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ぼ〜っとしたければ、とりあえず坊津でしょう。
今回も散歩がキーワード。最近は散歩をするにもその際消費されるカロリーが気になるものであるが、たまにはダイエットのことなど気にしないで、本気でなまけもののように散歩を楽しもうと足が向いたのが坊津だった。 とりあえず坊津の歴史をしっかり学習できる輝津館から出発。 独特の海が印象的な地形を眺めながら、ぼちぼち歩いていると、さっそく文化財に出会う。沈溺諸霊塔と呼ばれるもの。文化5(1808)年の11月、坊の港に入港していた船が沈没し、そのとき亡くなった61名を、天保10(1839)年になって供養のために建立されたものがこれである。隣に比較的新しいお地蔵さんが安置されていて、初めての人はこちらと間違えてしまうややこしさも魅力のひとつだ。 海をもう少し見たくて、海岸に沿った道を歩く。 この辺りは、28代島津斉彬が白糖を製造するために工場を設けようとしたが、急死により、建造に至らなかった場所である。だから、エピソードはあるものの何も遺構はない。ただ、異国船を警戒するために設置された台場の跡だけは確認することができる。 ふたつとも誰かに教えてもらわなければ、見過ごしてしまう歴史スポットだ。 |
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