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奄美トレイルコース紹介

奄美群島の8つの有人島をつなぐ長距離の自然歩道「世界自然遺産 奄美トレイル」。「トレイル」は歩く旅を楽しむためにつくられた道のことで、歩くスピードで旅をすることでその地域の自然や文化を深く感じることができます。このページでは、奄美トレイルの全51コースの中で特におすすめのコースをご紹介いたします。これまで体験したことのない、ディープな旅があなたを待っています。

奄美大島

亜熱帯照葉樹林やマングローブ原生林などの環境に、アマミノクロウサギなど固有の動植物が生息・生育している奄美群島最大の島。5市町村に大小約200の集落があり、「本場奄美大島紬」や島人の暮らしに溶け込む「島唄」「八月踊り」など、独特の文化も息づいています。
【7エリア|24コース|244㎞】

加計呂麻島・請島・与路島

奄美大島の南に位置する島々。戦時中の軍事施設やノロ(祝女)祭祀で使われた建物などが多く現存し、一昔前の奄美の風景が残る「加計呂麻島」、島の90%を深い森が占め、ウケユリやウケジママルバネクワガタなど、島の名を冠する多様な動植物が息づく自然豊かな「請島」、昔ながらのサンゴの石垣が連なる1島1集落の島「与路島」と、それぞれ特色が異なります。
【1エリア|5コース|54㎞】

喜界島

1年に約2㎜という世界でも屈指の速度で現在も隆起し続けている、学術的にも貴重な隆起サンゴ礁でできた段丘の島。平坦でミネラル豊富な土壌を活かした農業が盛んで、特に白ゴマの生産量は日本一。ヒメタツナミソウなどの固有種、オオゴマダラ(蝶)やガジュマル巨木などの動植物にも出会えます。
【1エリア|4コース|59㎞】

徳之島

山や丘陵地、隆起サンゴからなる石灰岩の大地など、地形の変化に富んだ島。徳之島三山の天城岳・井之川岳・犬田布岳にかけて亜熱帯照葉樹林が広がり、アマミノクロウサギなどの固有の動植物のすみかとなっています。400年以上続く闘牛文化は全国的にも有名で、今も受け継がれており、自然と人との良好な関係が感じられます。
【3エリア|9コース|98㎞】

沖永良部島

海食崖やドリーネといった独特な地形が見られる石灰岩地形が発達した島。地下には、石灰岩が地下水に溶かされてできた数多くの鍾乳洞があり、こうした地形を生かしたケイビング(洞窟探検)も行われています。さとうきびやじゃがいもなどのほか、テッポウユリやグラジオラス・キクなどの花き栽培も盛んで、「花と鍾乳洞の島」とも呼ばれています。
【1エリア|6コース|71km】

与論島

奄美群島の最南端に位置し、奄美群島最大の規模を誇るサンゴ礁に囲まれた美しい島。干潮のときに沖合約1.5kmに姿を現す真っ白な砂浜「百合ヶ浜」では、360度エメラルドグリーンの海に囲まれた神秘的な美しさを体感できます。白い砂浜の沖合はるか遠くまでサンゴ礁が広がっていて、島を囲む海岸の約半分が奄美群島国立公園に指定されています。透明度の高いヨロンブルーの海が人々を魅了するリゾートアイランドです。
【1エリア|3コース|24㎞】

旅に便利なトレイルマップ

トレイルコースやみどころを紹介したマップは各島の観光協会等で購入することができます。マップを事前に入手してコースや休憩ポイントを把握し、安全にトレイルを楽しみましょう。

・全14冊/1冊500円(マップ販売の収益の一部はトレイルの運用や管理に充てられます)
・見開きサイズ:A1(594mm×841mm)、折りたたみ表紙サイズ:縦200mm×横106mm
・多少の雨でも耐えられる丈夫な素材(紙)を使用しています。
・マップ表面のイラストは、各島にゆかりのあるイラストレーターが手がけています。

購入方法等のお問い合わせ先は下記のとおりです。

【奄美トレイル お問い合わせ先】
鹿児島県自然保護課 奄美世界自然遺産室
TEL:099-286-2759
MAIL:amami-isan@pref.kagoshima.lg.jp

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