今から千二百余年前の奈良時代、道鏡に都を追われた和気清麻呂は、再び都に呼び戻されるまでの日々をこの周辺で過ごしたと伝えられています。その和気清麻呂を祭った神社で交通安全、学問、建築の神として御利益があるといわれています。近くに清麻呂が入ったといわれる温泉「和気の湯」があり、浴後、腰掛けられたという腰掛石も残っています。また、坂本龍馬夫妻が新婚旅行でこの地を訪れたことを記念する碑があります。
南大隅町の根占地区を流れる雄川上流にある落差46m、幅60mの滝です。駐車場から滝つぼまでは、約1,200mの遊歩道があり、渓流の音に癒されながら自然と一体になれる癒しのスポットです。勾配のある遊歩道ですので、トレッキングができるような服装をおすすめします。また、滝つぼでの遊泳はできません。※来訪時期によっては、立ち入ることができないこともあります。詳細は南大隅町観光課へお問い合わせください。 降雨状況では遊歩道が冠水し、立ち入りを禁止する場合があります。お越しの際は十分ご注意ください。※南大隅町ホームページにて最新情報が確認できます
北緯31度線上に位置する本土最南端の岬。 南端の断崖から50m沖の大輪島に日本最古の灯台の1つ「佐多岬灯台」。この灯台はイギリス人の設計で明治4年完成後、昭和20年の空襲で焼失。昭和25年復旧し現在にいたります。また 霧島錦江湾国立公園に含まれ、天気が良ければ屋久島や種子島を望むこともできます。北緯31度線モニュメントは高さ4.7m、幅5m、奥行き3m。正面には、「31°LINE SATA」「本土最南端 佐多岬」の文字と北緯31度線が引かれている世界地図が刻まれています。佐多岬にある「御崎神社」は縁結びの神様として人気があります。
ガラスの鳥居とトンネルのように連なる木の鳥居がある鹿屋の新たなスポットです。鹿屋市役所の西300mほどのところにあります。鳥居がガラスで出来ているところが魅力です。
蒲生八幡神社境内にそびえ立つ大楠は、樹齢約1,500年、根周り33.5メートル、目通り幹囲24.22メートル、高さ約30メートルと日本で一番大きな楠です。環境庁が昭和63年に実施した巨樹・巨木林調査で、正真正銘日本一に認定されています。 蒲生八幡神社が建立された1123年にすでに大木であったことから考えても、樹齢千年を超える堂々たる老木です。樹根部分には、大きな空洞があり、下から見上げる壮大さと、地にどっしりと根をはった力強さは、神秘的で不思議な感覚を抱かせてくれます。毎年11月第3日曜日には秋まつりが開催され、太鼓演奏の音が周囲に響きわたります。
鹿児島(鶴丸)城は、慶長6年(1601)頃に、のちに島津家第18代当主・初代藩主となる家久が建設に着手した島津氏の居城です。居館(現:県歴史資料センター黎明館・鹿児島市城山町)の正面中央には、御楼門がありましたが、明治6年(1873)の火災で焼失しました。御楼門の高さ、幅はともにおよそ20mと国内最大の城門です。梅雨時期から、堀がハスの花の見頃となります。
屋久島の森では、標高500メートルを超えると杉林が見られ、さまざまな樹木との混交林を形成しています。日本固有の植物といわれる杉のなかでも、島では樹齢千年以上の高齢杉を屋久杉と呼び、数百年の若木は小杉と称しています。縄文杉は、確認されている屋久杉の中でも最大級の老大木として有名です。その樹齢は2,000年あまりから7,200年まで諸説紛々です。その表面の激しい凹凸には、屋久島の厳しい自然を生き抜いてきた証が刻まれているようで、見る者を圧倒します。登山者の踏圧によって根が傷むのを防ぐため、現在は間近に展望デッキができています。(新・日本の銘木百選)[屋久島を訪れる方へお願い]※屋久島山岳部保全利用協議会の公式サイトをご覧ください【車両乗り入れ規制についてのお問い合わせ先】屋久島山岳部保全利用協議会専用TEL&FAX:0997-46-3317
城山は市街地の中心部に位置する標高107mの小高い山で、クスの大木やシダ・サンゴ樹など約600種の温帯・亜熱帯性植物が自生する自然の宝庫です。遊歩道での散策も楽しめ、市民の憩いの場ともなっています。展望台からは桜島をはじめ錦江湾や鹿児島市街地を一望できます。また、夜景が美しいことでも有名です。城山は西南戦争の最後の激戦地となったため、西郷洞窟や西郷終焉の地など、西南戦争にまつわる史跡が多く存在します。 昭和6年に国の天然記念物及び史跡の指定を受けました。 (県推奨森林浴の森70選:野鳥・植物観察コース)
霧島山系の湧き水が侵食し、数千年の長い年月をかけて作られたといわれる洞穴は、横14.6m、高さ最大6.4mあり全長209.5mまで探検隊の調査により確認されています。近年はパワースポットとして注目を集めています。 毎年4月8日のお釈迦様の誕生日に近い日曜日に「溝ノ口岩穴祭り」が開催されています。昭和30年に県の天然記念物に指定。
閑寂な老杉の濃い緑に包まれた参道・境内を抜けると、格調高い朱塗りの社殿の荘厳かつ豪華絢爛な姿があらわれます。建国神話の主人公である瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)を祀った霧島神宮は、創建が6世紀と古い歴史を誇る神社です。最初は高千穂峰と火常峰(御鉢)の間にある背門丘に建てられたといわれていますが、霧島山の噴火による消失と再建を繰り返し、500年以上前に現在の場所に移されました。現在の社殿は島津氏第21代当主(第4代薩摩藩主)島津吉貴が、1715年に建立・寄進したものです。年間100以上の祭儀が行われ、中でも元旦と2月11日に本殿で奉納される九面太鼓は、勇壮な郷土芸能として県内外から注目を集めています。この近辺には霧島の七不思議や古宮址などもあります。桜の時期には薄桃の花が、紅葉の時期には紅葉の赤と鳥居の朱がよく映えます。
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