五感を刺激するトレッキング&山歩き

初心者が気軽に楽しめるコースからロングトレイルまで
今も火山活動を続ける山々とその恵みを随所に感じることができる霧島エリア。雄大な火山地形が見られるトレッキング、美しい花々や湿原、巨木の森を楽しむハイキングなど、霧島の自然と歴史を満喫できるコースを紹介します。
※トレッキングおよび山歩きを楽しむ時には、必ず詳細な地図やガイドブックにより情報を確認して無理のないように計画を立てましょう。
えびの高原から霧島連山最高峰の韓国岳に登ったあと、日本一高い場所にある美しい火口湖、大浪池を巡って、えびの高原へ下山するコースです。えびの高原から韓国岳山頂までは、春の新緑、冬の霧氷が魅力的なコースで、3合目からえびの高原の眺望、5合目からは大浪池、錦江湾や桜島を眺望することできます。山頂からは、霧島連山の新燃岳、高千穂峰まで一望することができ、6月上旬には赤紫のミヤマキリシマツツジが山頂付近で満開になります。山頂から大浪池までは木階段を降りていきます。大浪池は火口縁を一周することができ、火口内の深青の池と広葉樹の森が織りなす風景は美しく、特に紅葉時のコントラストは絶景です。
霧島山の西側、霧島アートの森の横にある日本一の枕木階段から栗野岳に登り、下山後は温泉で癒されるコースです。栗野岳はなだらかで標高差が少なく登りやすい割には展望が良い山なので、家族連れや初心者の方におすすめです。登山道沿いにはモミジやミズナラなどの広葉樹があり、秋には素晴らしい紅葉が楽しめます。岩場を登りきり栗野岳山頂に至ると、韓国岳や白鳥山などの展望が望めます。 帰りはなだらかな尾根歩きで、心地よい森林浴を楽しみましょう。周辺には霧島アートの森や栗野岳レクリエーション村があり、自然の中で現代アート鑑賞やアスレチック、キャンプ等が楽しめます。また、引退した競走馬が暮らし、ホーストレッキング体験ができる牧場もあります。
霧島山の南の利用拠点として知られる高千穂河原ビジターセンター横から中岳中腹探勝路に入り、霧島山を紫紅色に染めるツツジ科のミヤマキリシマを満喫した後、霧島神宮古宮址を巡ります。高千穂河原はかつて霧島神宮があったところで、現在は霧島神宮古宮址が残っています。また、中岳中腹や高千穂峰への登山基地にもなっており、多くの登山客やハイカーで賑わいます。中岳中腹は ミヤマキリシマの群生地として名高く、アカマツの美林やノリウツギ、リョウブ、ネジキなどの樹木が茂る自然がいっぱいの場所です。自然と歴史、両方の魅力を短時間で手軽に味わえるコースです。
天孫降臨の神話で知られる高千穂峰の頂上にある「天の逆鉾」を目指し、坂本龍馬とおりょう夫妻の日本で初めてのハネムーンをしのぶコースです。 高千穂峰は美しい姿の成層火山で、山頂にはニニギノミコトが降臨の際に突き立てたとされる青銅製の「天の逆鉾」が立っており、幕末に坂本龍馬夫妻がこの地を訪れたことは「日本初の新婚旅行」とも言われています。高千穂河原から霧島神宮古宮址まで参道を歩いた後、登山道に入って樹林を抜け、急なガレ場斜面を登りきると御鉢の頂上で、「馬の背」と呼ばれる御鉢の火口縁を左周りで進みます。そこから脊門丘(せたお)と呼ばれる鞍部に降り、火山礫や軽石の積もった登山道を通って山頂にたどりつくと「天の逆鉾」を見ることができます。
九州自然歩道は、福岡県北九州市にある皿倉山(北九州国定公園)を出発点として、九州をぐるっと1周できる全長約2,900kmのロングトレイルです。普賢岳・九重山・阿蘇山・霧島山・桜島などの活火山や数多くの島など、歩きながら自然豊かな景色を見られるのが何よりの魅力。西海・雲仙天草・阿蘇くじゅう・霧島錦江湾の4つの国立公園のほか、そのエリアの歴史・文化にふれることができるようにルートが設定されています。数日かけてゆっくり歩くもよし、日帰りで少しずつ楽しむもよし。事前準備をしっかりして、自分のスタイルで楽しみましょう。
大隅半島ルート/南大隅エリア
大隅半島ルート/南大隅エリア
南洲翁(なんしゅうおう)宿泊の家からスタートし、全長は約80.5km。本土最南端の佐多岬で折り返して、エメラルドグリーンの滝壺が美しい雄川の滝に至るまでのルートです。
薩摩半島ルート/指宿エリア
薩摩半島ルート/指宿エリア
釜蓋神社から山川港まで、全長約37kmのルートです。「薩摩富士」とも呼ばれる開聞岳の絶景を眺めたり、世界的にも珍しい砂むし温泉を体験できます。