トップページ > スタッフレポート

鹿児島発 広域観光周遊ルート(日置・南さつまコース) モニターツアー

鹿児島県観光連盟では、拠点地域(霧島・鹿児島・指宿)と各地域の連携による観光周遊ルートを企画しており、「鹿児島発 日置・南さつまエリア」のモニターツアーを12月11日に実施しました!

★ 鹿児島発 日置・南さつま方面モニターツアー コース ★
鹿児島中央駅 >>> ①美山 "薩摩焼の郷" 散策 >>> ②江口蓬莱館 >>> ③えぐち家(昼食) >>> ④かめまる館/南薩鉄道跡地 >>> ⑤大汝牟遅神社・千本楠 >>> ⑥南薩鉄道記念館 >>> ⑦竹田神社 >>> ⑧いにしへの道


最初の目的地「日置市美山地区」は、鹿児島市中心地から北西に約20数キロに位置し、南九州自動車道を利用するとわずか20分程度でアクセスできる、日帰り旅行にも便利なエリアです。

鹿児島県最大の薩摩焼の産地としても広く知られ、慶長3年、時の薩摩藩主島津義弘公が、朝鮮より連れ帰った陶工のひとり朴平意が開窯し、以降400年以上も絶えることなく続いています。

miyama_noborigama_01.jpg

現在も10以上の窯元が町の至るところに点在し、陶芸以外にも美山の歴史と風土に魅せられた様々なジャンルのアーティストがcraftsman village miyama(クラフトマンビレッジミヤマ) として活動しています。

miyama_craftmanvillage.jpg 今回のモニターツアーでは、半径約1キロの美山地区に20以上も点在する窯元・工房の中から6つを訪問しました。
miyama_map_02.jpg

① 沈壽官窯 
薩摩焼きの中でも特に広く名を知られる沈壽官窯では、作品の展示や古文書や図案等を紹介する博物館施設のほか、成形から絵付けまでの制作工程も外から見学できます。

miyama_chinjyukan_01.jpg

15代 沈壽官から直々にお話を伺いました。

miyama_chinjyukan_02.jpg

② 美山陶遊館
美山に伝わる薩摩焼の"技"と"伝統"を体感できる、体験型レクリエーション施設です。ロクロや手ひねりなど、陶工の指導を受けながら気軽に陶芸体験が楽しめます。※出張教室もあり

miyama_touyukan.jpg

③ キモノ Tawaraya
着物や雑貨の販売と、鹿児島特産のくず粉を利用したメニューを提供するカフェとしても営業しています。

miyama_tawaraya_01.jpg

お店の横に広がる竹林にはカフェスペースもあり、美山散策の休憩スポットにおすすめです。

miyama_tawaraya_02.jpg

④ 田中ギター工房
オーダーメイドで制作されるアコースティックギターや、木製のカラトリーを展示販売しています。

miyama_tanakaguitar_02.jpg

工房の前で、即興の野外ミニライブ!

miyama_tanakaguitar_01.jpg

ガレージにならぶ「四輪駆動車」からも、ものづくり愛を感じます。

miyama_tanakaguitar_03.jpg

⑤ Bizanchin蔵
200年以上前に建てられた古い民家を改装した店内では、旬の食事をおりまぜたヘルシーなお料理を、美山の窯元の器に盛り付けて提供しています。

miyama_bizanchin_01.jpg

⑥ ガラス工房ウェルハンズ
優しい色使いと、まあるい曲線、レースのような繊細な線が特徴的な、その名も「レースガラス」を扱う工房です。

miyama_wellhands_03.jpg

今回アテンドいただいた新富さん。
Tawarayaさんプロデュースのお着物で、まち歩きの雰囲気を盛り上げてくださいました。

miyama_map.jpg

美山散策の後は、バスに乗って約10分。次の目的地「江口蓬莱館」に到着です。

県内で断トツトップの売り上げを誇る物産館には、その日に水揚げされた新鮮な魚介類や、野菜、果物、特産品などが並び、平日ながらも多くの人で賑わっています。

eguchi_houraikan.jpg

バス移動中に日置市観光協会の古川さんから、おすすめのあったソフトクリーム、みなさん味の検証に余念がありません◎

eguchi_houraikan_02.jpg

江口蓬莱館を後にし、オーシャンリゾートホテルえぐち家へ。

eguchiya_01.jpg

客室やレストランなど館内のいたるところから、東シナ海が一望できる絶好のロケーションで、特にリニューアルオープンしたばかりのジャグジー付きの露天風呂は話題を集めています。

eguchiya_02.jpg

この日のメニューはモニターツアー用の特別メニューで、海鮮をふんだんに使ったお料理と、食後のデザートまで堪能いたしました!

eguchiya_03.jpg

バスは南下し、県道270号線沿いの永吉川に今も残る、南薩鉄道の跡地「永吉川橋梁」を目指します。

南薩鉄道は薩摩半島の伊集院から枕崎を走り、最盛期の一日平均利用客数は10,000人余りともいわれていましたが、1983年6月に発生した加世田豪雨により壊滅的な被害を受け復旧が困難とのことから、1984年に廃線となりました。

nansatsu_railway_01.jpg

鉄道の廃線跡に整備された全長23.9kmの「吹上浜サイクリングロード」には、永吉川橋梁の跡以外にも、昔のホームや線路の跡を確認できるスポットも点在して残っています。

また、後方の浜田橋は、長さ45m、幅4.1m、高さ6.5mの3連アーチの石橋で、実際に使われている石橋としては県内で最も長いとされています。

※日置市の「かめまる館」と「吹上砂丘荘」では無料でレンタサイクルの貸し出しも行っています

kamemarukan_02.jpg

南薩鉄道の線路跡と並んで私たちを乗せたバスも南下し、大汝牟遅(おおなむち)神社を訪れました。

大汝牟遅神社は、ニニギノミコトが霧島に降臨した後、しばらく宮居されたとの伝説が残り、境内にはご利益があるとされる多くのものが祀られています。

oonamuchi_shrine_01.jpg

また、神社の参道脇には、樹齢800年以上ともされる楠の大木が重なり合う「千本楠」があり、緑色の光が差し込むひんやりとした空間は、パワースポットとして注目されるのもうなずけます。

oonamuchi_shrine_02.jpg

たくさんのエネルギーを受け取って、隣接する南さつま市へと向かいます。
到着した「加世田バスターミナル」は、日置市から続く南薩鉄道加世田駅の跡地で、一角に残る古い石造りの倉庫は、「南薩鉄道記念館」として当時のダイヤグラム、写真、鉄道関連備品を展示する資料館となっています。

nansatsu_railway_02.jpg

敷地内には、実際に南薩鉄道時代に使われていた、列車も展示されています。

nansatsu_railway_03.jpg

小雨がパラパラ降り始めたので、次の目的地「竹田神社」まで足早に向かいます。

竹田神社は、島津氏中興の祖である島津忠良公(日新公)を祭神とし、境内から続くイヌマキの大木並木「いにしへの道」には、日新公のいろは歌の四十七石碑が並びます。

takeda_shrine_01.jpg

いろは歌は「人としての生き方」、「勉学のすすめ」、「組織・社会との交じり方」など、心のよりどころとなる「道徳の規範」を広くくちずさめるよう四十七首の歌につづった、日新公54歳の作です。

takeda_shrine_02.jpg

一歩一歩、歩みを進めながらいにしへガイドの福元さんから、現代でも通じる人間として社会に生きる道・人の上に立つ者の心得をお話しいただきました。

takeda_shrine_03.jpg

石に刻まれたこれらの歌を通して、何年もの時を経た薩摩藩「郷中(ごちゅう)教育」の精神を今に伝えてくださっています。

takeda_shrine_04.jpg

今回の「鹿児島発 日置・南さつまエリア」のモニターツアーを通して、築いた歴史は他に真似できない観光資源だと、改めて感じました。

みなさまも、日置・南さつまエリアに是非足をお運びください!

日置市観光協会ホームページ >>

南さつま市観光協会ホームページ >>

その他の鹿児島発 広域観光周遊ルートについてはこちら
■ いちき串木野・薩摩川内ルート >>
■ 指宿発・南薩摩ルート >>
■ 指宿発・南大隅ルート >>
■ 霧島発・北大隅ルート >>