どこまでも広がる碧い海、青々と連なる深い山々…。日本本土最南端の地、鹿児島県には美しさや力強さを感じる大自然があります。そこに生きる人々は、自然と共存しお互いに支え合って暮らしています。かごしまには、子どもたちの未来にとって大きな糧となる心に深く刻まれる感動との出会いが待っています。
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南北600kmにおよぶ多彩な自然
鹿児島は日本の南西部に位置し、屋久島をはじめ多くの離島が連なった南北に長い県です。温暖な気候と個性ある歴史・文化、豊かな食に加え、県内各地に温泉地が点在し、年間を通して県外から多くの観光客が訪れています。また、鹿児島のシンボルである桜島・錦江湾は日本ジオパークに認定されていて、様々な体験と共に火山と人と自然のつながりを学ぶことができます。
全国でもトップクラスの農業・畜産業
鹿児島は温暖な気候を利用した農業・畜産業が盛んです。鹿児島県の農業産出額は全国で第2位を誇ります。また、海岸線の総延長は全国第3位で漁業も盛んです。クロマグロやカンパチなどの養殖が行われています。
<こんなにあります!かごしまの第1位>
豚飼養頭数 126万9千頭(R1年)/さつまいも収穫量 261,000トン(R1年)/カンパチ養殖生産量 15,300トン(R1年)/ウナギ養殖生産量 7,086トン(R1年)
<こんなにあります!かごしまの第1位>
豚飼養頭数 126万9千頭(R1年)/さつまいも収穫量 261,000トン(R1年)/カンパチ養殖生産量 15,300トン(R1年)/ウナギ養殖生産量 7,086トン(R1年)
明治維新のふるさと、鹿児島
江戸時代、薩摩藩主であった島津齊彬は西洋の技術をいち早く取り入れて産業をおこし、国を強くしようとしました。また、西郷隆盛や大久保利通といった能力のある者には身分に関わらず活躍の場を与えました。これらの人々の働きによって、薩摩藩は明治維新で大きな役割を果たしました。
明治日本の産業革命遺産

2015年 世界文化遺産登録
薩摩藩主島津齊彬は、仙巌園敷地の竹林を切り開いて反射炉の建設を始めました。そして、その周辺に溶鉱炉やガラス工場、蒸気機関の研究所などの施設をつくり、これらの工場群を「集成館」と名づけました。日本の産業化に貢献した集成館の機械工場などを含む「明治日本の産業革命遺産九州・山口と関連地域」は、2015年7月に世界文化遺産に登録されました。
県内各地に数多く残る戦争遺跡
太平洋戦争末期、鹿児島には陸海軍基地が設けられ、各飛行場から多くの特攻機が飛び立ち、尊い命が失われました。これらの基地の周辺には今も多くの戦争遺跡が残っているほか、当時の様子を知ることができる施設もあり、平和の大切さを学ぶことができます。
ロケット発射場がある唯一の県
鹿児島には日本で唯一、2つのロケット発射場が肝付町と種子島にあります。肝付町の内之浦宇宙空間観測所からは科学観測ロケットや科学衛星の打ち上げが、種子島の宇宙センターではロケットの組み立てや人工衛星への搭載、大型ロケットの打ち上げが行われています。
かごしまの教育旅行 <テーマ紹介>
5つのテーマを組み合わせて最適な旅へ
南北600kmの広大な県土をもつ鹿児島県では、体験できるプログラムも様々です。県内全域で体験できるグリーンツーリズムや自然体験に加え、エリアによって明治維新に関する歴史学習、特攻隊の飛行場付近に残る戦跡めぐりといった平和学習なども取り入れることができます。バラエティ豊かなプログラムから、旅の目的に合わせて最適な組み合わせを選んでいただけます。

ブルー・グリーンツーリズム

平和学習

自然体験

歴史・文化学習

島体験