をされました。日本で一番早い市民マラソン大会・いぶすき菜の花マラソン大会にちなんだ菜の花色のユニフォームをまとって壇上へ上がり、指宿が目指す観光都市についてや、思いを汲み取りおもてなしをすることの大切さなどについてお話しをされました。

ピンクリボンシンポジウム_2.jpg

次に、がん患者を支援するNPO法人で理事長を務める桜井なおみさんによる講演が行われました。現在、日本人の3人に1人ががんで亡くなっているという推計が出ており、家族4人の中で1人もがんにならない確率は5%程度という推計があるそうです。つまり、ほとんどの人が一生の中で何かしらがんと関わりを持つことになる、と言えます。

ピンクリボンシンポジウム_7.jpg

ご自身の乳がんの経験から、旅行先でどういうおもてなしが嬉しいと感じるか、温泉でのタオル多めの貸出や、シャワーキャップの色、お部屋への空気清浄機の設置、食事への対応など、具体的にお話し頂きました。また、病気のことを聞き出そうとするのではなく、予約の際の確認電話や、チェックシートへ希望を記入できるようにしておくなど、さりげない配慮や小さな心遣いを、とのことでした。

ピンクリボンシンポジウム_3.jpg

次に、大正浪漫の宿 京都屋 女将の前田明子さんが活動報告を行いました。 昨年7月に「ピンクリボンのお宿ネットワーク」へ入会され、取り組みを始めた「京都屋ピンクリボンの日」について報告をされました。その中で出てきた課題等を踏まえ、来年も4回実施予定とのこと。スタッフがその時来ている方をどう喜ばせることができるか、ソフト面でのおもてなしに更に注力したいと述べられました。

最後に、嬉野温泉旅館組合おかみの会 北川節子さん、湯谷温泉発展会 加藤直詳さん、美塾篤姫 今奈良恵さん、桜井なおみさんによるパネルディスカッション「温泉地で取り組むピンクリボン活動」が行われました。

ピンクリボンシンポジウム_4.jpg

嬉野温泉旅館組合おかみの会代表の北川さんは、平成15年からピンクリボンの活動を行っており、「ほっとマンマin嬉野」というイベントを行っています。嬉野市が、健康施策のモデル都市に選ばれていることで、行政との連携についてのお話も伺うことができました。

ピンクリボンシンポジウム_5.jpg

湯谷温泉発展会会長の加藤さんは、10月1日を「湯谷温泉ピンクリボンの日」として設定し、乳がん患者や経験者、その家族らに貸し切りで温泉を無料開放した時の様子をお話しいただきました。無料のハンドマッサージ等も行い、好評だったそうです。そのほか、組合で予算化を行い、脱衣所でのついたて設置など、ハード面での整備も行っているそうです。

ピンクリボンシンポジウム_6.jpg

また、美塾篤姫会長の今奈良さんは、指宿市の「家族温泉野の香」の女将でもいらっしゃいます。美塾篤姫は、今年1月に指宿市の10名の女性で結成され、指宿の素材を使って、身も心も美しく!をテーマに活動しているそうです。今年10月に乳がんフォーラムを開催し、講演やパネルディスカッション、検診等を行ったとのことです。

ピンクリボンシンポジウム_8.jpg

鹿児島県では、今回会場となった指宿市の秀水園をはじめ、指宿市と霧島市の計4施設が「ピンクリボンのお宿ネットワーク」に入会しています。そのほか、加盟しているお宿等の情報や、冊子など、 詳しくはこちらをご覧ください。

(2013年12月16日 総務部 北園)

霧島発 広域観光周遊ルート(大隅半島北部) モニターツアー♪

鹿児島県観光連盟では、拠点地域(霧島・鹿児島・指宿)と各地域の連携による観光周遊ルートを企画しています。
4月に指宿発・南九州市ルート、5月には同じく指宿発・南大隅ルートのモニターツアーを実施し、その第3弾として、12月3日に霧島発・大隅半島北部ルートのモニターツアーを実施しました♪

★霧島発・大隅半島北部コース
霧島温泉郷→①大川原峡→②悠久の森→③桐原の滝→④三連轟→⑤中谷公民館にてゴッタンの紙芝居・演奏→⑥関之尾の滝→⑦道の駅たからべ「きらら館」→霧島温泉郷

霧島温泉郷(昼).JPG

霧島連山韓国岳の西南に点在する温泉地の総称が「霧島温泉郷」です。天孫降臨伝説の霧島山の懐ろから湧き出る霧島温泉郷は、大小9つの温泉からなり、いずれも標高600メートルから850メートルの間に位置し、さまざまな泉質があります。

大川原峡キャンプ場.jpg

さて、その霧島温泉郷から霧島神宮駅前を通り、国道2号線で大川原峡キャンプ場へ向かうと、約1時間で到着です。大川原峡キャンプ場は、夏場は家族連れなど多くの人々でにぎわいます。

大川原峡1.jpg

ガイドをして下さった曽於市観光ボランティアガイドの寺島さんです。大川原峡は大小の岩が約2km余り続く美しい渓谷で、約34万年前の加久藤カルデラの火砕流で出来た溶結擬灰岩なのだそうです。

大川原峡2.jpg

落葉と流れる水、岩と緑のコントラストが美しいです。今回は2kmの渓谷のほんの一部を散策しましたが、マイナスイオンが出ているのか、ひんやりとした空気が心地よかったです。

悠久の森3.jpg

大川原峡から約5分で「悠久の森」へ。「悠久の森」というネーミングが素敵だなぁ、と前々から思っていたのですが、なんと、ここ曽於市の条例で、「今後永久に伐採せず、子孫に引き継ぐこと」が制定されているのだそうです。素晴らしい取り組みだと思います!

悠久の森1.jpg

ガイドをして下さった國武さんは、自然の植生を大切にしながら安全に散策できるよう、この森を管理されています。植物の名前が分かるように、実際に植物に触れてみたり、葉っぱの特徴を教えてくれたり、とても楽しいご案内でした♪

悠久の森4.jpg

「悠久の森」は全国遊歩百選の森にも選ばれており、毎年11月にはウォーキング大会が開催され、たいへんにぎわいます。現在9千2百本の紅葉の木がありますが、1万本を目指して、「もみじの森の会」という里親制度を設けているそうです。

悠久の森0.jpg
「おおすみ観光100選」より


今回は片道3.5km(往復7km)のうち、約1kmで引き返してきました。少しだけでしたが、森の中を歩くことで、森のキレイな空気で身体が癒されるだけでなく、自然から離れた毎日を送っていると忘れがちな自然の恵みや命の循環について、改めて考えさせられました。

曽於市観光弁当.jpg

再び大川原峡キャンプ場へ戻り、昼食です。「きたん市場 田舎の手作り弁当」と名付けられたお弁当は、ガネ(鹿児島弁でかき揚げのこと)や地元産の野菜を使ったおかずが美味しい!アップルキウイという珍しいフルーツももちろん、地元の方が育てたものです。曽於市観光特産開発センターでは、この他にも何種類か観光弁当を受け付けているそうです(要予約)。

桐原の滝1.jpg

キャンプ場から桐原の滝へ移動します。

桐原の滝2.jpg

桐原の滝は、幅40m、落差12mの雄大な滝で、加久藤火砕流堆積物が浸食されてできた滝です。霧島ジオパークのジオサイトです。 今の時期はちょうど水量が少ないとのことですが、よく晴れた日の午前中などは虹が見られるとのこと。スポーツメーカー・ミズノのCMの舞台にもなったそうです。

三連轟(2つ).jpg

同じく霧島ジオサイトのひとつ、「三連轟(とどろ)」も見学しました。冬場は水が流れていないため、いつもは滝の下に隠れている、火砕流と水の織りなす造形を見ることができました。右が水が流れている時の三連轟です。(おおすみ観光100選より)

三連轟から車で約15分、曽於市財部町の中谷公民館へ。ゴッタン奏者・荒武タミさんの生涯を紹介する紙芝居のあと、地元のゴッタン倶楽部の皆さんによるゴッタン演奏を鑑賞しました。

ゴッタン紙芝居1.jpg

ゴッタンとは、箱三味線・板三味線とも呼ばれ、旧薩摩藩だった鹿児島と一部の宮崎に伝わる民俗楽器です。ゴッタンの弾き語りの第一人者であり、最後のプロの伝承者である荒武タミさんの生涯を、観光ボランティアガイドの牧之瀬さんに紙芝居でご紹介いただきました。

ゴッタン紙芝居2.jpg

ときおり鹿児島弁を交えた紙芝居は、標準語にはない不思議な温かみというか、その地域の魂、とまで言うのは言い過ぎかもしれませんが、独特の波長みたいなものが伝わる気がします。

さて、ひきつづき、「ふるさとを思いやる会 ゴッタン倶楽部」によるゴッタンの演奏が始まります。まずは明るい踊り歌から。

ゴッタン演奏2.jpg

指導者の永山成子さんを中心に、「茶碗蒸しの歌」や「おはら祭り」など、鹿児島ゆかりの歌を披露していただきました。

ゴッタン演奏1.jpg

そして、演奏のあとはゴッタン体験をさせて頂きました。

ゴッタン体験3.jpg

私もゴッタンに触らせてもらいましたが、実際に演奏してみるとけっこう難しい...。奈良迫プロデューサーは、構え方がなんだかスタイリッシュです。

会場では「おはら節」に合わせて大合奏。参加者のみなさんも自然と笑顔になります。

ゴッタン体験1.jpg

ゴッタン倶楽部のみなさんは、永山先生の指導のもと、週に2回ほど練習に励んでいるそうです。ゴッタンの練習が毎回とても楽しみだと話して下さいました。
最後には再び踊りが始まり、最後は永山先生のソロ演奏で締めくくりました。最後の曲は、シャッターを切るのを忘れ、最後まで聞き入ってしまいました。とてもカッコ良かったし感動しました!!

ゴッタン演奏3.jpg

永山先生は鹿児島の民謡を後世へ伝えるために、民謡集を発行されています。「ふるさとを思いやる会 ゴッタン倶楽部」についてのお問い合わせは、曽於市観光特産開発センター(TEL:0986-28-0111)まで。

ゴッタン体験で湧きたった心を抑え、次の目的地「関之尾の滝」へ向かいます。今回訪れた「大川原峡」「桐原の滝」「三連轟」と同じ、加久藤火砕流堆積物によるものですが、ここは世界でも珍しい甌穴(おうけつ)群があり、国の天然記念物に指定されています。

関之尾の滝1.jpg

案内してくれたのは、都城歴史観光ガイドの馬形さん。川に岩が転がっているようにも見えますが、水面下は全て一枚の岩なのだそうです。

関之尾の滝2.jpg

「雨垂れ石を穿つ」ということわざは、本当なんだなぁ、と改めて実感します。自然の力強い造形美に胸を打たれます。

関之尾の滝3.jpg

関之尾の滝です。その壮大なスケールに圧倒されます。吊り橋から見学する事もできます。ここでは、江戸時代用水路である「北前用水路」を見ることができますが、大きな石が積み上げられている様子を見ると、当時の工事がいかに大変なものだったかということが想像され、感慨深かったです。用水路は岩でできているため、自然景観とも調和しているところが素晴らしいと感じました。

関之尾の滝から車で約15分、道の駅たからべ「きらら館」へ立ち寄り、1時間弱で霧島温泉郷へ戻ります。温泉郷へ近づくと、温泉のいい匂いがしてきます。

霧島温泉郷(夜).jpg

霧島連山を抱く霧島市の自然と温泉を堪能したその次の日には、少し足を伸ばし、大隅半島の雄大な自然と豊かな農畜産物グルメを堪能し、散策で少し疲れた身体をまた温泉で癒す...。そんな旅はいかがでしょうか?

★霧島発・大隅半島北部コース
霧島温泉郷→①大川原峡→②悠久の森→③桐原の滝→④三連轟→⑤中谷公民館にてゴッタンの紙芝居・演奏→⑥関之尾の滝→⑦道の駅たからべ「きらら館」→霧島温泉郷

☆参考☆
霧島市総合観光案内
霧島市観光協会公式ホームページ
「そおナビ」曽於市観光協会公式サイト
曽於市観光特産開発センター「そおかいネット」
都城市観光サイト

(2013年12月6日 総務部 北園)

農業体験とボランティアガイドツアー♪ ~伊佐・湧水・霧島~

秋の陽気に包まれ、過ごしやすい季節になってきた10月某日、姶良・伊佐地域振興局が主催する体験モニターツアー「農業体験とボランティアガイドコース」に参加してきました!

伊佐_農業体験_3.jpg

伊佐地域で農家民宿や農業体験を行っている「田舎のお百姓さん」での収穫体験&おいしい伊佐米のおにぎり付きのランチ、日本湧水百選・丸池湧水での観光ガイド、霧島神宮での観光ガイドというコースです♪

鹿児島中央駅からバスで約1時間20分、伊佐市の菱刈地区に到着!晴天に恵まれ、田んぼの緑が輝いています。

伊佐_農業体験_1.jpg

今回、農業体験でお世話になった「田舎のお百姓さん」の山之内さんです。
山之内さんは農家民泊や民宿を行っており、今年は中国・四国地方からも6校の修学旅行の生徒さんを受け入れているそうです。

伊佐_農業体験_2-2.jpg

ここでは、ジャンボインゲンと金山ネギを収穫します。まず、ジャンボインゲンの畑に到着。
まるで緑のトンネルです!インゲンの爽やかな香りに包まれ、癒されます。

伊佐_農業体験_4.jpg

大きいものを選んでハサミを使って収穫します。このジャンボインゲンの主な出荷先は名古屋で、名古屋からの学生さんがいらっしゃるという交流もあるそうです。

ジャンボインゲンを袋いっぱいに詰めたら、次の目的地、金山ネギの畑へと向かいます。あぜ道のふかふかの感触にまたもや癒されながら歩いていきます。

伊佐_農業体験_6.jpg

伊佐の特産「金山ネギ」は、みずみずしく、甘みがあるのが特徴で、秋から冬にかけて地面に深く茎を伸ばすそうです。まさにこれからが旬!

伊佐_農業体験_7.jpg

ネギを地面から引っこぬいたら、土がついている部分をはがして、最下部をハサミで切ります。 土の中に立派に育ったネギを引き抜くのはなかなか難しいのですが、参加者のみなさんは、農業経験者の方も多いのか、みなさん上手でした!

伊佐_農業体験_8-2.jpg

長さにして1m程でしょうか。こんなに地面に潜っていたのかと感動です。この日は4本をお土産にいただきました!

伊佐_農業体験_ランチ_2.jpg

身体を動かしたあとは、収穫したお野菜を使ったお昼ご飯です。山之内さんが先回りして、お土産を用意してくださいました!伊佐米はもちろん、一年中お野菜を育てているそうで、お米とお野菜を車いっぱいに購入されるお客さまもいるそうです。

伊佐_農業体験_ランチ_3.jpg

台所で、先ほど収穫したネギを焼きます。葉の中に白い茎の部分を入れた状態で焼くと、焦げ目がつかず火がしっかり通るんだそうです。

伊佐_農業体験_ランチ_5.jpg

伊佐米のおにぎりに添えて。金山ネギは自然な甘さたっぷりなので、素材の味を楽しみたい方は、そのままでもいけます!
山之内さんの作るヒノヒカリは、ツヤがあり、コシもあってとっても美味!!グッチ雄三さんがお召しになった際に、「こんな馬力のあるおにぎりは初めて!」とコメントされたとか。

伊佐_農業体験_ランチ_7.jpg

この他にも、さつま芋、カボチャの天ぷら、野菜たっぷり豚汁、水田ごぼうの和え物、デザートには山之内さんの娘さん手づくりのカボチャプリンまでいただきました!上にのっているカボチャが効いています。

伊佐_農業体験_9.jpg

山之内さんの「田舎のお百姓さん」では、農家民泊はもちろん、長期滞在型の古民家宿もあります。素材も美味しい、空気も美味しい、農業体験をしてみませんか?
詳しくは、こちらをご覧ください。

次の目的地は、日本名水百選・丸池湧水!
丸池湧水は、霧島連山栗野岳に降った雨が浸透し、35年かけて湧出したミネラルたっぷりの水だそうで、1日の湧出量はなんと5万9千トン!町の水資源として活用されているそうです。

丸池湧水_2.jpg

丸池の中の、色の薄い部分をじっと眺めると、地面から水がわき出ている様子が観察できます。

丸池湧水の観光ガイド_1.jpg

こちらでは、湧水町の観光ボランティアガイド「湧水汽車会(わくわくぽっぽかい)」の梅古川さんが案内して下さいました。
春夏秋冬の丸池の魅力や湧水町の美しい景観をご紹介いただきました。丸池湧水はツアーのお客さまも多いそうで、2年前に発足したばかりとは思えない、分かりやすくて素敵なご案内でした。つい先日、テレビ出演もされたとか。

丸池湧水の観光ガイド_5.jpg

また、丸池の周辺は遊歩道になっており、散策コースにぴったりです。向う側に写っている橋は、町で作ったエコレンガでできているそうです。

丸池湧水の観光ガイド_7.jpg

この二連レンガ暗渠(あんきょ)は、湧水を通すために、栗野駅をまたぐ必要があり、設置されたもので、67.4mもあるのだそうです。湧水町には全部で14もの暗渠があり、いずれも「近代化産業遺産」に登録されています。

丸池湧水の観光ガイド_3.jpg

湧水町では毎年、高原フェスタ彫刻造形展が行われており、丸池周辺では昨年の作品を見ることができます。

湧水町の観光ボランティアガイド「湧水汽車会(わくわくぽっぽかい)」のお問い合わせは湧水町観光協会(TEL・FAX:0995-74-5690)まで。

湧水茶プリン.JPG

見学が終わり、駅併設の「栗太郎館」へ。
「霧島山麓湧水茶プリン」は、湧水町産の煎茶、黒豆を使い、県産の素材にこだわった濃厚なめらかプリンで、2012年の「きりしま!新 食のおみやげコンテスト」で優秀賞を獲得しました。自然な甘さとキリリとした煎茶の旨みがあります♪栗太郎館ほか、吉松物産館、観光SL会館などで購入できます。

牧園町特産品販売所_1.jpg

湧水町から霧島市へ移動し、牧園町特産品販売所でお買いもの。地元で採れた野菜や果物、霧島茶、手づくりのお菓子やお花などが販売されています。すぐ目の前には、関平鉱泉の販売所もあり、旅の途中に立ち寄るにはちょうど良いスポットです。

牧園町特産品販売所_2.jpg

こーんなに大きいシイタケが。そういえば昨年11月に「霧島アートな旅 極上な体験」の体験プランで、源泉蒸し料理体験をいただいたとき、蒸しシイタケの美味しさに感動しました。ここのシイタケ、人気なんだそうです。

命の洗濯場_1.JPG

この物産館の道路を隔てて向かい側に、こんな看板があります。今回のコースには含まれていなかったのですが、特別に途中まで登らせていただくことに。

命の洗濯場_2.JPG

少し日が落ちて涼しくなってきました。絶景に出逢うためには、途中で後ろを振り返ってはいけません。合図があり、振り返ると...

命の洗濯場_5JPG.jpg

道路から少し上っただけなのに、霧島連山がこんな風に見渡せます。この「命の洗濯場」、頂上では東方に霧島連山、南方に錦江湾と桜島が一望できる360度の大パノラマが広がるそうです。
ちなみにここは霧島セラピーロードの柳ヶ平散策路のスタート地点にもなっています。
霧島セラピーロードほか霧島市の遊歩道については、こちらをご覧ください。

霧島神宮_観光ガイド_1.jpg

最後の目的地、霧島神宮でご案内下さったのは、霧島市観光ボランティアガイドの宮ノ内さんです。

霧島神宮_観光ガイド_2.jpg

いつ訪れても凛とした気持ちになれる霧島神宮。この日も心地よい静けさが漂っていました。

霧島神宮_観光ガイド_4.jpg

今回は、宮ノ内さんのご案内により、普段の参拝客は入ることのできない場所にも入ることができました。一か所目は、霧島神宮の社務所です。昭和5年に建てられたこの社務所の敷地内には、西田橋をはじめとする鹿児島「五大石橋」を架設した肥後の石工岩永三五郎の手水鉢や、唐草文様の石灯籠がありました。

霧島神宮_観光ガイド_5.jpg

国歌「君が代」でも歌われている「さざれ石」を見学し、本殿へ向かう石畳を通ります。 天皇陛下が霧島神宮に参拝される際に、急きょ道を拡げたことから、地元の人は「一夜坂」と呼んでいたそうです。

霧島神宮_観光ガイド_6.jpg

石畳を抜け、本殿の右側にあるご神木を見学します。正面の階段を上らずに、下から見上げます。すると...

霧島神宮_観光ガイド_6-2.jpg

写真中央上部のシルエットに注目!神主さんがお祈りをしているように見えませんか?
すこし角度が違うと全く人の姿には見えないので、発見した人は、さぞ嬉しかったろうなぁ。

霧島神宮_観光ガイド_7.jpg

本殿にお参りをしたあとに、宮ノ内さんのガイドにより、特別に奥の部分も見学させていただきました。

霧島神宮_観光ガイド_8.jpg

税所神社は、平安時代に霧島神社の神司を命ぜられて大隅国に下向した藤原篤如をご祭神としている神社だそうです。このあと、霧島の七不思議を見るために、旧参道へ向かいました。

霧島の七不思議_2.jpg

旧参道の階段のエリアから、さらに空気が静まり、不思議な雰囲気が漂ってきます。

霧島の七不思議_3.jpg

言い伝えのある七不思議のうち、「亀石」、「風穴」、「御手洗川」、「両度川」を見学します。「亀石」は旧参道の中ほどにあります。また、この坂は亀石坂と呼ばれているそうです。

霧島の七不思議_5.jpg

「亀石」の次に「風穴」がありました。かつて、ここの岩穴から風が吹き出ていたのだそうです。岩の上に石造の観音が安置されていたといわれています。

霧島の七不思議_4.jpg

「御手洗川」は、11月から4月はほとんど枯れているのに、5月頃から非常な勢いで水が湧き出るという不思議な川です。

「両度川」は、6月頃から流れ出し、8、9月頃には水が枯れてしまうそうで、毎年同じ時期にきまって二度流れることから、「両度川」という名がつけられました。大学教授に調べてもらっても、なぜこういった水の流れ方をするのかわからなかった、とのことで、まさに不思議です。

霧島の七不思議_1.jpg

「蒔かずの種」と「夜中の神楽」は物語りとして語り継がれてきたもので、「文字岩」は霧島神宮から2km程の山の上にあるそうです。
霧島の七不思議についてはこちらをご覧ください。

霧島神宮の隠れたスポットや、七不思議を巡っているうちに、霧島神宮の澄んだ空気が身体に沁みて、とても癒されました。霧島神宮のまたひとつ違った魅力に出逢うことができました。
霧島神宮周辺の散策スポットが分かる霧島神宮周辺散策マップはこちらをご覧ください。

霧島神宮_観光ガイド_10.jpg

最後に、今回ご案内いただいた宮ノ内さんご夫婦のお写真を撮らせていただきました。温かく、深みのあるお声でのガイドはとても素敵で、バスで出発する際に最後まで手を振っていただき、感激でした。

自然の恵みを全身で感じることのできる「農業体験」を通して、心身をリフレッシュしたり、土地の記憶に触れることのできる「観光ガイド」で、人々の営みに感動したり、今回の旅は、とても心豊かになれる旅でした。

☆今回のコース
田舎のお百姓さん(収穫体験・昼食)→丸池湧水・栗太郎館(湧水町観光ガイド「湧水汽車会」梅古川さんの案内)→牧園町特産品販売所→霧島神宮(霧島市観光ボランティアガイド 宮ノ内さんの案内)

モニターツアーを企画されました県地域振興局(姶良・伊佐地域)のホームページはこちらです。

(2013年10月31日 総務部 北園)

甑島2013~KOSHIKI ART PROJECT編~

8月17日より8月25日まで甑島で行われたアートイベント、KOSHIKI ART PROJECTに参加しました!
2日目は断崖クルージング、3日目は下甑島めぐりなど、ディープな甑島情報をお届けします!

1港の歓迎.jpg

1日目は、薩摩川内市の地域おこし協力隊のお二人に、上甑島を案内していただきました♪

2アートプロジェクト受付.jpg

KOSHIKI ART PROJECTは、鹿児島県薩摩川内市の甑島で参加アーティストが滞在制作と展示を行う現代美術のプロジェクトで、今年で10年目を迎えました。

3石垣の風景.jpg

島内の空き家などをアーティストが探し出し、作品を展示しているので、地図を片手に巡ります。この日は初日ということもあってか、多くの参加者が石垣の美しい町並みの中を歩いていました。

4art.jpg

展示されている場所には、目印の旗が立っています。

5art.jpg

立派な佇まいのお屋敷です。中に入ってみると...

6art.jpg

砂のついた靴が、玄関に片方ずつ並べられています。

7art.jpg

部屋の中にもインスタレーションがありました。障子に映された映像を見ていると、時間が止まっているような、動いているような、不思議な感覚に陥ります。'しん'とした感覚とでも言いましょうか。これは、現代アートにしか出せない空気感だと思います。

8art.jpg

次も、素敵なお屋敷の中に仕掛けてある、楽しい作品です。

9art.JPG

ブロッコリー!?ではなく、小さな木。建物の至るところに生えています。島での生活が始まり、部屋の畳から木が生えているという現実に遭遇して生まれた作品だとか。

10art.JPG

このお屋敷には、昔ながらのお風呂や台所が残されており、レトロで素敵です。 お風呂と台所が隣同士で、台所仕事をしながらお風呂を焚けるようになっていて、自ずと、当時の生活が想像されます。

11art.jpg

次は、海辺にある作品です。旗を目印に、堤防の向う側にまわると...

12art.jpg

何やら怪しい建物が!近づいて見ると、ぐるぐるらせん状の構造になっています。

13art.jpg

この「渦巻く部屋」は、帰還中アーティスト自身がここに住み、その生活の痕跡も作品になるとのこと。渦巻状の構造の「部屋」が、日々どのように変化してくのでしょうか。

14art.jpg

この作品は、とても海際にあります。ここに住むなんて、まさに肉体派アーティストです。

15トンボロ.jpg

上甑島の里集落は、日本3大トンボロの一つです。トンボロとは、海底の砂礫が沿岸流によって運ばれ、波の作用によって水面上に現れた陸繋砂州のこと。高台から眺めると、その形がとてもよく分かります。よくよく見ると、東側と西側の海の色も違っています。

16寿司膳かのこ.jpg

お昼は中甑の「寿司膳かのこ」にてクロマグロ定食をいただきます。キビナゴやタカエビなど海産物に恵まれた甑島ですが、クロマグロの養殖も行われており、新鮮なお刺身を食べることができます。この写真には写っていませんが、アオサラーメンも美味しかったです!

17アートバス.jpg

午後は、「アート巡回バス」に乗車して、他の展示物をまわります。

18アートバス.jpg

巡回バスは、17日~19日の3日間限定で、この日のバスは満席でした。バスの中ではアートプロジェクト代表の平嶺さんのガイドを聴くことができます。

19長目の浜.jpg

まずはじめに、長目の浜の見学をしました。ここは、薩摩藩主島津光久公がその美しさに「眺めの浜」と呼んだことが名称の由来とされ、島の北西部の山裾が風波によって崩れ落ち、運ばれてできた幅50m、長さ約4kmの海の中道を見ることができます。それぞれ「なまこ池」「貝池」「鍬池」と名前がついています。

20art.jpg

小島エリアの浦内湾のすぐそばの小屋の中には、砂の椅子が展示してあります。

21art.jpg

アートのとらえ方は人それぞれですが、強いものに美を感じることもあれば、消え入りそうな、儚いものに美を感じることもあります。いずれの美も、普段の生活からは少し離れた所へと想像力で以て連れて行ってくれます。そうやって飛躍することが、私たちには時々必要なのかもしれません。

22art.jpg

平良小学校には、2つの作品がありました。
きくもとゆみこさんの「あふれでる」は、校庭の木をガラスで彩った作品。しずくのように落ちてきたさまざまな「想い」が、きちんと目に見える「形」になっています。

23art.jpg

木を傷つけないように工夫もされています。小学生の書いた絵や、地域の方々が集めて下さった器があり、人の温かさを感じ、ちょっと優しい気持ちになれる作品です。

24art.jpg

隣の「ダンディハウス」は日陰とともに移動して生活する、という野心的な作品。かわいい女子が挑戦する活動的アートです。

25art.jpg

平良小学校とのコラボレーションが可笑しくもあり、どこか「気になる」、「心にひっかかる」作品だと思いました。

26ギャラリーヒラミネ.jpg

巡回バスはこのあと、ギャラリーヒラミネで最終地点となります。こちらには、現地アーティストである平嶺時彦氏の作品と、ゲストアーティストであるパラモデルの作品が展示されています。

27ギャラリーヒラミネ2.jpg

ギャラリーヒラミネは、玉石の石垣に囲まれた新しい建物で、敷地に入るとすぐに時彦アートが目に飛び込んできて、圧倒されます。他にもまだまだあるのですが、ぜひ足を運んで見られてください!時彦氏(90歳)は、幼少時に河童に出遭った話をして下さいました。

28artパラモデル.jpg

パラモデルさんの作品は、さすがプロ、巧みな技術力とクールな美しさがありました!
かつてへなちょこ美大生だった私は、教授の言っていた「想像させることの大切さ」がイマイチ体現できず、悩みましたが、まさにこの作品は「想像させる」、「思考のスイッチを入れる」作品だと言えるでしょう。
写真は、海水浴からお孫さんと帰ってきたおじいちゃんの後ろ姿です。クールです。

29art.jpg

最後にお目見えした作品は、「鳥類色彩図鑑」。文鳥を島に連れてくる程鳥好きの西山さん。島に来てから出会った鳥の色を分類し、島でとれたテングサを固めて障子にはめ込んだ作品です。

30art.jpg

カラスの色はなぜ黒くなったのか、という説話をもとにした作品もありました。こちらは塩と片栗粉と水でできた作品とのこと。単純な形だけれども、命が宿っていそうな、今にも動き出しそうな雰囲気。

31山下商店.jpg

アートプロジェクトの作品を鑑賞したあとは、甑島で今話題となっている「山下商店」へお邪魔しました。

32山下商店.jpg

こちらでは、手づくりの豆腐を購入することができ、その場で食べることもできます。島で作られた「島米」やいそのり、ジェラートなどもあります。

33山下商店.jpg

木綿豆腐をいただきました。そのまま食べても、甑島のお塩をかけて食べても、味がしっかりしていてとても美味しいです!朝6時にお店に行くと、出来たてが食べられるそうです。

34山下商店.jpg

地域おこし協力隊の船井さん、山下さん、江藤さんです。地域おこし協力隊の方は、IターンやUターンで、地域の魅力を発見し、磨き上げて商品開発を行うという任務だそうです。若い方が新たな視点で、島を盛り上げてくれています!
山下さんは4年前にUターンし、島の風景を守るために農業で島を盛り上げている中、人が集う場所として、今年、豆腐屋「山下商店」をオープンされたそうです。
3人とも、笑顔が素敵です。

35ナイトツアー.jpg

夜は、「ナイトツアー」に参加しました。昼間はシーカヤックのガイドをされているという齋藤さんが、島に流れ着く漂流物について説明して下さいます。

このあと車で移動して、展望所でハーブティーをいただきながら、のんびり横たわります。この日は月が明るかったのですが、カシオペヤ座、はくちょう座、夏の大三角形を見ることができました。新月などの星がよく見える夜は、天の川がキレイに見えるそうです。夜風は涼しく、自然の風と音が心地よかったです。

次回は、断崖クルージングと下甑観光の様子をレポートします!