奄美フォレストポリス内にある神秘的な滝です。昔の人々はこの滝ツボに美しく写り輝く太陽の影を見て「本当に美しい太陽の滝ツボ」と称讃し、いつの間にか「マテリヤの滝」と呼ぶようになりました。この地にはかつて大和浜間切と焼内間切(現在の宇検村湯湾)の中間として、旅人や飛脚等の休息地、宿場がありました。盆地を流れる川は、集落から約1キロ下流で支流と合流し、ここにできたのがこの滝です。当時の川の流域は、うっそうと大木が生い茂り、昼でも暗かったそうですが、不思議にこの滝ツボはいつでも太陽の光で美しく照り輝き、旅人の心に安らぎを与えたといわれています。フォレストポリスは亜熱帯植物の茂る湯湾岳麓の森林浴公園です。