初心者でも安心!シーカヤックで甑ブルーを体感

コバルトブルーの海でゆったりと波に身を任せよう
「海で遊ぶために離島へ行く!」という人は少なくないはず。どこまでも遠く続く広い空、遮るものがなくさんさんと降り注ぐ太陽の光。絵の具を溶かしたように鮮やかな海。南国の空気をいっぱいに吸い込んで、甑島の海へ繰り出しましょう。
今回体験したのは、シーカヤックツアー。元ジョッキーという異色の経歴を持つ近藤さんが親切丁寧にガイドをしてくれる「下甑島シーカヤック Brink!」さんにお世話になりました。
この日は風が強かったこともあり、予定を変更してまずは磯遊びから。
引き潮の浜辺を裸足で歩くと、もっちりやわらかで冷んやり。とても気持ちが良く、ずっとふれていたくなるほどでした。砂をよく観察すると、なにやらキラキラと輝いています。これは雲母(うんも)という物質で、マグマが冷えて固まった花崗岩(かこうがん)という岩石に含まれているものだそう。火山大国らしさをこんなところでも身近に感じられます。
潮だまりでは小魚がピチピチと元気よく跳ねていました。潮が引く際に海に戻りそびれたようです。もうしばらくしたら潮が満ちてくるからそれまでがんばって…と心のなかで声援を送りました。
自然の息づかいに耳を澄ませながらゆったり過ごした後は、ついにシーカヤックを体験します。しっかりとパドルの使い方をレクチャーしてもらえるので初心者でも安心。さあ、いざ大海原へ!
川でのカヤック経験はありましたが、海では初めて。波があるぶん、川とは勝手が違います。この日は風が強く波も高めだったので、最初は行きたい方向に進むにも一苦労。ですが、それがシーカヤックの醍醐味なんです。右、左、と思いきりパドルを漕いで、時に流れに身を任せつつ、自然との一体感を楽しみました。
波が比較的穏やかだった手打湾をぐるり。遠くに見える山々と甑ブルーとのコントラストは、まさに非日常な美しさ。それを海の上から眺められるなんて、贅沢そのものです。
陸に戻ると、心地よい疲労感に包まれます。日光を浴びながら体を動かすことができて、大満足のひとときでした。コンディションがよければ、湾の外へ出て断崖絶壁を真下から見上げることも可能だそう。岩壁ギリギリまで近づけるのは小回りが利くカヤックならでは。きっと衝撃的な迫力を感じられることでしょう。
コースによっては、カヤックでぷかぷか浮きながら釣りができるコースも。次回は圧巻の地層を横目に釣りをしてみたい!