鹿児島/新茶の香りに「ほっ」
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鹿児島空港に程近い大坪茶舗さんを訪ねたら、80年余りの古民家を生かした茶店舗、店の入り口には「語らいの駅」の看板。店内には商品の他に赤タブのテーブルと椅子、奥には囲炉裏がある。そこに案内された。
「まずはお茶をどうぞ」 程よい温度で、最初に甘く、後味さっぱりのお茶。さすがに美味しい。 「この店の空間は語らい、交流、憩いの場、というか“たまり場”ですね。近所のお年寄りが立ち寄ったり、持ってきた団子や煮しめでお茶を飲んで世間話をしたり、ギャラリーとしての機能もあります」 確かに、お茶はもちろんだが、お茶せっけん、お茶飴、茶器に可愛らしい手作り雑貨、椿油やはちみつまで並んでいる。 奥にはたくさんの版画が張られているが雑然とした雰囲気はない。逆になぜかとても落ち着く。 見回した後に、インタビューを始めようとすると 「では次の一服」、2杯目のお茶をいただいてしまった。今度はよりまろやかで仄かな渋みと苦味が残る。 「先ほどのお茶も美味しかったですが、これも美味しいですね」 「美味しいでしょう。でも先ほどのお茶も2杯目のお茶も同じ茶葉なのですよ」 |

