名勝 仙巌園
(めいしょう せんがんえん)
雄大な桜島を望む庭園が美しい島津家別邸
万治元年(1658)に島津家19代光久によって築かれた島津家の別邸です。雄大な桜島を築山、錦江湾を池に見立てたスケールの大きな庭園で、28代斉彬もこよなく愛し、篤姫など多くの人を魅了しました。
およそ1万5千坪の広大な庭園には、四季折々の花々が咲き誇り、大名家ならではの催しも魅力です。ガス灯の実験に使用された鶴灯籠や、全国でも珍しい猫を祭った猫神、江戸時代の正門である錫門(すずもん)など、見どころが満載です。
仙巌園が位置する磯エリア一帯は、平成27年(2015)に「明治日本の産業革命遺産」として世界文化遺産に登録されました。日本の近代化を推し進めた薩摩の人々のストーリーを感じることができます。
島津家800年の歴史を学べる博物館・尚古集成館や、見学可能な薩摩切子工場が隣接し、立ち寄りスポットとしてもおすすめです。
2024年10月に尚古集成館がリニューアルオープン(10月中旬まで一部工事箇所あり)。明るくなった室内で築150年以上の建物が間近でよく見えるようになります。
基本情報
住所 | 〒892-0871 鹿児島県鹿児島市吉野町9700-1 |
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電話番号 | 099-247-1551 |
営業日 | 通年 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
休日 | 3月第1日曜日(鹿児島マラソンの為休園) |
料金 | 【庭園・尚古集成館・御殿】 一般(15歳以上、中高生を除く)1,600円 小中学生・高校生 800円 |
交通アクセス | ・鹿児島中央駅からカゴシマシティビューで約50分「仙巌園前」下車 ・鹿児島中央駅から車で約20分 |
駐車場 | あり |
ホームページ | 仙巌園の魅力をもっと知るための特集記事「仙巌園と集成館」 仙巌園公式サイト 鹿児島市内の観光地循環バス「カゴシマシティビュー」 |
関連資料 | 仙巌園園内マップ |