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「大河ドラマ「龍馬伝」の舞台が霧島に」 〜プロデューサーズコラム〜


                  2010年8月2日

        鹿児島県観光プロデューサー 奈良迫 英光

          

  NHKの大P1040154.jpg河ドラマ「龍馬伝」の撮影が、霧島市、姶良市、鹿児島市で行われました。
「龍馬伝」は、人気歌手福山雅治が主役の坂本龍馬を演じるとあって、放送前から大きな話題となりました。視聴率は、11回までは20%を超えていましたが、その後は20%を切る回もあります。しかしこれからストーリーは、日本初の商社・亀山社中の結成、そして海援隊へと発展し、薩長同盟の締結、大政奉還とドラマは佳境に入り目が離せません。 

 今回のP1040155.jpgロケは、霧島での龍馬とおりょうの新婚旅行の行動が中心です。ロケが実現したのは、伊藤知事をはじめ、鹿児島市、霧島市、鹿児島商工会議所、県誘致協、観光連盟などのNHKへの訪問など、日頃の働きかけの賜と思います。27日に行われた高千穂登山のロケは、県、観光連盟、霧島市のボランティアスタッフに加えて、NHKの撮影スタッフ合わせて200名あまりの協力のもと実施されました。スタッフ全員が高千穂河原に早朝4時に集まり、撮影は6時過ぎからスタートし、高千穂河原から高千穂峰の山頂までのシーン撮影が無事に終わり、高千穂河原に着いたのは夕日が沈む頃となっていました。登山道、山頂など足元の悪い厳しい自然環境の中で、無事に撮影ができたのも、ボランティアスタッフの協力あってのことと思います。P1040157.jpg 

 坂本龍馬と薩摩は、小松帯刀、西郷隆盛、吉井幸輔などを通して関係が深く、二人の霧島への旅行は、日本で最初の新婚旅行と言われています。慶応2(1866)年1月22日、京都の小松帯刀邸において薩長同盟が成立したその2日後、寺田屋で襲撃を受けた坂本龍馬は、手に傷を負い薩摩藩にかくまわれます。そして西郷隆盛などの薦めもあり、寺田屋のおりょうとともに鹿児島に向かうことになります。初めは鹿児島城下で過ごしますが、日頃から霧島の温泉の効用を知っていた小松帯刀らの助言により、ふたりはけがの治療のため霧島P1020215.jpgへの旅に出ます。日当山や塩浸、硫黄谷の栄之尾といった温泉を楽しみ、犬飼の滝や高千穂峰などの霧島の大自然にもふれる旅は、龍馬とおりょうの両人に深い印象を残したことと思います。二人の人生にとって霧島への旅行は、つかの間の休息であり、充実した時間ではなかったかと思います。  

 ところで、県内は宮崎県で発生した口蹄疫の影響等で観光客の減少という厳しい経済環境にありますが、宮崎県に隣接している霧島地域に特に大きな影響が出ています。県では、対策として観光関連団体が実施する事業への支援策を計画しており、一R0012140.jpg日も早い回復を祈るばかりです。 霧島市観光協会の徳重会長は、「龍馬伝」のロケを霧島観光の再スタートにしたいと語っていました。鹿児島県内でのロケの放映は9月19日に予定されていますが、大手旅行社はすでに商品造成を終えており、放映後には全国からの問い合わせが増えて、10月から来年にかけて観光客が押し寄せることを期待したいと思います。 
 九州新幹線全線開業まで7か月あまり、一日も早く観光客復活への狼煙を上げたいものです。

プロフィール

古木 圭介プロデューサー
鹿児島県
観光プロデューサー
古木 圭介
(平成29年4月より就任)
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