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観光立国推進基本法

『旅情報』コラム 2007年3月号

難しい話をするつもりはありませんが1月1日に観光立国推進基本法なるものが施行されました。これまで43年間続いた観光基本法の全面改訂です。私は何度か目を通しましたが曖昧そうな言葉の中にもキラキラ光るものを感じます。

先ずはこれまでの観光のありかたの見直し、大都市傾斜型から地域傾斜型への移行、国・地方・住民・業者の果たす役割、そして人材育成です。私流に言えば観光の主軸が徐々にツーリズム型旅行に置き変わる時代に入ったということです。観光も地方が主役になりうる時代が到来したと考えてもあながち誤りではないかと思います。

ツーリズムの定義は学者の先生にお任せするとして基本の姿勢は『あるがままをあるがままに楽しむ』ではないでしょうか。下手な仕掛けや演出の無い世界にこそ心地良さを感じる人々がツーリズム型人間とも言えます。

こう書くと私が提唱している桜島ライトアップは下手な仕掛けじゃないかと言われそうですがあれは上手、下手ではなく必要な仕掛けの一つと考えています。鹿児島にツーリズムの意識が定着し、県内隅々にまで受け皿、すなわち地域発着型のメニューが用意できるまでの間必用な仕掛けです。鹿児島県は日本有数の農産物の生産地。鹿児島型ツーリズムの成否は農村との協働にかかっています。

3月27日鹿児島型農村民泊を模索するシンポジウムを鹿児島市内で開催します。また当夜1泊の農村体験宿泊も募ります。詳細については鹿児島県観光連盟までお問い合わせください。

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