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沖永良部島

アドベンチャー感覚の洞窟探検が人気
奄美群島の南西部に位置する隆起サンゴ礁の島。年間平均気温が22度と温暖で、亜熱帯の花々が咲き誇り、エラブユリやスプレーギクなどの栽培も盛んな「花の島」。観光で注目を集めているのが、地底に広がる大小さまざまな鍾乳洞。鹿児島県の天然記念物に指定されている大規模な「昇竜洞」をはじめ200~300もあり、愛好家の間では「洞窟の聖地」と言われている。人気のケイビング(洞窟探検)では、自然が長い年月をかけて作り上げた神秘の世界が楽しめる。
2017年に奄美群島国立公園が誕生し、海岸沿いや、森林など豊かな自然はもちろん、集落の景観も公園区域に指定される。温かい島の人たちとの交流も、思い出深い旅となる一つの要素。いつでも「めんしょうり(いらっしゃいませ)」と優しく迎えてくれる。
【周囲】:沖永良部島55.8km

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■問い合わせ先
一般社団法人 おきのえらぶ島観光協会 TEL:0997-84-3540

景観

太古の謎を秘めた幻想の世界へ
島内に300はあるといわれる鍾乳洞の代表格が「昇竜洞」。一滴一滴の雫がつくり出す大自然の彫刻は東洋随一といわれる美しさで、鹿児島県の天然記念物に指定されている。鍾乳石や石筍(せきじゅん)には、形状の特徴から「横綱の化粧まわし」「クリスマスツリー」「金銀の瀧」「ダイヤの御殿」「銀のすだれ」など個性的な名称がつけられ、神秘の世界を醸し出している。一般公開されているのは全長3.5kmのうち600mのみ。また、大小多くの鍾乳洞がある沖永良部島は、洞窟探検「ケイビング」を楽しめる全国有数の人気スポット。暗闇の地底をヘッドランプの灯りを頼りに、時にはびしょ濡れになって、時には這いつくばって進んでいくと、その先には幻想的な地底の絶景が広がっている。

伝統・文化

「敬天愛人」の思想が生まれた地
和泊港の近くに西郷隆盛謫居(たっきょ)の地がある。1862年、島津久光公の怒りに触れて流罪となり、沖永良部島で1年6カ月の牢獄生活を強いられた。当時の牢屋が復元されているが、座禅を組む西郷さんのやせ細った姿が過酷な獄中生活を物語っている。そんな苦境の中で精神を鍛錬して完成させたといわれる思想が、かの有名な「敬天愛人」だ。近くには南洲神社が建立され、犬を連れた西郷隆盛の銅像もある。

歳時

ケイビング
いろんなタイプの鍾乳洞がある島ならではの洞窟探検が人気。ヘッドライトの明かりを頼りに、時に這いつくばりながら突き進むと地球の神秘ともいえる絶景に出合えます。ガイド付きなので初心者でも安心です。

(沖永良部島ケイビングガイド連盟)
TEL/0997-84-3335

(一般社団法人 沖永良部島ケイビング協会)
TEL/090-3815-8281

島に親しむ「島ある記」

島に親しむ「島ある記」-1

海水の恵みで心身ともにリラックス

「タラソおきのえらぶ」は、沖永良部島の海水を利用したタラソテラピー施設。タラソテラピーとは、海水や海藻など海の資源を活用して、人が本来持つ自然治癒力を高める自然療法のこと。リラックス効果の高い温度(33~36度)に設定された温海水プールや、温熱刺激が全身の代謝を促進する海藻パウダー使用のアルゴパックなど、五感を刺激する癒しのメニューがいろいろ。旅の途中、ちょっと疲れたなと思ったらぜひ寄ってみて。

■タラソおきのえらぶ TEL:0997-92-3002

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まだある!「沖永良部島」の楽しみ方

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