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台湾メディア各社来鹿

3月12日から13日にかけて、台湾メディア8社、計10名の取材記者が九州南部視察のために来鹿しました。

今回の取材は3月11日から15日まで、福岡から入国し、3月15日に鹿児島から台湾へ向かう台湾中華航空チャーター便を利用し帰国するもので、この期間内に鹿児島、熊本、宮崎各県を取材しました。

台湾では、3月16日からNHK大河ドラマ《篤姫》が中国語字幕入りで正式に放映されるため、昨年鹿児島だけでなく日本全国にブームを巻き起こした《篤姫》に関連する観光スポットも取材対象となりました。

3月12日、空路福岡より鹿児島入りした一行は、そのまま飛行機で屋久島へ。屋久島観光センターで飛魚をメインとし、自家製の豆腐、さば節等、屋久島の名物づくしの昼食をいただいたあと、白谷雲水峡を散策しました。事前にガイドブック等で屋久島の情報を入手していたものの、"単なる山"という認識しかなかった記者も、実際の光景を目の当たりにし、鬱蒼と茂る植物の深い緑に清涼な川の流れ、数百年、数千年の年月を経た屋久杉の壮大さ、山から見える屋久島の海の美しさに非常に感動していました。また、屋久島観光協会のガイド・日高徹さんの、御年71にして足腰の衰えなどいささかも見せないお元気な様子に驚きを隠せずにいました。

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屋久島からは指宿へ移動し、砂むし温泉を体験。中国語圏では人前で裸になって入浴する習慣がないため、他人同士でも裸を晒してしまう日本の温泉には抵抗のある方がまだまだ多いのですが、砂むし温泉は浴衣を着たまま入浴できるので、大いに興味が惹かれるもののようです。まず記者の皆さんが自ら入浴してみて、思ったよりも砂が重く、体中が文字通り「蒸される」感覚に、「こんな経験は初めて!」とびっくりされていました。砂風呂から上がって砂を払ったあとは体がとても軽くなったと絶賛。その後、モデルさんに砂むし温泉に入ってもらい、砂むし温泉の利用方法や、露天温泉を撮影しました。

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砂むし温泉の取材のあとは、指宿市から鹿児島市の仙巖園へと向かいます。篤姫ゆかりの地である仙巖園は、当日はあいにくの雨模様でしたが、取材陣は仙巖園に隣接している尚古集成館で開催されている「島津家伝来 人形とひな道具展 (2008年2月2日(土)〜4月24日(木))」を観覧、篤姫も愛でたであろう、由緒あるひな人形や中国の三大奇書「三国志」に由来する御所人形に熱心に見入っていました。

また、仙巖園では篤姫の義父である島津斉彬の命により誕生した薩摩切子も紹介され、色とりどりに細工を施されたガラスの器に感嘆の声が上がりました。

仙巖園の昼食は、奄美鶏飯をメインとした奄美鶏飯御膳。奄美出身の歌手・中孝介さんは、学生時代に沖縄の友人に鶏飯を作ってあげたことがあるそうですが、中孝介さんは台湾でも大変人気があり、昨年台湾で大ヒットした映画《海角七號》にも出演しています。今回の取材記者からも「中孝介って知ってる?台湾でいま大人気の日本人歌手なんですよ!日本でも有名なんでしょう?」と話しかけられたほどです。中孝介さんが鹿児島県の奄美大島の出身であることを告げると、「彼は鹿児島出身だったのですか!?」と逆に驚かれました。

昼食を取ったあとは、予定外の取材でしたが、鹿児島の路面電車をぜひ撮影したい! との希望があり、電車が走るようすや、車内のようすを熱心に写真や動画に収めていました。特に新型車両のユートラムが「かわいい!」と思われたそうです。

天文館から郡元方面の電車に乗って鹿児島中央駅へ向かい、鹿児島中央駅からは新幹線に乗って熊本へと移動。ここで取材陣とはお別れとなりました。

4月には、台湾の台北市で鹿児島物産展が行われます。テレビで放映される「篤姫」や台北の物産展で、少しでも多くの台湾の方に興味を持っていただき、実際に鹿児島にお越しいただけることを願わずにはおれません。

(海外誘致部 松田)