島津斉彬が白糖を製造するためにつくられた工場でしたが、斉彬の急死によって廃止されたため短期間の操業でした。工場近くに荷下ろしを行う船着き場がありましたが、1890年の台風によって流失しました。現地には、今も白糖製造工場に関連する、高さ約2mの凝灰岩の石積が残っています。
産業遺産情報
建設年代 | 未詳 |
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土地所有者・管理者 | 民有地 |
標柱・説明版 | 説明板あり |
地表遺構の有無 | 明確な遺構が残っておらず、「白糖方」という地名から、白糖方の工場が置かれていた場所であると推測されています。「白糖方」推定地には白糖工場に関連する可能性のある石垣が残っています。 |
基本情報
住所 | 鹿児島県南さつま市坊津町 |
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電話番号 | 0993-53-2111(南さつま市教育委員会) |
交通アクセス | JR枕崎駅から車で約20分 |
駐車場 | 無し |