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おおすみ巡り~大隅半島 鹿屋市・肝付町内之浦~

梅雨の合間のとある木曜日、(財)鹿児島観光コンベンション協会の観光地視察研修へ行って参りました。 行先は、大隅半島の鹿屋市・肝付町内之浦です。鹿児島中央駅西口で集合、まずは桜島フェリーにて桜島へ渡ります。

船上から見た曇り空の桜島。薄い色味が詩的な印象です。

桜島0607.jpg
桜島港から約1時間ほどで肝付町高山(こうやま)地区へ。
高山町は流鏑馬でも有名で、ふつう、一般男性が行うとされている流鏑馬を、中学生が行うというところが全国でも珍しいそうです。(イベント「高山やぶさめ祭」

今回は国の重要文化財にも登録されている「高山二階堂家住宅」を訪れました。
文化7年(1810年)に建てられ、旧薩摩藩領に分布していた民家の形式を伝えています。



二階堂住宅0607.jpg
藁ぶき屋根が歴史を感じさせます。「ナカエ」と「オモテ」があり、「オモテ」は土間があり炊事を行う「ナカエ」よりも17cm高い造りになっているそうです。囲炉裏や天井を眺めていると、今にも日本昔話のナレーションが聞こえてきそう...!?(観光スポット「高山二階堂家住宅」

二階堂進氏.jpg
この二階堂家出身で最後の居住人は、衆議院議員で内閣官房長官などを歴任した二階堂進氏です。住宅を眺めるような位置に銅像がありました。二階堂氏は鹿屋体育大学を誘致したとされ、当時の文部大臣が「あんな田舎に...」と難色を示したのに対し「そんなことを言っているから過疎や過密が問題になる。田舎だからこそ作るんだ」と一喝したといわれているそうです。豪傑ですね!(参考:Wikipedia「二階堂進」

二階堂家住宅から南東へ車で30分ほどで、はやぶさの母港「JAXA内之浦宇宙空間観測所」へ。

内之浦宇宙空間観測所(遠景).jpg
昨年から今年にかけて、はやぶさを題材にした3つの映画が公開されました。この内之浦宇宙観測所でロケが行われた場所が、マップに印してありました。


はやぶさを乗せたロケットはミュー5型と呼ばれるもので、この近くには発射台もあります。
ちなみに、このミュー5型という形のロケットはもう使われなくなるそうで、次世代イプシロンロケットへの移行のための工事が始まっていました。

M-V-1.jpg
写真の山の上にもロケット発射施設が写っています。来月7月にロケットの打ち上げがあるとのことです。


観測ロケット発射台.jpg
資料館には、日本初の人工衛星「おおすみ」をはじめ、歴代の人工衛星の模型、発射台の模型なども展示されていて、この内之浦から多くの夢を乗せて旅立ったその軌跡を感じることができます。(観光スポット「JAXA内之浦宇宙空間観測所」

はやぶさ0607.jpg
2010年6月13日にはやぶさが帰還したことを記念して、本年より、6月13日は「はやぶさの日」に制定されました。(「はやぶさの日」制定イベント


昼食はコスモピア内之浦にて。入口にロケットやはやぶさのモニュメントがありました。(観光スポット「コスモピア内之浦」
また、内之浦地区はえっがね(伊勢海老)が有名で、春と夏にはえっがね祭りが行われています。いつか賞味してみたいものです。(イベント「内之浦えっがね祭り」

昼食を終え、最後の見学場所の「鹿屋航空基地資料館」へ。
鹿屋航空基地資料館0607.jpg
自衛隊の教育施設のために建てられたのち、平成5年新史料館が開設され一般開放されています。1階は海上自衛隊航空部隊の活動を展示、2階は海軍航空の歴史を主に紹介しています。

零戦その1.jpg 2階には日本の名機「零式艦上戦闘機52型」が復元展示してあり、階段を上るとコックピットも見ることができます。昭和19年10月20日に特攻作戦が発令され、鹿屋からは昭和20年3月11日から同年6月22日までの間、445機出撃し、829名の尊い命が失われています。全国で最も大きな規模の特攻基地となっているそうです。(観光スポット「鹿屋航空基地史料館」

さて、大隅半島では他にも自然や食の魅力など、多面的な楽しみ方ができます!昨年にひきつづき今年度もレンタカー無料キャンペーンも行われていますので、この機会にぜひご利用ください♪



(2012年6月 総務部 観光情報発信推進員 北園)