宮之城領主・島津久通が、1640年に発見した山ヶ野（永野）金山。現・霧島市横川町上ノ山ヶ野とさつま町永野をまたぐ大金山です。今も1904年以降に建設された坑道跡やトロッコ跡、鉱業館跡などの遺産が残っています。第8代鉱業館長の西郷菊次郎は、金山で働く人々のための娯楽施設の充実にも努め「 金山倶楽部 」を設置、当時は珍しい玉突き台が置かれていました。また、菊次郎はトランプも好きだったと家族が証言しています。

宮之城領主・島津久通が、1640 年に発見した山ヶ野（永野）金山。1751～1829 年の間は採金量が全国一位でした。最盛期には 約2万人が働き、金山周辺には大規模な鉱山町が形成されました。

1903年に開業された県内最古の木造駅舎で、ノスタルジックな雰囲気が漂っており、ホームの柱には戦時中の機銃掃射の弾痕が残っています。国の登録有形文化財です。

カフェ・食品と雑貨のセレクトショップ・ゲストハウスの３つの機能を持つお店「横川kito（よこがわきと）」は、昭和6年築の空き家を地元の方々と一緒に1年かけてセルフリノベーションした古民家カフェ＆ゲストハウス。地元産の食材を中心に調理した手づくりのスパイスカレーがオススメ！

和気清麻呂を祭った神社で建立されたルーツは島津斉彬にあります。和気清麻呂が流された大隅国稲積の場所の調査を国学者の八田知紀に指示したのが斉彬でその結果、現在地付近とされました。そのため境内には斉彬が訪れた際に松を植えたことを記念した石碑があります。交通安全、学問、建築の神として御利益があるといわれ、近くには清麻呂が入ったといわれる温泉「和気の湯」もあり、浴後、腰掛けられたという腰掛石も残っています。

蒼くそびえる高千穂峰を背景に、静寂の空気を震わせて、虹色のしぶきをあげる犬飼滝。高さ36m 、幅22mの純白の帯は、まさに壮観です。かつて和気清麻呂がここで遊び、明治維新の立役者「坂本龍馬」も眺めたという由緒のある滝で、近くには清麻呂ゆかりの和氣神社、和気の湯もあります。
古き時代に思いを馳せながら、深い緑の中を散策するには最適の場所です。

外観、店内に当時の倉庫の面影が感じられますが、どことなく温かみある落ち着いた店内。ランチタイムは人気のキッシュプレートから定食まであります。ブレイクタイムにはパンケーキセットやケーキセットがオススメ♪

薩摩藩御用達の鋳物師であった森山家の本宅。森山家は、鍋釜などの製造が盛んであった加治木にて藩に納める茶釜や、奄美の黒糖生産に必要な大鍋や機械類を鋳造していました。西郷隆盛も森山家に立ち寄ったり、宿泊しており、加治木港を利用した際に船酔いした家族を休ませるために立ち寄ったこともあったようです。

金山橋は凝灰岩で建設された美しいアーチ形の石橋で、長さ22.6ｍ、幅4.2ｍ、川からの高さは約10ｍ。金山橋は、金運搬の馬車道整備に伴い、網掛川にかけられたものです。