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The Drive: Ethan Ingle’s Road Trip, The Artisans of Kagoshima
イーサンイングルのロードトリップ:鹿児島の職人たち

ロサンゼルス在住のエミー賞受賞映像作家イーサンが、鹿児島の魂を巡る。 本コレクションは、米国でエミー賞受賞歴を持つ映像作家イーサン・イングル氏が県内各地を縦断しその過程で出会った伝統工芸の職人たちの手仕事と、彼らの情熱に焦点を当てています。 雄大な自然という「観光地」の側面だけでなく、鹿児島の文化を支える「人」の物語を、受賞歴のある卓越した映像美で描き出しました。 旅の軌跡を辿りながら、鹿児島が育んできた誇り高い職人技の世界を体感してください。

Kagoshima is....

エミー賞受賞歴を持つ映像作家Ethan氏が鹿児島をロードトリップ。その道中で出会った、この土地を支える「職人たちの物語」を一つの映像にまとめ上げました。 雄大な桜島の風景から、古くから受け継がれる伝統工芸の手技まで。 日常の中に息づく、静かで力強い日本の美と、それに魂を込める職人たちの姿を、圧倒的な映像美で映し出します。 鹿児島という「南の宝箱」を巡る、特別な旅の記録をぜひご覧ください。
■関連リンク 旅の全貌はこちらから:https://www.youtube.com/playlist?list=PLW0MUZNUOrcg

仙巌園薩摩切子工場

仙巌園の薩摩切子工場で職人たちの手仕事と美しい切子を捉えた映像です。 旅の初日にEthan Ingleが出会った鹿児島の伝統工芸は、土地との出逢いをより一層思い出深いものにしました。 感動と共に始まる撮影の旅は、ここから10日間に及びました。あなたも彼の旅を追体験してみませんか?

甲冑工房丸武

鹿児島県薩摩川内市に佇む、日本を代表する甲冑工房丸武。 城郭を思わせる重厚な建築に圧倒されながら踏み入った先には時代を超えて愛され、数々の映画やドラマの名シーンを彩ってきた“本物”の甲冑は、現代の職人たちの手仕事によって生み出されています。 素材の選定から、繊細な糸の編み込み、細部を彩る装飾に至るまで、伝統の技と妥協なきこだわりが息づく工房内部は一種神聖な雰囲気に包まれる空間です。 画面越しでは伝わりきらない、日本の伝統美と武士の魂が宿る至高の逸品、全ての甲冑の息をのむような美しさと圧倒的な重厚感を、ぜひ体感ください。

野太刀自顕流

薩摩の青空の下、砂塵を巻き上げて鋭く振り下ろされる木刀。 この動画は、イーサン氏が撮影した、鹿児島に伝わる古流剣術「野太刀自顕流(のだちじげんりゅう)」の稽古の様子を捉えたドキュメンタリー映像です。 猿叫という独特の気合と共に、丸木を打ち据えて鍛錬を重ねる門下生たちの気迫と、代々受け継がれてきた武術の厳かな空気がレンズを通して伝わります。南国の光と影が交差する空間で、静寂と爆発的な動が共存する伝統の瞬間をご覧ください。

天孫降臨霧島九面太鼓

「天孫降臨霧島九面太鼓」の稽古風景をお届けします。 本番さながらの躍動感を惜しげもなく見せる太鼓士達の汗と、芸術性の際立つ映像に仕上がっています。熱気溢れる稽古の様子と、一打に込められた魂の響きをぜひご覧ください。

国宝 霧島神宮

鹿児島撮影旅の途中、イーサン氏が立ち寄った霧島神宮の風景をお届けします。 夕方の静けさに包まれ、人が少なくなった神社の境内では、思わず何か測り知れない神聖な力を感じざるを得ません。鹿児島随一のパワースポットとして知られるこの場所で、心洗われるようなひとときをぜひあなたも訪れて体感してみてください。

薩摩錫器工芸館 岩切美巧堂

イーサン氏が岩切美工堂を訪れ、伝統の薩摩錫器を生み出す職人たちの熟練の技と真摯な姿を撮影した映像です。 一打一削りに注がれる真剣な職人のまなざしは、まさに「鹿児島の宝」を生み出す瞬間そのもの。手仕事の温もりと気高い美しさが宿る、珠玉の工芸の世界をご覧ください。

薩摩琵琶

「鹿児島の音が聞きたい」とイーサン氏が言った際、真っ先に頭に浮かんだのがこの薩摩琵琶の音色でした。 一度は途絶えた伝統を再興させた先達たちの技を受け継ぐ演奏は、初めて聞く者の耳にも大きな感動を届けます。魂を揺さぶる響きと、その音色に込められた歴史の重みを感じてみてください。

沈壽官窯

何代も前に朝鮮半島から遠き薩摩の地に伝えられた陶器の技術。その歴史を受け継ぎ、朝鮮からの技術者の子孫たちが今も伝統を守りながら、現代に白薩摩の卓越した芸術を生み出し続けています。 本動画では、歴史ある沈壽官(ちんじゅかん)の窯元を訪れ、熟練の職人たちが土と向き合い、気高い美を創り出す瞬間を捉えました。この撮影は、映像作家Ethan自身にとっても、歴史や文化のつながり、そして自身のルーツへと深く触れるような、かけがえのない素晴らしい体験となりました。時空を超えて受け継がれる手仕事の魂と、陶器が紡ぐ深い物語をぜひご覧ください。

火山灰アーティスト植村恭子

雄大な桜島の火山灰を画材として用い、唯一無二の絵画を生み出すアーティスト・植村恭子氏。その創作の瞬間を、映像作家Ethan Ingleがレンズを通して捉えました。 キャンバスの上に即興で描き出されていく桜島は、大自然と人間が深く結びついた、まさに鹿児島でしか成立しない奇跡の芸術です。同じクリエイターとして互いの感性に深く共鳴し合った二人の表情には、国境や文化を超えた温かな笑顔が咲き誇りました。それはまさに、一期一会の出会いにふさわしい、心揺さぶる瞬間でした。大地の息吹が宿るアートの誕生と、アーティスト同士の美しい共鳴をぜひご覧ください。

薩摩ボタンアーティスト室田志保

白薩摩(沈壽官)を訪問した深い衝撃も冷めやらぬ翌日の朝、イーサン氏が訪れたのは、薩摩焼ボタンの絵付け師として世界で活躍する室田志保さんのアトリエでした。 彼女のやわらかくかわいらしい笑顔からは想像もつかないほど、一筆一筆に込められるあまりに繊細で高度な技に、再び圧倒されます。海を越えて国内外でその手仕事が高く評価されている彼女が纏うアーティストとしての強い矜持と誇りは、まさに「鹿児島の宝」と呼ぶにふさわしい、珠玉の芸術そのものです。 小さなボタンのキャンバスに無限の世界を描き出す、職人の魂と圧倒的な美の世界をぜひご覧ください。

垂水人形

 

垂水人形も、一度は途絶えてしまった伝統を現代に深く蘇らせた、鹿児島ならではのかわいらしい人形です。型を用いた粘土の成型から、一筆一筆心を込める丁寧な絵付け作業まで、そのすべての工程はまるで人形たちに新しい命を吹き込んでいくかのような時間です。 工房で愛らしい笑顔とともに私たちを迎え入れてくれた人形師の皆様の温かな人柄が、そのまま人形たちの持つ柔らかな雰囲気や表情へと重なります。手仕事の温もりがそっと胸を打つこの場所へ、ぜひ皆さんも足を運んでその魅力を体感してみませんか?

桜岳陶芸

この動画は、桜島焼の窯元「桜岳陶芸」での作業風景を撮影させていただいた際の様子です。 桜島に暮らす人々にとって、空から降り注ぐ灰は避けて通れない「日常」でしかありません。しかし、その日常や大地の息吹を作品へと昇華させる彼女の陶器には、他のどこにもない圧倒的な個性が際立ちます。長年培われてきた確かな技術だけでなく、今なお日々の研鑽を怠らないそのまっすぐな姿勢と人生観に、深く心を揺さぶられ、生き方を考えさせられる貴重な訪問となりました。 作業の最中、彼女がふと口にした「Everything's going to be alright(なんとかなるさ)」というボブ・マーリーの歌詞と同じ言葉。その言葉が発せられた瞬間、私たちは温かな感傷に包まれざるを得ませんでした。大地と共に生きるアーティストの気高さと、心温まるひと時をぜひご覧ください。

垂水カンパチ養殖場

この動画は桜島の雄大な火口を臨む垂水のカンパチ養殖の漁師さんたちを撮影した映像です。 鹿児島が誇るブランド魚・カンパチを育てる生産者たちもまた、まさに鹿児島の宝と言える熟練の職人たちです。まだ暗いうちから車を走らせて港へ向かうことは、その苦労を遥かに超える価値ある体験です。船の上から海抜ゼロメートルの視点で眺める、静かに煙を吐き出す桜島の姿は圧倒的です。 大いなる自然を相手に、真摯に仕事と向き合う漁師の皆さんの熱い息吹と、生命力あふれる海の世界をぜひご覧ください。

指宿山川鰹節

この動画は、指宿市山川にある老舗の鰹節工場を撮影させていただいた際の様子です。 日本一の鰹節生産量を誇る鹿児島県において、そこで生み出される鰹節は、日本の食文化を支えるまぎれもない「誇るべき宝」の一つです。現場では、社長自らが一つひとつ丹念に良品のみを選別する姿が見られました。その手つきやまなざしには、長年の経験に裏打ちされた職人としての圧倒的な厚みと威厳が深く宿っています。 伝統の技を受け継ぎ、妥協なき手仕事で最高の味わいを守り続ける人々の尊い姿と、職人魂の息吹をぜひご覧ください。

龍門司焼

 

この動画は、姶良市にある歴史ある龍門司焼(りゅうもんじやき)の工房を訪れ、その制作風景を撮影させていただいた際の様子です。 白薩摩がかつて藩の献上品や贈答品として陶器の最高峰を極めたとするならば、黒薩摩は、日々の暮らしの中で庶民が深い愛着を持って大切に愛で、使い続けてきた温もりある芸術品といえます。窯から焼き上がってくるたびに、一つひとつ想像とは異なる独自の色彩や表情を見せる陶器たち。その一期一会の作品作りに職人たちが全神経を注ぎ、没頭する姿はまさに職人技の極致です。 古民家を思わせる風情ある佇まいのなかで、土と炎に向き合いながら究極の芸術を生み出す職人たちの姿は、鹿児島を訪れたなら絶対に見ておくべき「Must See」の光景です。伝統の息吹と手仕事の美しさをぜひご覧ください。

大島紬村

イーサンの旅は鹿児島本土を出発し、豊かな自然と独自の文化が息づく奄美大島へ。そのスタート地点となったのは、島が誇る伝統工芸「大島紬(おおしまつむぎ)」の世界です。 大地と泥の力が生み出す神秘的な「泥染め」、髪の毛よりも細かな糸を狂いなく合わせる精巧な「かすり合わせ」、そして静寂の中で幾重にも模様を織り上げる極限まで繊細な「機織り」の技。一連の工程に宿る職人たちの妥協なき手仕事に、ETHANはただただ圧倒されます。 代々受け継がれてきた伝統を、いまこの瞬間も懸命に”紡ぐ”職人たちの息吹。それは、今回の鹿児島の旅において最も心を揺さぶられる新たなクライマックスとなりました。島の大自然と、人間の手仕事が織りなす美の神髄をぜひご覧ください。

富田酒造

 

奄美群島でのみ生産が許されている伝統の酒「黒糖焼酎」。その製法を守り抜くだけでなく、伝統と最新の技術を巧みに融合させて進化を続ける蔵元・富田酒造の酒造りに密着しました。 職人たちが惜しげもなく披露してくれた技の数々は、まさに現代の職人芸。自分たちのお酒に対する確かな自信と誇りに裏打ちされたその味わいは、奄美を訪れた者だけが体験できる、他では得られない最も特徴的な感動をもたらしてくれます。 黒糖を生み出した島の歴史や文化の歩みと共に学んでおきたい、まさに「奄美の宝」とも言える珠玉の黒糖焼酎の魅力をお届けします。

原はぶ屋

奄美大島に根差す独自の伝統と、現代のクリエイティビティが融合する場所「原はぶ屋」。 毒蛇として知られるハブを生薬や伝統的ななめし皮の加工品へと昇華させる職人技は、まさに島の自然と向き合ってきた歴史そのものです。 さらに驚くべきは、その世界観をハブをモチーフにしたオリジナル漫画やポップなカルチャーとして表現し続けるアプローチ。伝統をただ守るだけでなく、ユニークな表現で新たな息吹を吹き込むその姿勢は、訪れる者の知的好奇心を刺激します。 職人の手仕事が生み出す温もりと、唯一無二の哲学に満ちた空間。 島が育んだ独自の文化と、未来へ広がるクリエイティビティの交差点をぜひご覧ください。

吟亭

島の独自の文化に深く触れるためには、郷土の美味を味わうだけでは足りない。そこには必ず、人々の魂の叫びであり文化の象徴である「島唄」の存在がある。 旅の夜、吟亭で味わう島の郷土料理フルコース。それに華を添えるのが、心揺さぶられる島唄と三味線の響き、そして唄者との競演だ。 しっとりと聴かせる調べは、なぜか訪れる者全ての郷愁(ふるさと)を呼び覚ます。かと思えば、一転して明るく響く賑やかな調べは、島を訪れた者たちを心から迎え入れ、楽しませようとする島人の温かな歓迎の心そのものだ。 三味線の音色に合わせ、自然と体が動き出し、皆で笑顔で踊り出す。唄い、踊り、食す、そのすべてが一体となるこの瞬間こそが、旅の夜を永遠の思い出に変えてくれる。南国の豊かな自然と、そこに生きる人々の温もりが織りなす、極上の島時間をぜひお楽しみください。

西平酒造

南国の伝統が息づく奄美大島で、常識にとらわれない革新的な焼酎造りに挑む「西平酒造」。 歴史ある蔵の中に一歩足を踏み入れれば、伝統的な製法を伝える趣深い空間が広がる一方、若き杜氏が切り拓いた挑戦的なスタイルが光ります。 その最も象徴的な試みが、焼酎の樽に音楽を聞かせ、その繊細な振動によって味わいに変化をもたらすという類まれな手法です。さらに、蔵の一角に設けられたスペースは、まるで禁酒法時代の米国の「スピークイージー(隠れ家バー)」を彷彿とさせる雰囲気に満ちています。 伝統の重みを感じる製造現場と、五感を全開にして新しい味覚に出会う洗練された空間。一度体験したら忘れられない、魂を揺さぶるような一期一会の物語がここにあります。また必ずこの場所に戻ってきたいと思わせる、西平酒造の魅力の深層を是非お楽しみください。

紬レザーかすり

伝統工芸の美しさと現代の質感が融合する場所―紬レザーかすり。 鹿児島が誇る伝統織物「大島紬」と上質なレザーを掛け合わせ、唯一無二の作品を生み出し続ける若き職人の工房を訪ねました。 訪れる人に惜しげもなく自身の技を披露し、温かく迎え入れてくれる島特有のおもてなしの心。しかし、ひとたび作品に向き合うそのまなざしには、職人としての揺るぎない覚悟と哲学が宿ります。 過去から受け継がれた営みを大切にしながらも、現代のライフスタイルに合わせた新しい表現へと昇華させる。その職人の手仕事からは、これからの鹿児島を彩る「新しい宝」の姿が見えてきます。 伝統を守り、未来へつなぐ職人の息吹と、心温まる島の空気をぜひ体感ください。

元商事 紬工房

 

伝統と革新の狭間で、大島紬の新たな地平を切り拓く職人の姿を追いました。 元商事の紬工房が見せてくれたのは、単なる伝統工芸の枠にとどまらない、技術に裏打ちされた革新的な織物の世界です。 県外や海外へと自ら足を運び、その魅力を世界へ発信し続けるバイタリティ。そして、長年受け継がれてきた大島紬の技法をベースにしながらも、現代の感性を宿した創作物は、まさに伝統の土台の上に成り立つ新たな芸術品と言えます。 職人の静かなる情熱と手仕事の美しさ、そして「伝統工芸を超えた先」にある未来の形をぜひ現地で感じてみてください。

AMAMIMAMA - 放牧養豚

旅の終盤、奄美大島で出会ったのは、一切の妥協なく黒豚と向き合う熱い生産者でした。 放牧養豚、こだわりぬいた餌でどこまでもストレスフリーな環境にこだわり、手間ひまをかけて育てられた黒豚の品質と味には、職人としての確固たる自信と誇りが宿っています。 牧場主のあふれる笑顔と、温かく迎えてくれた心遣いは、今回の旅で最も忘れられない思い出となりました。 こだわり抜いた環境が生み出す極上の味わい、そして旅先での一期一会のドラマをぜひ映像でお楽しみください。 いつの日か、また彼と黒糖焼酎を酌み交わす日を夢見ながら。

(終わりに)彼が今回の旅で得たもの

こうして、イーサンの今回の日本での撮影旅は鹿児島を最後に幕を閉じた。 すべての作品の納品を終えた彼が最後にシェアしてくれたのは、旅のハイライトをまとめた映像ではなく、1つのショート動画だった。
撮影の様子を思い起こさせるものかと期待していた私に、彼が贈ってくれたものは、そんな映像美を遥かに超えて、同行した私の胸を熱くさせるものだった。

被写体となった職人たちだけでなく、支えてくれた協力者にまで、どこか無邪気な笑顔でサインを求めるイーサン。その裏で、彼はすべての人のサインの瞬間を、丁寧に自分の携帯に収めていた。 交わされた笑顔と、一人ひとりの痕跡が映像の中で美しく並んだとき、気づかされた。彼の今回のプロジェクトの真のテーマは、職人技を切り取るだけではなく、そこに生きる人々の「最高の笑顔」を記録することだったのだと。

旅の思い出とは、景色そのものではなく、そこにある温もりと繋がりのことなのだと教えられた気がする。 この美しい旅の結びに心からの敬意を表すとともに、彼がこれから描き出す新しい世界へ、静かなる期待を寄せたい。

鹿児島編コーディネーター 鹿児島県観光連盟 海外誘致部 Ken Komatsu

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