ブルー・グリーンツーリズム-1

ブルー・グリーンツーリズム

温暖な気候と豊かな自然、農畜産業も漁業も盛んな鹿児島。
盛んな農業・畜産業・漁業体験を通じて、自然とともに生きる力を育み、人との交流を通して社会性を養います。

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◆鹿児島県教育旅行ガイドブック「かごしま見聞録」2021-2022 デジタルブックを見る

学習のテーマ

鹿児島県では、グリーンツーリズムの一環として山の自然と食の地域資源を活かした民泊型教育旅行に取り組んでいます。ブルーツーリズムとしては、垂水市漁協が漁船に乗って錦江湾沖に浮かぶ養殖場で餌やり体験を行います。その後漁港に戻り、魚の加工体験やカンパチの料理づくり体験。あたたかな人々と自然の中で、生命や食について考えましょう。

●畑面積全国第2位の農業県  
農業産出額 全国第2位/豚飼養頭数 全国第1位/ブロイラー飼養羽数・肉用牛飼養頭数 全国第2位
●海岸線の総延長全国第3位  
カンパチ・うなぎの生産量 第1位/漁港数 全国第5位

学習の流れ

  • <1>事前学習-1

    <1>事前学習

    ●お世話になる方への接遇について考えよう
    ●民泊をする受入れ先の家業について調べよう
    ●鹿児島の農業や漁業、産業など体験する仕事について調べよう
  • <2>現地学習-1

    <2>現地学習

    ●積極的に仕事を手伝いながら、収穫や飼育を体験しよう
    ●分からないことはどんどん質問して、記録しておこう
  • <3>事後学習-1

    <3>事後学習

    ●お世話になった方々や交流した方々にお礼状を書こう
    ●民泊での生活や仕事体験から学んだことをまとめよう

農村・漁村民泊のススメ

自然と人とふれあう民泊は、子どもたちの心に残る特別な思い出
県内のほぼ全域で民泊の受け入れを行っている。豊富な受け入れ実績のある家庭もあり、安心・安全で個性的な民泊体験が可能。
●生きた魚や野菜に触れ食について考える
●あたたかな人とのふれあいで心を育む
●自然豊かな土地での宿泊で生命を感じる

<民泊の流れ>
受入家庭によって体験メニュー等は異なりますが、主に以下の流れで行われる。
  • <1>入村式-1

    <1>入村式

    歓迎を受け、いよいよ民泊スタート。自分がいくのは、どの受入家庭さんかな?
  • <2>受入家庭へ-1

    <2>受入家庭へ

    受入家庭の方と初対面。緊張したけど、優しい笑顔にちょっと安心。
  • <3>各種体験-1

    <3>各種体験

    それぞれの家庭でお仕事をお手伝い。初めての農作業は驚きがいっぱい!
  • <4>夕食づくり-1

    <4>夕食づくり

    みんなで夕食づくり。自分で収穫した野菜を料理するって新鮮だ。
  • <5>夕食・語らい-1

    <5>夕食・語らい

    受け入れ先の皆さんと一緒に夕食。みんなで食べるとおいしいね。
  • <6>離村式-1

    <6>離村式

    たくさんの貴重な経験をさせてもらったみなさんに感謝して、お別れ。

参加者の声

参加者の声-1

<生徒>
~都会では体験できない自然とのふれあいや心の交流が一生の宝物~
鹿児島に来る前は、民泊することに不安もあったけど、民泊先のお母さんに会った瞬間、すごく安心できました。ごまの苗植えを手伝って手足はドロドロで、初めて足の爪に泥がつまったけど、それもいい思い出。絶対にまた来たいと思います。

<受入家族>
~生徒さんたちから元気と感動をもらい、明日への活力に~
普段と変わらない生活の中で迎え入れています。都会では体験できない田舎の時間と空間の中で、豊かな自然を味わい、日常では意識しない食べ物を作ること(農業)を体験し、食べてもらい、“食の大切さ”を少しでも感じてもらえればと考えています。私たちも元気と感動をもらっています。

グリーンファーム (鹿児島市観光農業公園)(鹿児島市)

多彩な体験プログラムが思い出になり、学びになる
「育てる・楽しむ・味わう・学ぶ」をキーワードに、年間で約200種類以上の各種体験プログラムを行っている。敷地内には農産物直売所や農園レストラン、滞在型市民農園、キャンプ場、遊具、自然遊歩道などもある。また、温泉地として有名な指宿市や知覧武家屋敷庭園等がある南九州市などの観光地にも近く、これらと組み合わせて日帰りから宿泊まで楽しむことができる。

体験プログラムは年間で約200種類以上

体験プログラムは年間で約200種類以上-1

●農業体験
野菜の植付けや収穫を体験

●自然体験
緑豊かな自然の中でネイチャーゲームやピザ作り、工芸などを楽しむ

●調理体験
旬の野菜や地 域の農畜産物を使った料理や郷土料理などを味わう

●環境学習
グリーンファームが取り組む循環型農業の仕組みなどについて学ぶ

枕崎の体験プログラム(枕崎市)

●かつおタタキづくり
●天然塩づくり
●かつお節削り見学

茶もみ体験(南九州市)

南九州市産の知覧茶葉を使って、職員の指導により昔ながらの手もみ製法で「手もみ」「乾かす」の行程を体験し、オリジナルの煎茶をつくる。その後、日本茶アドバイザーの指導による「おいしいお茶の入れ方」を学習し、自分たちの作ったお茶を試飲。作ったお茶は持ち帰り、自宅でも実践できる。

指宿の体験プログラム(指宿市)

さつまあげづくり体験やフラレッスンの他にも、さまざまな体験プランを実施。

手もみ茶/マンゴー・パッション収穫/野菜収穫&ピザ作り/かつお節製造/養殖場餌やり/魚さばき/かつおのタタキ/そばうち/木工/フラレッスン/バナナボート/MY水族館作り/砂むし温泉ほか
  • さつまあげづくり体験-1

    さつまあげづくり体験

    鹿児島地方の特産品である「さつまあげ」を、家庭に伝わる昔ながらの方法で作る。自分たちで作った揚げたてさつまあげを食べて、鹿児島の食文化や食育について感じることができる。
    もっと見る
  • フラレッスン-1

    フラレッスン

    アロハのまち「指宿」でハワイアン音楽を聴きながら、癒しと優しく明るい気持ちをもたらすフラを体験。本場ハワイアン仕込みのインストラクターから学び、1曲踊れるようになる。
    ※画像はイメージです

垂水漁業体験(垂水市)

海の体験で生命にふれる
垂水はカンパチ養殖生産量日本一!漁船に乗り、鹿児島のシンボル・桜島の目の前に浮かぶイケスで、大迫力の餌やりを体験できる。 漁港では、新鮮なカンパチをさばくシーンを見学したり、刺身に切り分けて試食することが可能。大型冷凍庫内に入り、マイナス20℃の世界を体感する「冷凍庫体験」も好評だ。

民泊体験(垂水市)

80軒あまりの受入家庭があり、安全・安心を第一に温かな受け入れを行っている。農業体験や料理体験などが可能。

大隅半島の宇宙学習<+地域ならではの学び>

大隅半島の宇宙学習<+地域ならではの学び>-1

JAXA内之浦宇宙空間観測所〈肝付町〉
日本初の人工衛星「おおすみ」や、小惑星探査機「はやぶさ」が飛び立った大隅半島のロケット発射基地!

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野菜収穫体験(鹿屋市)

旬の野菜を収穫しよう。収穫した野菜を使っての食事の提供や料理体験 など、農家ごとに様々な体験が可能。

ピックアップ!

ピックアップ!-1

●郷土料理体験
畑で取れた旬の野菜を中心に、家庭の味やその土地ならではの料理をメインに料理体験ができる。

●ジャムづくり
畑で取れたものや地元のものを使用してジャムを作成。自分の好みの味、甘さにできる。

●新鮮野菜ピザづくり
採れたて新鮮な自家製野菜をたっぷり使ったピザは、生地をつくるところから始められる。

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漁業体験(霧島市)

生きた海の生物を五感で体感
鹿児島のシンボル桜島が浮かぶ錦江湾は豊富な魚種が魅力。いかだ釣り・船釣り体験などを体験できる。

さくら農園果物狩り(霧島市)

季節の果物の収穫体験と、自ら収穫した果物を使ったスイーツ(クレープ・シュークリーム等)やジャムづくりを体験できる。ジャムづくりは下ごしらえからラベル貼りまで、一連の流れを体験できる。
※スイーツ・ジャムづくりは、予め農園側で収穫しておくことも可能

島の一本釣り漁業体験(奄美市)

マグロまるごと体験!!
生け簀に蓄養したカツオ・シビ(キハダの幼魚)の釣りを体験した後は、魚を捌いたり、奄美大島ではここでしか製造されていない削り節加工体験にも参加しよう。併設された食堂ではカツオ・シビを使った料理が食べられる。一本釣り漁船を所有する生産組合だからこそできる、カツオ・マグロのまるごと体験だ。
 

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