宝満大明神として古くから親しまれ、祭神は玉依姫命で、赤米の神事を通じて地域の稲作と深く関わっています。近くには宝満の池があり古来より伝説が伝えられています。宝満の池の周辺は4kmを越える広さを持ち、冬には数多くの水鳥が飛来し、中でも鴨の乱舞は必見。付近一帯の緑と遠望の海蝕奇岩の竹崎海岸の眺めは絶景です。また「宝満神社 お田植え祭り」神事は御田の小高い森で行われ、頂上には珊瑚石で作られた祭壇があります。ここで魂を授けられた赤米の苗は御田の森の横にあるオセマチと呼ばれる御神田に降ろされ、男たちのてによって植えられます。この後に「お田植え舞」が舞われます。お田植えの意義を示す貴重な芸能です。