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温泉郷巡り/さつま町
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in さつま町
鹿児島にたくさんの温泉はあれど、泉質の良さを条件にあげるならば必ず名のあがる温泉地がある。 それはさつま町にある二つの温泉、宮之城温泉と紫尾温泉だ。 かごんま温泉郷めぐり、今月はスペシャルバージョンでお届けします。
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紫尾温泉
別名を“神の湯”(かんのゆ)とも呼ばれる紫尾温泉 (しびおんせん) 。 紫尾神社の賽銭箱のあたり、神殿の真下からお湯が湧き出ていることから、その名がついた。「紫尾温泉名物あおし柿」は、渋柿を漬け込み、頃合いを計らい取り出せば、あら不思議、渋柿が甘柿にかわる不思議な温泉でも知られている。 紫尾で一番古いとされる “旅籠 しび荘” は、温度差のある2つの内湯と露天風呂がある。宿の裏を流れる夜星川を眺めながらの露天風呂は、貸切り利用が可能だ。川のせせらぎと虫の音、自然を損ねぬ風呂の造りに安堵する。内風呂は広く、こんこんと絶えず湧き出る湯は、少しヌメりを感じるアルカリ泉。無色透明なので意外に感じたが、成分が濃いのだろう、湯からあがっても、温泉の香りが身体から消えない。泉源は毎分200L。内湯手前の青い浴槽は少々熱め、奥の四角い湯船が低温でヌメりが強い。 しび荘の斜め向かい、紫尾区営温泉は、平成17年にリニューアルした、モダンな造りの公衆浴場だ。 温度の異なる3つの浴槽があり、慣れ親しんだ地元の方々は熱い方に気持ち良さそうにつかっているが、初めての人はぬるい方からゆっくりかけ湯をしてから、順に。 入浴料は200円。玄関脇には足湯もあり。 紫尾区営温泉
鹿児島県さつま町紫尾 [電話]0996-59-8975 [営]5:00〜21:30 [休]不定休 [料金]200円
旅籠 しび荘
鹿児島県さつま町紫尾2168 [電話]0996-59-8001 [立ち寄り湯]9:00〜21:00 [料金]300円
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立ち寄りスポット
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木楽工房 open cafe のどか(左) もともと家具屋を営んでいたオーナー夫婦が、より多くの人に家具を見てもらいたいと、カフェを併設したのが始まり。自家製の野菜をじっくり煮込んだスパイシーなカレー。人気のデザートプレートは、ケーキやアイスにシャーベット、ドリンクが付いて750円。家具は勿論、リビングやキッチン用品、生活に欠かせない様々なモノが並ぶ。
鹿児島県さつま町柏原2827 [電話]0996-53-1414 営10:00〜18:00 (家具は19:00まで) ランチタイム 11:30〜14:30
地鶏料理 清流庵(右)
“清流庵”は、地鶏料理のお店。おすすめは地鶏焼きと地鶏の刺身。上質な鶏肉でしか味わえない旨味は、炭火で絶品となる。泊野川沿いにあり、秋の紅葉はさぞかし美しいことだろう。 鹿児島県さつま町泊野6082-2 [電話]0996-54-2227 営 11:00〜19:00 休水曜(無くなり次第閉店なのでお問い合わせを)
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宮之城温泉
さつま町にある温泉地で、宮之城温泉を忘れてはならないだろう。 豊かに水をたたえる川内川中流、山に囲まれてはいるが、緩やかな風景に盆地ということを忘れてしまう。広い田園地帯の真ん中にある温泉郷というイメージだ。大圓寺の和尚が発見したといわれ、200年近い歴史がある。
先ずは宮之城温泉の一番奥にある、手塚旅館へ伺った。 落ち着きある門構え、しかし暖簾を潜ると印象ががらりと変わる。創業50年を数える手塚旅館は、2年前に全面改装、デザイナーズ旅館として生まれ変わった。 ロビーのインテリアや家具も洗練された和風モダンを感じさせるもの。温泉付きの客室には、露天風呂の他に、バラの花びらを浮かべたくなるような白いバスタブもある。広いベットに、掘りごたつ風のリビング。勿論、立ち寄り湯もそのままに贅沢だ。
湯田区営温泉は、地元の人が気軽に訪れる公衆浴場で、こちらもリニューアルされたばかり。清潔感のある広い浴場は付近の社交場になっている。さっぱりと汗がひくような、さらさらの単純泉。湯上がりの客に、もれなく出される冷たい麦茶と漬け物に感激した。 湯田荘は、竹垣が美しい純和風旅館。湯量が多く、溢れんばかりになみなみとたたえられている。国道から少し入った場所にあることと、立派な門構えに反して立ち寄り湯300円という料金設定から考えても、宮之城温泉の穴場的立ち寄り湯であると言えよう。宿泊客に出されるのは、地のものを使った田舎料理で、こちらもお湯とともにファンが多いのだそう。
宮之城温泉街は道路の幅も非常にゆったりと造られている。古くからの温泉郷と聞くと、狭く日陰も多いような印象を持ってしまうが、こちらは街のすべてが太陽に包まれているようで、風呂上がりの気持ちよさも格別だ。
手塚旅館
鹿児島県さつま町湯田1482-1 [電話]0996-55-9311 [立ち寄り湯]11:00〜20:00 [料金]500円
湯田区営温泉
鹿児島県さつま町湯田1366-21 [電話]0996-55-9192 [営]5:00〜22:00 [料金]150円 [休]不定休
湯田荘
鹿児島県さつま町湯田1354-118 [電話]0996-55-9601 [立ち寄り湯]10:00〜15:00 [料金]300円 [休]不定休
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立ち寄りスポット
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竹林乃郷 湯気院(左) “生茶だいふく”は、今流行りのお取り寄せグルメの先駆けになった存在のひとつで、抹茶クリームを抹茶の餡でくるみ、更に薄皮の餅でくるんだ生菓子。季節ごとに変わるお菓子はすぐに売り切れもあるのでお早めに。秋には栗しぐれがおすすめ!
鹿児島県さつま町宮之城屋地1458-1 [電話]0996-53-2122 営8:00〜20:00 休 不定休
観音滝公園(右)
ガラス工芸館、キャンプ場、温泉、河川プールに宿泊施設などが集まった公園。昨年、黒色の薩摩切子を発表して話題を呼んだ“さつまびーどろ工芸”では、とんぼ玉やびーどろ製作体験に加えて、切子の模様入れまで体験できる。 観音滝公園 「湯の宿」鹿児島県さつま町中津川7601 [電話]0996-58-0889 さつま町ガラス工芸館 [電話]0996-58-0141
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