奄美大島~加計呂麻島・請島・与路島~

LCC就航で身近になった神秘の島
東洋のガラパゴスとも称される、鹿児島の離島で最も大きな奄美大島。平成29年3月には、国内34カ所目として新たに「奄美群島国立公園」が誕生しました。四方をエメラルドグリーンのサンゴ礁に囲まれ、陸に上がれば亜熱帯植物の原始の森が広がるまさに神秘の楽園として、世界中の旅人から注目を集めています。
独自に唄い継がれる島唄をはじめ、鶏飯を代表とした島料理、奄美の島々でしか製造を許されていない黒糖焼酎、アマミノクロウサギなどこの地でしか生息できない動植物などなど、枚挙にいとまがありません。
さらに南西部には、町営フェリーや海上タクシーでしか行くことができない加計呂麻島、請島、与路島が点在。世界レベルの手つかずの自然風景が連続し、訪れる人を癒します。
【周囲】:奄美大島461km、加計呂麻島147.5km、請島24.8km、与路島18.4km

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■問い合わせ先
一般社団法人奄美群島観光物産協会 TEL:0997-58-4888
幻想的な森の癒しと感動のサンセット
差し込む陽光と辺り一面の緑が美しい「金作原(きんさくばる)原生林」(奄美市)。天然の亜熱帯広葉樹が多く残る貴重な森で、生きた化石といわれる巨大なヒカゲヘゴの群生に圧倒される。天然記念物のルリカケスやアマミノクロウサギなど固有種の動物も多く生息している。また、見事な夕景が見られる場所に加計呂麻島の西阿室(にしあむろ)集落がある。赤々とした太陽が東シナ海にゆっくり沈む荘厳な瞬間に、心が動かされずにはいられない。 
金作原原生林
金作原原生林
奄美大島の山々の中でも、天然の亜熱帯広葉樹が多数残っている金作原(きんさくばる)原生林。
西阿室の夕日(加計呂麻島)
西阿室の夕日(加計呂麻島)
夕日がきれいな加計呂麻島の中でも、特に美しい眺めを楽しめるスポット。
宮古崎(ササント)/奄美大島
岬全体が笹に覆われ眼下の海岸線は透明度の高い紺碧のサンゴ礁が広がります。大河ドラマ「西郷どん」のタイトルバックでも登場して一躍話題に。
土盛海岸(ともりかいがん)/奄美大島
奄美ブルーとも言われる美しいビーチ。
徳浜/加計呂麻島
ウミガメが産卵に来る海岸は、星の砂やサンゴや貝殻、シーグラスもいっぱいあります。映画「男はつらいよ」のロケ地としても有名。
サンゴの石垣/請島・与路島
国土交通省の次世代に引き継ぎたい島の景観として、島の宝100景の「涼を呼ぶサンゴの石垣」として選ばれています。
五穀豊穣を祈願する祭り
旧暦8月の初丙の日はアラセツ(新節)と呼ばれていて、龍郷町の秋名集落では伝統の稲作儀礼「秋名アラセツ行事」が行われている。山の中腹に築いたわらぶきの片屋根に男衆が乗り、唄いながら揺らし倒して豊作祈願する「ショチョガマ」と、秋名湾西岸にある“神平瀬”“女童(めらべ)平瀬”と呼ばれる2つの岩の上で儀式を行う「平瀬マンカイ」がある。どちらも国の重要無形民俗文化財指定で、「ショチョガマ」は男性のみ一般参加できる。
ショチョガマ
ショチョガマ
奄美大島龍郷町に400年以上前から伝わる集落行事で、国指定重要無形民俗文化財になっています。
平瀬マンカイ
平瀬マンカイ
 
ユーモラスな伝統芸能
加計呂麻島に伝わる「諸鈍(しょどん)シバヤ」は、旧暦9月9日に平資盛を祀る「大屯神社祭(おおちょんじんじゃまつり)」で披露されている、平家伝説に由来する民族芸能。源平の戦いに敗れ落ちた平資盛が、土地の人々と交流を深めるために伝えたのが始まりといわれている。大きな特徴は、シバヤ人衆(にんじょう)と呼ばれる集落住民が手づくりの紙のお面と陣笠風の笠をかぶり、囃子(はやし)や三線などの伴奏にのって狂言や人形劇を演じる。独特のユニークな踊りに笑いが起きることも。国の重要無形民俗文化財。

■お問い合わせ先
瀬戸内町教育委員会 TEL:0997-72-2905
奄美の自然に魅了された不遇の天才画家の世界
奄美パークの敷地内に併設された、3棟の高床式建物が印象的な「田中一村記念美術館」。常設展では幼少時代から奄美時代までの代表作約70点を常時展示している。

■田中一村記念美術館 TEL:0997-55-2635
元気の源はシマヌジュウリにあり
シマヌジュウリとは方言で、島の料理のこと。先人たちの知恵と食への深い敬意から生まれた奄美の伝統料理は、健康食として注目を集めている。シイタケや錦糸卵、島みかんなどいろいろな具で彩られたご飯に鶏のスープをかけて食べる「鶏飯(けいはん)」や、ゆでたソーメンとニラを炒めて醤油と塩で味付けしたシンプルな「油そうめん」などが代表的な郷土料理。各家庭で代々の味が継がれ、島の人たちの元気な毎日を支えている。
※画像はイメージです
鶏飯
鶏飯
 
油そうめん
油そうめん
 
南国ならではの素材が体にいい
ミキ
ミキ
米、砂糖、サツマイモなどの原料を発酵させた奄美の伝統的な飲み物「ミキ」。栄養価が高く消化もいいので、食欲不振や夏バテ防止にぴったり。甘酒のような味で冷やして飲むとさらにおいしい。
 
くび木のお茶
くび木のお茶
健康維持のために、奄美で古くから飲まれているクビ木(正式名称はツルグミ)を煎じたお茶は、カリウムや鉄分、ビタミンB1・B2などを含み、咳止めや関節痛などにも効果があるといわれている。
 

島に親しむ「島ある記」

島に親しむ「島ある記」

島の人の生活は島唄・三線とともにある

伝統的な民謡音楽・島唄。人が集えば誰かが唄いだし、輪になって踊りだすのがこの島の日常だ。その伴奏に欠かせないのが三線。沖縄のものとは違い、裏声を多用する奄美の島唄は音域が高めなことから細い弦が張られている。また、細い竹ひごでつまびき、弾き下ろした後に弾き上げる返し撥(ばち)という奏法で演奏するのも特徴。三線の販売店では弾き方のレッスンを受けられるところもあり、島人になるべく体験も悪くない。

■奄美三味線サンシンヤ
TEL:0997-53-7401

大和村国直集落~宮古崎バイクツアー
大和村国直集落~宮古崎バイクツアー
名瀬から車で約30分、国直集落は50世帯が暮らす小さなシマ(集落)。美しいビーチやフクギ並木のトンネルを散策したあとは、奄美十景の一つ国定公園宮古崎(写真上)を目指すバイクツアーへ。
(NPO法人TAMASU)
TEL/0997-57-2828
 
フクギ並木/奄美大島
フクギ並木/奄美大島
漢字では福木とも書くパワースポット
 
泥染め体験/奄美大島(龍郷町)
泥染め体験/奄美大島(龍郷町)
奄美大島を生産地とする本場奄美大島紬は、「泥染め」という手法で絹糸を染め、手織りでつくられる日本の伝統的工芸品です。「泥染め」の工房が集まる奄美大島の北部・龍郷(たつごう)町は代表柄の龍郷柄発祥の地とも呼ばれています。
(有限会社金井工芸)
TEL/0997-62-3428
 
島唄
島唄
暮らしの中にある奄美の島唄。
 
マングローブ原生林/奄美大島
マングローブ原生林/奄美大島
奄美市住用町の河口域には、亜熱帯地特有の植物群・マングローブ原生林が71ヘクタール以上も広がっている。その規模は沖縄の西表島に次いで国内2番目。生い茂る樹木や珍しい生物を間近で見て回れるカヌー体験もできる。

photo ©別府 亮
八月踊り/奄美大島
八月踊り/奄美大島
奄美では旧暦の8月を新年と捉える暦があり、数々の行事が行われる際に「八月踊り」が披露される。チジン(太鼓)の軽快なリズムに合わせて唄い、額に汗して笑顔で踊る姿にシマンチュ(島人)パワーを感じる。

画像提供:(一社)あまみ大島観光物産連盟
 
ウケユリ/請島
ウケユリ/請島
請島では5月下旬から6月初旬に山の中腹でウケユリの開花が見られる。大輪で高貴な香りを放つササユリの変種で、絶滅が危惧されることから幻の花といわれている。奄美地方の固有種で、請島が最大の自生地。

※ウケユリの見学(大山入山)は瀬戸内町教育委員会への申請・「みのり会」の許可・同行が必要です。
TEL:0997-72-2905
画像提供:瀬戸内町
 
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