“薩摩が生んだファーストレディ”篤姫ゆかりの地を歩く(まち歩き)

1. 石橋記念公園・祇園之洲公園

かつて鹿児島市の中心を流れる甲突川にかかっていた五石橋のうち、3つの石橋が移設保存されています。そのうち特に弘化3(1846)年に建造された西田橋は、参勤交代の際に藩主も通る橋で、華麗な造りとなっています。篤姫もこの橋を通って鹿児島城下をあとにしたと思われます。またこの地は、今和泉島津家の浜屋敷があった場所でもあり、大河ドラマのロケ地ともなりました。

石橋記念公園から徒歩約3分

2. 八坂神社

祗園之洲にあり、この神社が地名の由来ともなっています。島津氏と関わりの深い、南方神社・八坂神社・稲荷神社・春日神社・若宮神社の5つの神社を「鹿児島五社」と呼び、篤姫のような島津一門家の子女は正月などに「五社参り」といって、これらの神社をお参りするのが恒例だったようです。

八坂神社から徒歩約5分

3. 本立寺跡

清水町本立寺馬場にあった寺です。島津初代忠久から貞久まで五代を祀ってあり、今も石塔が五つ残っています。はじめ五道院とよび、19代光久の時、本立寺に改めました。昭和63年度市文化財として指定されています。

本立寺跡から徒歩約5分

4. 今和泉島津家下屋敷跡(仁王堂水隣)

天保年間の絵図によればここは今和泉島津家下屋敷で、847坪の広さがありました。篤姫幼少期には、今和泉島津家は城下に少なくとも5つの屋敷を構えていましたが、これは当時忠厚(今和泉家8代)、忠喬(9代)、篤姫の実父忠剛が存命で、それぞれに屋敷が必要であったからです。

本立寺跡から徒歩約5分

5. 若宮神社

若宮神社は、五社のなかでは第五になります。島津家五代負久が建てたもので、代々藩主を相続するときは必ず報告し、お祭りが行われました。

若宮神社から徒歩約5分

6. 春日神社・薩摩水軍港跡

春日神社は、五社のなかでは第四になります。奈良にある藤原氏の氏神である春日神社の分社です。神社を建てた年代ははっきりしませんが、長谷場氏が鹿児島に入り東福寺城を築いた頃、船着場に建てたと伝えられます。また、昔は海で、薩摩藩の水軍港があり、慶長14(1609)年、琉球出兵が行われた際の港でもあります。

春日神社から徒歩約5分

7. 大龍寺跡(内城跡)

島津家第15代貴久は、天文10(1550)年、現在の大龍小学校がある場所に内城を築いて移り住み、戦国時代から安土桃山時代の約50年間にわたって、島津氏の居城となりました。 第18代家久が城山のふもとに鶴丸城を築いて移ると、ここに寺を建て、大龍寺と名づけました。

大龍寺跡から徒歩約3分

8. 今和泉島津家本邸跡

第13代将軍徳川家定の御台所となった天璋院篤姫が生まれたといわれる今和泉島津家の本跡で、敷地は4608坪もあります。 現在、屋敷は残っていませんが、当時を偲ばせる石垣が通りに面して残っています。

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