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「熊本・宮崎・鹿児島DC 全国宣伝販売促進会議開催」  〜鹿児島の魅力を売り込もう〜観光プロデューサーズコラム〜

                                       2010年10月25日 

            鹿児島県観光プロデューサー 奈良迫 英光 


  来年3月12日に九州新幹線は全線開業しますが、JRグループでは、来年秋のデスティネー2010102421445916264.jpgションキャンペーンを熊本・宮崎・鹿児島の三県を対象に実施することを決定しています。
 
そこで今月の27日に全国宣伝販売促進会議を開催し、旅行エージェントを招聘して、観光施設の売り込みや現地研修を実施し、今後の商品造成に繋げようとするものです。今回の会議には、全国エージェント、JR関係者、三県観光関係者等約400名が参加します。
 
12月4日に東北新幹線が新青森まで開通し、次の話題は九州新幹線の全線開業です。三県にとって今回の会議は、自分の地域を売り込むチャンスであり、開業後の商品造成や継続的な誘客を図るための、人間関係づくりにもつながると思います。 

 鹿児島県は、南北600キロにも及び、歴史、温泉、景観、食など魅力ある観光素材にこと欠きません。県では新幹線開業効果を県下全域に広げる取組として、「増やす」、「広げる」、「活かす」視点で取り組んでいます。主要な取組をあらためて紹介します。 
 
 
「増やす」取組は、県内への交流人口を増やすことです。 主な取組としては、関西・中国地方に“鹿児島ブーム”を巻き起こすことを主眼に、知事のトップセールス、新大阪駅でのサインボード広告の設置や、全国主要駅1350箇所での5連ポスターの掲示、「鹿児島さくらWeek」の開催などで認知度向上図ってきました。また、ロゴマーク・PRポスター等の制作、全線開業のホームページを開設し全国に向けたPR態勢づくりに取り組んでいます。さらに、鹿児島観光ボランティアガイド連絡協議会の設立や、「かごしま地産地消推進店」の登録、「温泉・銭湯を生かしたまちづくり」の推進のための温泉マップの作成を行うなど、魅力あるまちづくりの推進やその紹介も行っています。 

 「広げる」kagoshima2.jpg取組は、増えた交流人口を各地域に広げることです。 主な取組としては、終着駅鹿児島中央駅のターミナルとしての拠点性を高めることです。公共交通総合案内システム(交通ナビかごしま)の整備や、鹿児島中央駅〜鹿屋間の中央バスの運行等が進められています。また、“途中でとぎれないサイン”を整備する目的で、魅力ある観光地づくり事業を進め、県内各地で街並み整備、沿道修景、案内標識整備等を推進してきました。
 
“かごしまの路地裏”を創り、一歩奥へ案内する事業では、交流拠点として「肥薩おれんじ鉄道」の駅の魅力の発信のほか、甲突川リバーサイドウォークの整備が鹿児島市を中心に進められて中央駅周辺の散策コースができ、観光客の待ち時間の解消になるのではないかと期待がかかります。 

 「活かす」取組は、増えた交流人口を地域の活性化に活かすことです。主な取組では、求心力のあるイベントの創出です。「全線開業関連イベント」を開催することで、観光客の誘致や県産品の販売促進など様々な効果を県内全域に波及させることを目的としています。また、開業の最大のイベントが、「第28回全国都市緑化かごしまフェア」の開催です。現在多くのイベントに参加して、そのPRに努めていますが、県民の皆様にも前売券の購入に協力してもらいたいものです。
 
次に既存産業の交流産業化の促進です。本格焼酎「蔵元巡り」の実施による地場産業への理解促進や、かごしまグリーン・ツーリズムネットワーク機能強化等を進めています。   
 特に県外中高校生の修学旅行誘致には、農家民泊などの需要が高まっており、条件整備も急がねばなりません。新幹線の乗車率の向上には、修学旅行生の安定的確保が一番です。  
 
訪れた観光客に、「本物」を提供する仕組みづくりにも取り組んでいます。「かごしまの新産品コンクール」や「地域特産品コンクール」を開催し、誘客促進や地場産業の活性化を図っています。「活かす」取組の成果が、地域に大きな経済効果をもたらし、新たな事業展開にもなります。各振興局や自治体でも、新しい食のブランド化や着地型メニューの開発など独自の取組を行い、新幹線開業効果を地域にもたらす取組を推進しています。
 
様々な取組が相乗効果をもたらし、新幹線開業の認知度アップ、地域の活性化、その後の永続的な観光客誘致に結びついて行くことが最大の目的です。  

 今回のDC会議は、三県が協力して観光ルートの設定や魅力をPRする良い機会です。遠方か01.jpgら来る観光客は、広域に回ります。熊本からSLに乗り換え、川線の魅力に堪能しながら人吉へ、そして「いさぶろう号」でスイッチバックの軌道の山線に入り、日本三代車窓を見ながら吉松へ、「はやとの風」に乗換え鹿児島へ行くコースなどは、三県をまたぐ代表的なコースです。また、出水と長島・牛深との連絡バスの運行、出水と水俣の教育旅行や食、ウォークのイベント、霧島市を中心とした環霧島会議やジオパーク構想の推進、日南と志布志による日南線の活性化など、県境を越えた連携が進んでいます。三県で連携し、北部九州に流れている観光客を呼び込むことが、何よりも問われています。 

 新幹線の停車駅について、熊本県、鹿児島県とも要請活動を展開してきましたが、20日にJR九州から、新大阪から最速の「みずほ」が、鹿児島中央まで3時間45分で朝夕4往100-0008_IMG_2.jpg復することが発表され、安堵している方が多いと思います。しかし鹿児島としては、鹿児島中央駅発・着の乗車率を高めることが重要であり、そのことが増発などにつながると思います。沿線の出水、川内でも観光客誘致だけでなく、一方では修学旅行や地域の団体の新幹線利用を増やし、地元発の利用度を高めなければなりません。 
 今までの新幹線開業では、一年目は観光客が増えますが、翌年から苦戦を強いられています。観光客を維持するためには、県内全域へ広げる取組が欠かせません。四季折々の魅力発信、来訪時の過ごし方、食の魅力等の提供が必要です。そして何よりも大切なことは「おもてなしの心」です。観光客に「満足」ではなく「感激」、「感動」を与えなければリピート客は増えないと思います。
 
DC会議で訪れたJR関係者、エージェントの皆様が鹿児島に対して良い印象をもっていただき、多くの新しい旅行商品が造成されることを期待したいものです。

「つなグッド!青森・鹿児島」  〜東北・九州新幹線全線開業共同キャンペーン〜の展開〜  観光プロデューサーズコラム 


                                 2010年10月18日

         鹿児島県観光プロデューサー 奈良迫 英光
                           

 今年3月の東京での開催に引き続き、「つなグッド!青森・鹿児島」〜東北・九州新幹線全線開201010172248205651.jpg業共同キャンペーン〜の青森・鹿児島「2倍満足フェスタ」が、今月の8日に大阪のホテルで開催されました。青森県からは三村知事が、鹿児島県からは岡積副知事が壇上に登り、互いに握手して共同キャンペーン宣言を行い、それぞれの県のお国自慢のPRをおこないました。 
 東北新幹線は、2010年12月4日に新青森まで、九州新幹線は、2011年3月12日に鹿児島中央まで全線開通し、日本列島が北から南まで1つのレールで結ばれます。
 

 青森県は、三方を日本海・太平洋・津軽海峡に囲まれ、うち懐には陸奥湾という穏やかな内海を抱き、寒流と暖流が織りなす海々は、多様で豊富な魚たちの宝庫となっています。 
 また、背後には八甲田連峰や世界自然遺産の白神山地、そして津軽の霊峰岩木山を擁し、そこか201010172247125644.jpgらは清らかな水の流れが生みだされ、それが豊かな川の流れとして大地を潤し、多くの実りをもたらしてくれます。
 
 豊かな恵まれた自然環境の中で、「にんにく」、「ながいも」、「ごぼう」などの野菜、「りんご」、「さくらんぼ」、「西洋なし」などのくだもの、「ほたて」、「いか」、「まぐろ」などの海産物、おいしい「青森米」や「初雪たけ」と呼ばれる「なめこ」が育ち、四季折々に訪れる旅人を、美味しい郷土料理でもてなしてくれます。
 

 両県の地図を比較すると、類似点が多いのがわかります。青森県は、陸奥湾を囲んで、下北半島と津軽半島が、鹿児島県には、錦江湾を囲んで、大隅半島と薩摩半島があり、両県の半島の外側は、2つの海流が流れ豊穣な海となっています。 
 また、三内丸山遺跡と上野原遺跡は共に縄文遺跡群であり、白神山地は、世界最大級(13万ha)の原生ブナ林が、屋久島には、樹齢7千年にもなる縄文杉などがあり、2つの地域は同時に、日本で初めて世界自然遺産に登録されました。国立公園としても、十和田・奥入瀬・八甲田地区が、鹿児島は、霧島・屋久島地区があり、温泉が豊富なことに加え、山岳公園としての魅力を併せ持っています。
 

 青森県は、津軽地方の伝統的な楽器である津軽三味線の競演会や、東北四大祭りの一つである「青森ねぶた祭り」が開かれ、特に夏場には全国から多くの観光客が訪れます。 
 「斜陽」、「津軽」、「人間失格」などの小説を発表し、昭和を代表する作家である太宰治は、金木町(現在五所川原市)の出身であり、生家は太宰治記念館「斜陽館」として一般公開さhptop.jpgれており、全国から多くの文学ファンが訪れ、その人気は衰えることはありません。
 
 また、例年4月の下旬に満開となる弘前城のしだれ桜は、背景に雪を頂いた岩木山やリンゴ畑を仰ぎ、その景観は必見の価値があります。夜桜見物も多くの観光客で賑わいます。
  

 青森県は冬の寒さが厳しく、その時期は観光客誘致には必ずしも恵まれているとは言えません。従来からストーブ列車の運行などで冬場の誘客を図っていましたが、最近では、「十和田湖冬物語」というイベントを開催し、冬ねぶたと花火の競演、「津軽ひろさき冬の旅」では、津軽三味線酒場ライブや弘前城ライトアップと雪灯籠など冬の魅力を前面に、人々が交わる新しい旅のスタイルを提供し、誘客に努めています。 
 気候が温暖で、1年中観光客の誘致に恵まれた鹿児島にとっては、学ぶべき点が多いと思います。
  

 今回北と南が1本のレールでつながることにより、日本を縦断するツアーも生まれるのではな201010172242395712.jpgいかと期待がかかります。今年の3月、東京での九州観光推進機構の説明会の折、九州新幹線の開業日に、新青森発鹿児島中央行きのツアーを造成したいというエージェントの担当者もいました。実現できれば大きな話題となると思います。  

 南九州市の知覧町では、夏の風物詩「知覧ねぷた祭り」が開催され、街の大地を揺るがし熱く燃え上がる祭りに、県内外から多くの観光客が訪れました。このねぷたは、南津軽地域にある平賀町(現在は平川市)の協力で開催できる祭りであり、知覧での開催は、今年で15回目になります。今後新幹線がつながるという魅力を、観光客誘致だけではなく、北と南の端という地理的条件の違いで生まれた伝統文化の交流に繫げたいものです。また、雪の降る津軽の冬と、真夏の南国の海を体験できるなど、季節感を加味した青少年交流もはじめたいものです。 
 

最後に新幹線の開業により日本の南北が結ばれ、新たな終着駅が誕生したという話題性が全国にPRされ、交流人口が増大して経済的効果をもたらし、さらに地域の発展の起爆剤になることを望みたいものです。

 参考:青森うまいものたち:青森県農林水産部総合戦略課発行  

「おいでよ! 鹿児島キャンペーン」の展開について〜観光プロデューサーズコラム


               2010年10月11日

        

         鹿児島県観光プロデユーサー  奈良迫英光 

 宮崎県img-X07103535-0001.jpgで発生した口蹄疫の影響により、観光客の減少等の打撃を受けた県内主要観光地への誘客を促進するための緊急対策として、キャンペーンを実施することになりました。 
 
事業概要は下記のとおりです。
?「おいでよ!鹿児島キャンペーン」

 本県への誘客を促進するため、下記期間に本県に宿泊した県外在住観光客に対し、抽選で特産品をプレゼントするキャンペーンを実施し、誘客を促進するものです。


(1)期間
 平成22年10月15日(金)〜平成22年12月15日(水)
(2)対象宿泊施設  
  ・鹿児島県ホテル旅館生活衛生同業組合会員である宿泊施設
   
  ・本県にある(社)日本ホテル協会加盟の宿泊施設
(3)プレゼントする県産品    
  ・鹿児島県特産品協会と連携し、県産品を2000名にプレゼントします。
     
プレゼント品は、超人気の焼酎や薩摩切子、薩摩焼の黒じょか、大島紬スト
ール、「地域特産品コンクール」での最優秀作品などのコースをおkuro2se.jpg選びいただけます。また、これらの抽選にもれた方にも「鹿児島黒牛、黒豚」の肉を、再度抽選して提供します。
(4)実施内容    
 ・宿泊した県外観光客が、宿泊施設においてあるリーフレット、又は、当連盟
のホームページからプリントアウトしたものに必要事項を記入して、投函し、締切後抽選をして当選者にプレゼントを発送します。
(5)告知方法    
・団体の送客に実績のある九州管内の旅行エージェントとタイアップし、商品
造成支援や販売促進のPR活動を展開します。     
・一般への2010100921585624105.jpg告知強化のため、有力なWEBサイトと連携した事業を展開するこ
ととします。   

 口蹄疫の発生後、県内では風評被害で修学旅行の延期や企画商品の取消し、各種イベントの中止による旅行手控えなどの影響もあり、7月の宿泊実績は、県内全体で20%近くダウンしました。(実績は、鹿児島県調査)鹿児島県は、宮崎県に比べて宿泊施設が多く、部屋数は2.5倍以上あり、被害額も大きくなっています。県外観光客が周遊し宿泊する霧島地域と指宿地区は特に影響が大きく、7月の宿泊実績は30%近くダウンしています。そこで霧島市は、「いざ霧島!!100万人キャンペーン」を、指宿市では、「いぶすき絆プロジェクト」キャンペーンを展開しています。

 秋の旅行シーズンを迎えることもあり、今回のキャンペーンでは、それぞれの地域の観光施設や10kitasatsuma-top.gif商店も巻き込んで、魅力ある地元の素材を県外の方々にPRすることで、誘客を図る努力をしています。 
 
 
また、九州新幹線全線開業に向け、県では2次アクセス対策事業として、出水駅発着の「クレイン号」、川内駅発着の「きゃんせ号」の運行が2日から始まりました。来年の3月までの土日、祝日に運行しますが、地域の観光地を巡る新たな取組です。    
 また、JTB九州では、地域活性化プロジェクト「新九州物語 かごしま」の霧島、鹿児島、指宿地区での展開がスタートしました。新幹線全線開業を視野に、JR九州と連携を強化、鉄道の魅力を発信するツアーを2月まで実施します。
 今回の「おいでよ!鹿児島キャンペーン」は、それぞれの地域で展開しているキャンペーンと連動し、相乗効果をもたらし宿泊者が増加するものと期待しています。九州管内のエージェントへの説明や、県内の宿泊施設350箇所にポスターを掲示し宿泊者への徹底を図ります。宿泊機関では、観光客をおもてなしの心で温かく迎え、応募用紙を渡して徹底を図ってほしいと思います。 

 今回は、来年3月に迫った新幹線開業を見据え、鹿児島の魅力を再認識させる取組と位置づけ成果を積み上げ、「一気にかごしま。」のPRを徹底し、本番に繫げたいと思います。  
 
また、今回提起される多くの課題を解決することが、もう一つの目的でもあると思います。観光鹿児島の復活を、地域総力戦で取り組まねばならないと考えています。   

「第3回かごしま観光人材育成塾」への参加を期待する 〜観光プロデューサーズコラム

                                     2010年10月4日

         鹿児島県観光プロデューサー 奈良迫 英光 
 
 
九州新2010100300484611942.jpg幹線全線開業を半年後に控え、鹿児島の今後の観光を担う人材の育成と地域づくりを目指し、「第3回かごしま人材育成塾」を11月17日(水)〜18日(木)開催します。

 今年は九州新幹線の全線開業を意識して、新幹線がもたらす影響や今後の地域づくり、商品づくり、増加する県外観光客に対するおもてなしの態勢づくりなど、取り組むべき課題について7講座を開催します。 講師と講座の内容について簡単に紹介します。

 2010100300355811647.jpg第1講座は、九州旅客鉄道(株)取締役鹿児島支社長の宮崎正純氏が、「九州新幹線全線開業について」講義します。新大阪から4時間弱、博多から1時間20分となり、その時間短縮効果は人、物、金の流れを大きく変えます。指宿まで新たに運行される特急列車の概要、沿線への影響、今後の観光戦略等に触れられるのではないかと思います。最初の講義であり、その後の講義と関連があり多いに参考になるのではないかと思います。 

 

2010100300402011646.jpg2講座は、オフィスフィールドノート代表取締役の砂田光紀氏が「観光の原点〜ドラマを生む素材と思想〜」について語ります。砂田氏は鹿児島の出身で「笠沙恵比寿」、「知覧ミュージアム」、「仙巌園」等をプロデュースされ、感動を共有できるまちづくりを基本に、地域の素材を磨く、活かす発想で公共空間の創造をしておられます。「九州遺産」の著者としても知られ、肥薩線100周年の歴史遺産の価値創造にも寄与されています。新幹線開業で人の流れが変わる鹿児島のまちづくりのヒントが得られるものと思います。 

 第32010100300450712058.jpg講座は、「おもしろ旅企画ヒラタ屋」の平田信也氏の「選ばれる観光地、施設とは」です。自ら添乗した経験のなかから、観光客に受け入れられる魅力ある地域、施設とは何か、また、究極のおもてなし等について本音の話が聞けると思います。平田氏は国内外の旅行を企画し、自ら添乗も積極的におこなっています。彼のユニークなトークと変身術を駆使してお客様を感動させ、今や2万2000名の「ファンクラブ」を持つ、まさに「カリスマ」です。90分の話に飽きることなく「おもてなしのこころ」を体得できると思います。  

 第2010100300444812059.jpg4講座は、(財)飫肥城下町保存会の郡司均事務局長が、「賑わいと営みを復活させた飫肥城下町のまちづくり」について語ります。飫肥は九州で最初に国の「伝統的建造物群保存地区」に選定され、飫肥城は全国100名城に選ばれています。これまで低迷していましたが、最近では急激に観光客が増え、その取組が話題となっています。今地域の活性化の取組として注目をあびているのが、「食べあるき・町あるき」事業です。地域の商店を取り込んだチケット販売の発想と、定期的イベントの仕掛けによる誘客は、まちづくりの参考になるものと思います。  

 第52010100300433411940.jpg講座は、九州観光推進機構事業本部副本部長の高橋誠氏が、「九州のインバウンド戦略」について語ります。JR出身の高橋氏は、ソウル支店長の経験もあり海外の実情に詳しく、九州への誘客にも努力されています。鹿児島において外国人観光客は、韓国、台湾、香港、中国からが多く、特に韓国からが約半数を占めています。KTXのソウル〜釜山間や九州新幹線が全線開通すると、韓国からは大幅な観光客の伸びが期待でき、今後の海外戦略に大いに活かせる話が聞けるものと思います。  


 第62010100300415911649.jpg講座は、森の弁当やまだ屋の山田まゆみ氏が、「百年の旅物語かれい川の駅弁〜3年連続九州一になった秘訣」について語ります。かれい川の駅弁は、肉、魚等贅沢な食材を使っているのではなく、素朴な地元の食材を使った弁当です。地域へのこだわりと弁当誕生の秘話、3年間グランプリを継続受賞している秘訣について、熱い思いが語られるものと思います。  

 

 第7講座は、JR九州リテール(株)鹿児島支店長の中村修氏です。九州新幹線部分開業2010100300425111914.jpg時の鹿児島中央駅の初代駅長となり、同駅を九州管内の駅で「おもてなしNO1の駅」に育てました。今回で3回目になりますが、自らの経験にもとづいた話は、時には熱くなり、涙を交えることもあり参加者の感動を呼びます。今回も熱き語りが楽しみです。  

 どの講師もそれぞれの部署で活躍され、経験とそれに裏打ちされた話は、皆さんの心に深く刻まれると信じております。また、夜学塾は、参加者同志や講師陣とのコミニユケーションの場であり、講座で聞けないより具体的な方策が見つかると思います。  

 今まで人材育成塾を受講した方の多くが、それぞれの地域で頑張っていることは大きな励みになります。3回続けて受講を申し込んでいる方もいらっしゃいます。新幹線開業まで半年足らず、この講座が地域活性化の人材育成につながることを期待し、多くの参加者が集まることを期待します。  

プロフィール

古木 圭介プロデューサー
鹿児島県
観光プロデューサー
古木 圭介
(平成29年4月より就任)
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