山川火薬製造所跡 (ヤマガワカヤクセイゾウショアト)

薩英戦争に備えて設置 薩摩藩の火薬製造所

南薩摩エリア 薩英戦争 火薬

薩英戦争に備えてつくられた山川火薬製造所は、梅月寺付近にあったとの記録が残っていることからここが推定地とされています。火薬の原料となる硫黄や硝石、製造した火薬の海上輸送に適していた山川港近くに設置されました。硫黄は、山川から約55㎞南にある硫黄島から運ばれます。また、水車動力を利用するために、設置前に操業していた水車油燈所を改築して建設されたといわれています。現地には、今も火薬製造所に関連する護岸が残っています。

産業遺産情報

建設年代 文久3年(1863)頃
土地所有者・管理者 民有地
標柱・説明版 無し
地表遺構の有無 山川火薬製造所は現存しておらず、説明板や標柱も立てられていません。山川火薬製造所内で、水車が設置された河川(成川)が現在も残っています。山川火薬製造所が梅月寺付近にあったとの記録が残っていることから推定地とされています。

基本情報

住所 鹿児島県指宿市山川町
電話番号 0993-23-5100(指宿市教育委員会社会教育課)
交通アクセス JR山川駅から車で3分
駐車場

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